明日は、神戸の新長田で行われていたワークショップのショウケースの本番です。
一昨日はオーディションでした。
今回は受講者も少なく、オーディションを受ける人もわずかでした。
一人を除き、顔見知りのメンバーとうちの生徒さんばかり(泣)。
やはり、落ちた人は泣いて、、、何度やってもオーディション後は辛いです。
仕方の無いことなのですが。
しかし受かった人は受かった人で、落ちた人の涙を背負って、その人達の分まで精一杯良い舞台にする責任を背負うのです。
不思議なもので、今回ワークショップにヤニスが参加しているだけで「全て」が変わりました。
ヤニスのダンサーとしての能力の高さは、長年フォーサイスカンパニーにいたことだけで証明されています。
今回彼は、これからの人生を変える為に「日野の武道が自分には必要なのだ」と考え、全ての行動を共にし学ぶ為にやってきました。
簡単に言えば、今まで培ってきたダンサーとしての自分をぶっ潰す為に、やってきたのです。
ワークショップのメンバーの中で、誰よりも熱心で、誰よりも数をこなし、誰よりも集中しています。
だから吸収も理解も抜群に早い。
彼が最も注意しているのは、「嘘の動きをしないこと」。
丁寧に身体を動かし、確認し、何度も繰り返し、日野を見てまた確認し、それをなぞる。
そのヤニスに比べると、他の受講者は自分の身体に対して粗雑で、何より自分に対して不真面目な人が多いです。言い訳ばかりを積み重ねている。それが一体誰の何の易になるというのでしょうか?
そのヤニスのパートナーとして驚くばかりの成長をしたのが、Sさんです。
初日からその変化は表れはじめ、二日目にはもうすっかり彼は変わってしまっていました。
ヤニスは初日から「Sはすばらしい」と言っていましたが、その変化には彼も驚くほどです。
今は、顔つきも身体もその動きも、まったくの別人です。
二人のデュオは、見ているこちらが堪らず動き出したくなるような、思わず笑顔が出てしまうような、元気と勇気と生きる力が湧き出してくる、そんなデュオです。
そんなヤニスとワークショップを一緒に受け、そしてステージにも一緒に立てる。今回ショウケースに出られる人たちは、ある意味本当にラッキーです。
そしてその貴重なチャンスを、どう自分の血肉と出来るのか?
あるいは、その大きな荷を背負うのか背負わないのか。
と言うわけで(笑)、明日の本番がとても楽しみですし、ある意味恐ろしくもあります。
こんな本番は初めてです。
お近くの方は、是非いらしてください。
観ないと一生損をします。
そんなステージです。

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