2005/1/7
ある文を理解するためには、まず音素を聞き取り、音素をもとに文の形態素と句を構成し、さらに文から命題を抽出します。逆に、文を算出するためには、これと逆方向の処理をします。命題的思考を句と形態素からなる文に翻訳し、これらの形態素を音素にうつしていきます。
→ → → 文の理解 → → →
音素(音) 形態素(語・接頭辞・接尾辞) 文単位(句・文)
← ← ← 文の算出 ← ← ←
ただし、この分析では文を理解したり算出する過程をやや単純化しすぎています。というのも、『文脈』を考慮していないのからです。文脈は予測可能性というべきものを高めていく働きがあります。これによって、2・3単語を聞いただけで、文全体の意味をとり、その命題についての推論から予測しようとするのです。

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