対戦とっかえぱずるだま
発売年:1996
開発/発売元:コナミ
CPU構成:68EC020 24.000000MHz
音源ステレオ:2x054539 48.000kHz
画像解像度:288×224(H)60.000000Hz
色数:8192
コントローラ:4方向レバー+2ボタン
ジャンル:パズル
1996年にオリジナルであるアーケード版がリリースされた。しかし、その独特のゲームシステムがプレイヤーに理解されにくかったことと、業界では既にパズルゲームのブームが終焉を迎えていたことによりプレイ人口は少なく、先発である同社コナミの『対戦ぱずるだま』シリーズに比べるとややマイナーな存在となっている。
その影響もあって、同作品をコンシューマ向けに単独移植した商品は発売されていない。『ときめきメモリアル対戦とっかえだま』のようにプレイヤーキャラクターを総入れ替えした上での移植例や、『進め!対戦ぱずるだま 闘魂!まるたま町』のように一部のキャラクターがゲスト出演した例はあるものの、アーケード版そのままの完全移植がされたという例はこれまでに一度もない。
このような経緯を辿った作品ではあったが、そのゲームシステムは先に挙げたときメモ版や、後に同社がリリースしたキャラクターゲームに内包されているミニゲーム(後述)などに受け継がれている。
対戦とっかえだま
1996年リリース、アーケード
同シリーズのオリジナルに当たる作品。本稿ではこの作品を中心に記述する。
ときめきメモリアル対戦とっかえだま
1997年6月19日発売、プレイステーション / 1997年8月7日発売、セガサターン
とっかえだま唯一のコンシューマ向け単独移植作品であるが、キャラクターは全て『ときめきメモリアル』の登場人物に差し替えられている。
進め!対戦ぱずるだま 闘魂!まるたま町
1998年3月26日発売、NINTENDO64
アーケード版『進め!対戦ぱずるだま』とアーケード版『対戦とっかえだま』からそれぞれ一部のキャラクターが登場するオムニバス型作品。ゲームプレイの際に両作品のいずれのルールを取るかを選択することができ、全キャラクターともにそれぞれのルールに対応したこうげきだまパターンが用意されている。ただし、そのパターンは元の作品のものとは異なっている。『対戦とっかえだま』からはウパ太、ドップリー博士、ドキドキ☆バニラ、シン with クリスタルマイトの4人が参戦している。
みんなの王子様 〜THE PRINCE OF EVERYONE〜
2003年12月4日発売、ゲームボーイアドバンス
同作品に内包されているミニゲーム『校内ランキングテニス球』がとっかえだま形式で展開されている。
アニマル横町 〜どき☆どき進級試験! の巻〜
2006年5月18日発売、ゲームボーイアドバンス
同作品に内包されているミニゲーム『とっかえだま / くっつけばこ』がとっかえだま形式で展開されている。
基本ルール
同作品は『対戦ぱずるだま』シリーズと同様に、対人・対CPUプレイに特化したルールが制定されている。
画面はプレイヤーのフィールドと対戦相手のフィールドに分かれている。ゲームスタート後、プレイヤーは各自陣にてフィールドの最下段から徐々にせり上がってくる2種類×5色の「おおだま」「こだま」を任意に並べ替えて消去し、対戦相手を追い詰めるのに用いる「こうげきだま」をストックさせていく。最下段に控えているたまは、ボタン入力をすることによって自発的にせり上げることもできる。たまを並べ替えるには、翼を持ったリング状のカーソル「はねだま」を使用する。たまを消した際に連鎖が成立しているとその連鎖数に応じてこうげきだまがストックされていき、その後こだまとして対戦相手のフィールドに降り注ぐ(フィールドの最下段からせり上げるパターンのキャラクターもいる)。これを利用して対戦相手を追い詰めていくのである。フィールド内が全てたまで埋まってしまった側が負けとなる。
同作品は、削除対象物でもあり攻撃手段でもあるたまを自由に並べ替えることができるので、前述した『対戦ぱずるだま』シリーズなどに比べて意図的に大連鎖が組み易くなっているのが特徴である。
アーケード版オリジナルの機能
