うーん、どうしようか迷っていたが、書きます。
多くの人は、もう、そうなんだろうけれど、驚かないですよね。またしばらくしたらどこかで起こるのだろう、と思う。不安です。
昔からあったものだけれど、確かにここ10年らいは多くなったのだろう、と感じる。
原因と対策、ということで議論されているのだが、重要なのは、
「原因は複数あるということ、その一つでも欠けていればおきなかった事件だ」
ということです。
直接的にはまずあのナイフ。あんなナイフ他をまとめて購入できるのはおかしいように思う。
1−あのナイフでなければ、被害者数はある程度は少なかったと思う。だからその販売禁止もうなづける。
2−だが、包丁でも似たようなことは十分できる。包丁を買うときには身分証明が必要を原則とする、ぐらいにしていいんじゃないかなぁ、と前から思っているのですが。
次には、派遣労働法
3−人によってはそんな立場の人は多くいるのだから云々、で済ませる人がいるけれど、この不安定雇用が一つのきっかけになっているのは明白です。無差別殺人までいかずとも多くの事件や悲劇が不安定雇用の場で起こっているも事実です。単純労働で派遣ができるというのは、まったく企業側の理由だけでありおかしいのではないかなぁと思う。ようやく日雇い派遣の禁止ができそうだが、実に酷いものです。
次に、家庭のことです
4−いくつかの話を聞いていると、確かに親の育て方がおかしいところがあったように思います。珍し過ぎる、と。だが、類似の家庭は100に一つか200に一つか分からないが、在るはず。ここだけのこととしたいが、そうでもないですよね。
1995年のオウム事件が唯一、貢献したことといえば「勉強だけできたって、良い学校に、よい会社に入れるように勉強だけさせたって何の意味もない。副作用こそが心配」と世の中の親らに知らせたことだと思う。
今回の本人が12歳くらいのことだったと思うけれど、もう遅すぎたのかな。親は、オウム事件なんて所詮人ごとだと思っていたのだろう、と。
親からは絶対的に愛されている、という感覚がないままに育ったのだろう。改めて親らは知るべし、と。
次に、個人のことです。
5−なんか指摘されていないのだが、この本人は男女関係というものを持ったことがあるのかなぁ、と思う。男にとって思春期以降、自分の欲望をいかにコントロールするかは大変重要なポイントです。そんなことを思う。
端的な話、やたら性的にフリーになっている若者もいれば、その機会がなく、かといって風俗の類に先輩とかが連れて行くということもない時代だと思う。まあその場で更に厭な思いをしているならば尚更だよなぁとなってしまうが、その点がどうだったのか、情報がない。
6−既に小学生時代から切れやすいところがあったとのことだが、こだわりの傾向などもあったのだろうか、そのあたりの発達してきた経過・状態が分からない。
最後に社会のことです
7−テレビでは、誰も指摘していないようなのだが、宗教の力が弱くなっているんだなぁと思う。地域社会が崩壊している中で、若者に受けているのは宗教。
この人も、どこかできればまともな宗教にはまっていれば、色々な事件は起こしたかもしれないが、こんな無差別殺人の形ではなかったはずだよなぁ、とも思う。
おそらく携帯ネットで実に色々なサイトも見ていたはず。「助けてくれ!」と心の中で叫びながらね。
オウム集団に興味をもっていた若者一人とオフ会で一回会い、メールや掲示板での話しを長く続けていたのに、そこまでの危険性に気づかず、対応不十分なままに、小学校の校庭に潜んで殺人の機会をうかがい、結局2000年3月14日、路上で赤の他人を殺したという殺人を止められなかった私が、述べました。