音楽ソフト(楽譜・録音・映像)は、縮小産業です。特に録音・映像は、配信やレンタルで、中間媒体としてのCD・DVD(レコード、カセット、ビデオテープは過去の話です)は、減少傾向で、物は売れない時代です。販売数は最盛期の20%くらいになりました。
カメラがデジカメの普及でデータだけの移動で済むようになったのと同様に、楽譜もデータの移動だけで必要なパートのみのプリントアウトで済む時代です。
しかも転調やパートの入れ替えも可能な時代です。現在、コンポーザーやアレンジャーが、自身のHPで直販が多くなりました。吹奏楽や管楽アンサンブルは、特に多い。上手とは言えない演奏ながら参考音源つきです。これをインターネットで行いますから、印刷や流通コストがかからない分価格も安い。
少子化で、吹奏楽への人材供給も少なくなっています。将来を担う生徒の育成に頑張ってください。この先先細りになる可能性は大きい。音楽センスは若い人の方があり、先生の来る前に生徒が振ってるときは、流行のリズムの乗りは良い。それが年配の先生や指導者の方に変わった途端に、生徒もまごつき乗り切れない。
吹奏楽など音楽関係だけが、学校活動で指揮台には大人が載っている。当然ながら、スポーツでは監督はゲームには出ません。野球で投手が打たれたからといった、リリーフに監督やコーチは出ません。練習段階でやるべきことをすませ、後のゲームは生徒の自主性任せ。コンクール関係する大人は、スポーツでいえば監督もプレーヤーもアンパイアも、同時にしてる。その中で、冷静で中庸な判断ができるとは思えない。指揮も生徒が行う時代になっていると思うのですが?

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