というわけで遂行しました。ものすごーーーーく疲れましたので、
後学のために記録に残しておきます。
(たぶん結構いそうな気もしますが)換装作業の参考になれば幸いです。
・対象
iBookG4 800MHz Combo
・今回の換装
HDD 30G(東芝)→HDD 40G(やっぱり東芝、ただし5400rpm)
大抵の2.5インチ9mmHDDならば入ると思いますが、念のため既存のもの
と同じメーカーか、ネット等で実績のあるものを選択しましょう
・所要時間(再インストールは別)
初めての場合→最低3〜4時間
2度目以降の場合→1時間以内
(かなり面倒な作業であることは事実ですが、慣れれば素早くできます、
なぜ二通りの時間を示したかは後述を参照)
・準備と心構え
(1)自分の頭の中に「iBookの分解は大変で慎重に行う必要がある」という
ことをきっちりと植え付ける
(2)「分解によって、保険がきかなくなったり、傷がついたりすることが
ある」ということを理解した上で、覚悟を決める
(3)
他の環境(特にWindowsマシン)のHDDを流用する場合は、前もって必ずまっさら(できれば完全なる初期化)
にしておくこと!(こうしないと認識してくれない)
(4)できるならば、ネット上のリソースなどがすぐに見れるようにする
・部品と道具
(1)HDD(必ず装着できるかを確認する)
(2)精密ドライバー(+#1, +#0など)
(3)
トルクスドライバー(T8)
(4)大きめのマイナスドライバーか、ちょっと堅めのヘラ
(5)ネジを整理できる容器または滑りにくい紙
(6)少々の時間と落ち着いた環境
・池田が参考にしたところ
iBook (white) disk upgrade pages
(ただし、iBookG4の場合は多少異なるので注意)
・手順
作業の流れとしては次のようになります。
Part1: 裏面ケースの取り外し
Part2: 裏面のシールドの確認(必要によって取り外し)
Part3: キーボード&増設メモリの取り外し、表面ケースの取り外し
Part4: HDDマウントの取り外し&換装
Part5: 逆順で元に戻す
Part6: 起動確認
このうち、ケースの取り外しがかなり面倒です。やりかたを間違える
とケースにひびが入ったり、折れたりします。特にiBookでは、コスト
ダウンのせいか、ケースについては爪で止めている部分が多いので
かなりとりにくいです。
あと、HDDにたどり着くまでに取り扱うネジの本数が異常に多い
(44本)ので、取り外したネジをなくさないように気をつけてください。
・Part1: 裏面ケースのとりはずし
まずは、バッテリーを取り外し、バッテリー部以外の3隅にあるフット
キャップを取り外します(マイナスドライバーなどで)。そして、その
中にあるネジを取り外し、マウント金具ごと外します。
次に、中央および上部二つのトルクスネジ(T8)を外します。結構堅い
ので、ネジがバカにならないように気をつけてください。
さらに、バッテリーコネクタ部の脇にある二つのネジを取り外し、
周囲部の二つのフレームについているネジを取ります。
ここまででネジは8本。
そしてここからが問題のケースの分離ですが、まずは、周囲を適当に
押したり引いたりして隙間を作ります。そして、その隙間かにヘラ
かマイナスドライバーを指し、ゆっくりやさしく丁寧に徐々に隙間を
広げます。見てみると、爪があるのがわかるので、その部分は押すなど
して取ります。なお、周囲以外にもバッテリー部にも1つだけ爪が
ありますので注意してください。
なお、ヘラやマイナスドライバーの状態にもよりますが、ここで乱雑
に扱うと、傷が結構付きます。また、少々力加減も必要なので、
この時点で「ダメだ!」と思ったら、ここまでであきらめるのも
よい選択だと思います。壊れてからでは元も甲もありません。撤退の
の美学も必要です。
うまく分離すると、シールドにつつまれたロジックボードが現れ
ます。
・Part2: 裏面シールドの確認
参考URLでは、このシールドも外すようになってますが、HDDの換装
では、これをはずす必要はありません。
これを外すためには、左側二つ、右側二つのネジを取り外します。
なおその際、左下部には、HDDとのコネクトがありますので注意して
ください(テープで貼り付けてありますが、簡単にはずれます)
なお、外すとこんな感じです。
・Part3: 増設メモリ、キーボード、上部カバー取り外し
次に、ディプレイを空けて、さらに、キーボードの部分を空け、
増設メモリを取り外します。もちろん AirMacがある場合はそれも外し
ます。メモリソケットの横にキーボードのコネクタがありますので
それを引き抜いてキーボードも外します。
そして、その周辺にある小さなネジを片っ端から外していきます。
AirMacと増設メモリとの境目のフタに4つ
キーボード左側〜中央付近に4つ
右側のドライブの端に3つ
最後に上中央の一見単なる鉄のようなもの、これ実は磁石になっていて
これをとるとネジが現れますのでこれも取ります(1つ)
これで、上部のカバーが取り外せます。要領はPart1と同じですが、
いくつか気をつけないといけないこともあります。
(1)上部カバーには、トラックバッド関係のケーブルと、電源ボタン
のケーブル、が出ています。これらのコネクタは、中央と左側に
ありますので注意してください。ただしトラックパッドについては、
簡単にはずれます。
(2)右上のACアダプターの端子の部分は、カバーをくぐらせている状態に
なっています。おそらくここが一番最後に取り外す部分だと思います。
こんな感じで立てながらはずしていくとやりやすいと思います。
・Part4: HDD取り外し&換装
ここまで来てようやくHDDを拝めるようになります。
あとは、HDDまわりを取り外して、HDDについているトルクスネジの
マウント金具を取り外し、新しいHDDに付け替えます。
取り外したネジ類を整理して配置すると、次のようになります。
・Part5: 元に戻す。
あとは今までの逆順でネジやカバーを取り付けていけばいいのですが、
ここで焦ると、ケースを割ってしまうおそれがあるので、十分慎重に
作業してください。
なお、注意する点としては、Part3での上部カバーにあるコネクタを
取り付けることを忘れないでください。忘れると当然もう一度分解
というしゃれにならないことが発生します。
これで、最後の1つのネジがなくなり、完全に元に戻った時点で
完成です。もちろん、ネジは過不足なく戻すのが基本ですが、小さな
ネジの一つや二つなくてもそんなに問題はない(と思う)ので、あまり
気を詰めすぎないようにしてください。
・Part6: 起動確認
OSXのインストールにて、きちんとHDDが認識されていることを確認
してください。
なお、もう一度繰り返して書きますが、
他の環境のHDDを使い回す場合は前もって
HDDを初期化することを忘れないでください!
池田はこれを忘れて、もう一度分解し直す羽目になりました(故に
すごーーく疲れた)。
・最後に
基本的に分解作業は自己責任です。責任が持てない場合、腕に自信が
ない場合、少しでも傷が付けたくない場合などは、あきらめて他の手段
を考えましょう。
特に、カバーを外す際はどうしても小さな傷ができます。
あと、これももう一度書きます。
分解するといかなる保証も効かなくなるので、そのあたりは絶対に覚悟して、あくまで自己責任で作業を進めてください。
見てわかるとおり、iBookは、熱がこもりやすい機構になっていて、
回転数の速いHDDだと、使っているうちに左手のレスト部分が多少暑く
なります。これが及ぼす影響はわかりませんが、正直、7200rpmの
HDDは無謀だと思います。HDD選定についてはこのあたりを十分検討
してください。
…なんか、1つのWebページにまとめた方がいい内容な感じですが、
ご質問とかあれば、コメントなどにどうぞ。

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