プレイヤーはゲームスタート時に、使用するキャラクターの選択とCPU戦の難易度の設定が行える。難易度は「梅」「竹」「松」の3種類が用意されている。難易度「竹」あるいは「松」で最終ステージをクリアすると、キャラクターごとに用意されたエンディングを見ることができる。
ゲームオーバー後には、プレイヤーがプレイ中に達成した得点の他に各ステージをクリアするのに要した時間、ゲーム中に達成した最大連鎖数、同じくゲーム中に達成した最大同時消し数それぞれに対応したボーナス得点が加算され、最終スコアが算出される。そして、最終スコアと最大連鎖数のうちいずれかが上位にランクインしている場合にはスコアネームを入力する画面へと移行する。スコアネームの入力後にはデモ画面にてそれらの記録が表示されるようになる。
アーケード版の登場人物
本作アーケード版は学園を舞台にしており、学園内の関係者たちがプレイヤーキャラクターとなって対戦を繰り広げる。
●ウパ太
声 - 折笠愛
水族館から脱走し、学園内の池に棲み着いたウーパールーパー。なぜか拳法をマスターしている。連鎖が進むとその奥義を次々と披露し、最後には激しくスピンする。なお、対戦の最中に時々彼の前を通過していくのは友達のまんぼうである。
●ドップリー博士
声 - 堀内賢雄
危険な薬を開発している学園のマッドサイエンティストで、長髪でメガネをかけている。年齢は32歳(『進め!対戦ぱずるだま 闘魂!まるたま町』で判明)。自分の体で人体実験をしており、連鎖が進むと実験薬を飲んで「あっちの世界」に行ってしまう。
●ドキドキ☆バニラ
声 - 林原めぐみ
甘いものが大好きな魔法少女。年齢は11歳(『進め!対戦ぱずるだま 闘魂!まるたま町』で判明)。連鎖が進むと魔法を使い、ナース、婦人警官、アイドル、人魚、カメラマンなど様々な姿に変身する。連鎖中に唱える変身の呪文は、カスタードプディングやケーキなど全て洋菓子の名前によって構成されている。
●三条塚 あやめ
声 - 折笠愛
学園長の秘書を務めるセクシーな美女。ボールペンと思しき筆記具を手にしている。連鎖が進むと胸元を露にしながら喘ぎ始める。また、対戦相手の攻撃によってこだまが大量に降って時(もしくはせり上がってきた時)にも胸元を露にする。
●レッドハイヒール山口
声 - 子安武人
学園の守衛室に常駐している警備員。スキンヘッドで筋肉隆々とした逞しい男性だが、オカマ言葉を使う。その職務とは裏腹に、上半身裸でいる姿しか描かれていない。熊のぬいぐるみを抱いている姿と、両胸に貼られた星型のシールが印象的。
●シン with クリスタルマイト
声 - 子安武人(シンの声)
学園内の野外ステージでライブをしているヴィジュアル系ロックバンドのメンバーたちで、ヴォーカルを務めるシンはバニラの兄である。連鎖が進むと彼らがステージ上で行うライブは派手になっていき、大連鎖の終了後には盛大な花火で締め括る。
●ひろし & ひとみ
声 - 岩永哲哉、栗林みえ
もはや学園の全生徒も認める仲のラヴラヴカップル(原文まま)。ともに年齢は不明だが、既に将来を誓い合っている。常に自分たちの世界にどっぷりと浸かっており、連鎖が進むたびにその熱愛ぶりを対戦相手に見せ付ける。
●柳名取 三郎
声 - 堀内賢雄
学園内の講堂にいる自称教授の中年男性。CPU戦では第一のボスキャラクターとして登場する。対戦相手に向かって厳しく生徒指導をし、さらに連鎖が進むと突然自前のカンカン風衣装に着替えて踊り始める。負けると行きつけと思しき屋台でやけ酒に溺れる。
●白河 りか
声 - 天野由梨
学園長の娘で、英文2年に在籍中の女子大生。CPU戦では第二のボスキャラクターとして登場する。自分に貢いでくれる相手を探しているらしく、連鎖が進むと対戦相手におねだりを始める。勝つとあっさり「バイバーイ」。
●白河 イースター三世
声 - 不詳
CPU戦では最終ボスキャラクターとして登場する学園長。娘のりかとは対照的に平安時代の貴族のような言葉遣いで、一人称は「麿」。イースター島のモアイ像のような顔をしており、その容姿はとても人間とは思えない。非常に複雑なこうげきだまパターンを持つ。

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