最近特に話題にあがっているアスベスト・・私も建築関係に携わっている身ですので非常に心配です。今日のニューストピックスにも、大阪駅のホームの屋根に剥き出しになったアスベストの写真が掲載されていました。そして、報道にもあるように、昭和50年以前の建物がその役割を終えようとしている時期に差し掛かっています。
問題になっている「吹き付けアスベスト」・・建物関係では主に鉄骨造の建物の耐火被覆として使用された部分になります。
また、アスベスト自体はオフィスビルで多用されているPタイル、長尺シートなどのビニール系床材、工場や住宅のスレート系やカラーベスト系の屋根材、ケイカル板などボード類、左官材等々実に多くの建材に混入されています。
幸いといいますか、今のところ吹き付けアスベストが使われた建物の解体などを手がけた事は無いのですが、いざそのような場面に直面した場合、果たして本当に適切な処理が出来るのかどうか不安になってしまいます。と言いますのは、アスベストは髪の毛の5000分の1程の細さで、放射能と同様、言わば「目に見えない驚異」だからです。マニュアルに沿ってどんなに適切に処理したと思っていても、なにせ「見えない物」なので確認するのが非常に困難な場合が予想されるからです。
既に処理方法などは確立されてはいますが、今後は国が重い腰をあげて、なお一層、適切に処理出来るような技術改革・研究を推し進めると共に、メーカーの権力に負けることなく、適切な規制をしいてもらえればなと切に願います。

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