クリスマスコンサートが終わった。
昨日ようやく、使用したテーブルクロスや、客人のシーツなどを洗濯し終えた。
まだ20日に、息子の出身高での芸術鑑賞会で、息子のグループと主人達のトリオの演奏があるのでその準備もあるが、それは私の負担が少ないのでなんとかなる。
これで全力で、2月のドラムソロ・コンサートの準備にかかることができる。
主人のクリスマスコンサートでのドラムソロは、この一年余りの練習の結果が出た。
軽く流れるような、だがすさまじいスピードで動くスティック。
軽く打っているようなのに、打ち出される音はとても力強く、一つ一つがはっきりとしていて、それでいて全くうるさくない。
スネアドラムから繰り出される連打は、ピアニシモなのに音の粒が一つ一つすべてはっきりと、真珠の球のようにきらめく。
ベースドラムは地鳴りのように、会場を観客の心臓を揺らし、シンバルが張り詰めた空気を引き裂く。
連打連打連打連打、永遠に続くかと思われるような連打。
どこから音が出ているのかと思ってしまうほどの、圧倒的な数の音。
明らかに去年とは違う!これは常連の皆が言っていたことだった。
最初はすぐ近くで聞いていたのだが、ベースドラムが思ったほど聞こえないので、ぐるりと回って正面に移動して聞く。案の定、やはり近くでは鳴っておらず、正面に回るとちゃんと聞こえた。
だが何か違う。
主人がドラムを叩いている姿と、響いている音が釣り合わないように見える。もちろんすごいことはすごいのだが、その姿からはもっと音がして良いように思えるのだ。
なんだか、主人自身が自分の出している音に、閉じ込められているような、彼が出した音がここにに満ちすぎて響かず、音が塞がれてしまったような感じがする。
ふと気づいた。
そう!今の主人のドラムには、ここはもう小さすぎるのだ!
うちは天井は12,5メートル、床面積は100坪だ。決して狭くは無い。
だが、彼のドラムにはもう狭すぎる。
そうすでに、500人キャパの会場がふさわしいドラムになってしまっているのだ。
後で彼に聞けば、500人の会場を想定して打っていたという。
もうすでにメジャーの音なのだ。
あと二ヶ月、彼のドラムはもっと進化する。
二度とやらないかもしれない、このドラムソロ。
見逃したら、一生の不覚、末代までの悔恨、未練、自暴自棄です。
ぜひ、この平成の事件を体験してください。
見に行く聞きに行くのではなく、
“あなたがこの場で、日野晃と観客とともに、この今を体験する”それが「ラ・フェスタ134」なのだから。

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