セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」展  渋谷区立松濤美術館The Shoto useum of Art

渋谷区立松濤美術館

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で開催中の

セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」展に行った。

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陶磁器でたどる日本のモダン

Ceramics Japan:Tracing Japanese Modern through Ceramics

www.shoto-museum.jp/exhibitions/171celamicsjapan/

詳細は上記のHPへどうぞ!

ここでは明治から現代に至るまでの日本で製造された陶磁器が時代順に展示されていた。

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こうした試みはこの展覧会が初めてだそうだ。


世界に誇る日本の陶磁器。

日本の陶磁器はいつの時代も新たなデザインの探求の中で発展を続けてきた。

その日本の近代に絞った陶磁器の展示の数々。

展覧会の構成は以下の通り。

1:近代化の歩み
2:産地の動向
3:発展・展開
4:終章

第1章ーそんな近代化を急ぐ日本における陶磁器デザインの変遷の紹介。

第2章ー各産地で独自の技術開発やオリジナリティを発揮せんとする日本の陶磁器デザイン力を見られる。

第3章ー、「民芸運動」として評価を受けることになる富本憲吉などの作品が紹介されていた。フランク・ロイド・ライトがデザインした帝国ホテル洋食器などもあった。

また、建築に用いられた陶磁器も併せて紹介していた。

100年以上の歴史を誇るノリタケもこの展覧会にあった。

我々の生活になくてはならない存在の陶磁器を通して、

日本の「近代」を見通すことにより、

絵画や文学作品だけでは伝わらなかった日本人の生活

を見て取れる。

また、技術革新と新しいデザイン手法を獲得し、

創意とエネルギーあふれる日本のオリジナルを作るという当時の意欲も感じ取れた。


想像以上に素晴らしかったこの展覧会! 29日まで。


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ここから近いBunkamuraでは「マリメッコ展」が行われていた。

マリメッコのデザインは好きだから

本場の北欧フィンランドで見ようか?と思案中。


すみだ北斎美術館の開館記念展  

開館記念展「北斎の帰還−幻の絵巻と名品コレクション−」に行った。

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北斎通りを2,3分歩くと、

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すみだ北斎美術館があった。

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世界的な芸術家として評価の高い葛飾北斎【かつしかほくさい】


Hokusai Katsushika(1760-1849)は、
現在の墨田区北斎通り付近で生まれ、およそ90年の
生涯のほとんどを区内で過ごしながら、優れた作品を数多く残した。


葛飾北斎 Hokusaiといえば、

アメリカの「ライフ」誌の特集「この千年に偉大な業績を上げた世界の人物100人」に日本人で唯一取り上げられた人物である。

代表作といわれる「富嶽三十六景」を描いたのが70歳の頃だというから驚く人も多い。

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とくに「神奈川沖浪裏Kanagawa oki namiura」のイメージは世界で最も知られる日本の美術作品といっても過言でないだろう。

これを見たフィンセント・ファン・ゴッホが画家仲間宛ての手紙の中で賞賛した、という。西洋近代美術に多大な影響を及ぼした。

また、

これに発想を得たクロード・ドビュッシーが交響詩『海(ドビュッシー)』を作曲するなど、西欧の芸術家に多大な影響を与えることとなった。


興味深かったのは最晩年に精力的の描いた肉筆画だった。写真を撮れなかったのが残念!

江戸時代に90歳で現役とは珍しい! 平均寿命が50歳の時代だから。


展示会場の中の作品は撮影不可なので、会場風景の写真を撮った。

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展示構成は下記のとおり

序章「北斎のイメージ」
1章「北斎の描いたすみだ」
2章「幻の絵巻−隅田川両岸景色図巻−」
3章「名品ハイライト」

約120点の名品


アクセス

・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分
・JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分
・墨田区内循環バス「すみだ北斎美術館前(津軽家上屋敷跡)停留所」からすぐ
所在地: 〒130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始
公式HP:http://hokusai-museum.jp/

難をいえば、

・まだオープンしたばかりだから、慣れていない雰囲気があった。

・展示が暗くて見ずらいものがあった。

しかし、北斎の作品は膨大で多彩、かつ作風も生涯にわたり変遷しているから果てしない。

ここは、北斎に関わる専門美術館になりそうで、

今後改善していくことに期待している。

両国には、「両国国技館」「江戸東京博物館」に続く目玉施設「すみだ北斎美術館」が増えた。ぜひ訪問してみて下さい!



MOMATコレクション2016秋の展示(回想)その2  国立近代美術館The National Museum of Modern Art,Tokyo

前回の続きです。


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加山又造 KAYAMA Matazo(!927-2004)

千羽鶴 A Thousand Cranes
 
1970 絹本彩色 color on silk 寄贈


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シュシ・スライマン Shooshie Sulamann(1978ー

国家 Negara 2013〜2014

アクリリック他 綿布


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ソフィ・カル Sophie Calle (1953-

ストリップ癖 Stripteese  1988

写真

常設コレクションは時折変えているので、また記録しておきたいと思います。

MOMATコレクション2016秋の展示(回想)その1  国立近代美術館The National Museum of Modern Art,Tokyo

国立近代美術館では12,500点を超える作品を所蔵している。

10月にMOMATコレクションに行った時、
同時開催の他の常設コレクション鑑賞のいくつかの記録をしておきたい。

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古賀春江 KOGA Harue(1895−1933)  

海 Sea  1929 油彩 キャンバス


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清水登之  SHIMIZU Toshi(1887-1945) 

チャイナタウン Chinatown 1929  油彩  キャンパス  寄贈


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岡本太郎 OKAMOTO Taro(1911-1996) 

夜明け(Down) 1948 油彩 キャンパス


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瑛九  EIKYU (1911-1960)

れいめい Down 1937 油彩 キャンパス


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パウル・クレー Paul Klee(1879-1940)

花ひらく木をめぐる抽象 Abstraction with Reference to a Flowrey Tree 1925 

油彩 厚紙(板に張り付け)


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パウル・クレー Paul Klee(1879-1940)

小さな秋の風景 Small Autumn Landscape 1920

油彩 厚紙(板に張り付け)


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ワシリー・カンディンスキー Wassily Kandinsky(1866-1944)

全体 the whole 1940

油彩 キャンバス 

画像の関係で次に続きます。

東京国立博物館本館で  東京国立博物館 Tokyo National Museum

これまで東京国立博物館に行った時、本館の常設展も鑑賞することが多かった。膨大な量に鑑賞するのみで、いつも写真は撮らなかった。

常設展は随時、展示を変えている。

今回は「平安の秘仏」を鑑賞した後、本館をざーっと巡って印象に残ったものを記録しておきたい。

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馬の鞍


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平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち  東京国立博物館 Tokyo National Museum

先日、 東京国立博物館で時間が足りなくなって鑑賞できなかった特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」に、ようやく行くことができた。

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本館 特別5室に入ったら、会場の中央に鎮座する本尊の

「十一面観音菩薩坐像」が目に飛び込んできた。迫力満点!

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(画像は隣の部屋のグッズショップで購入したポストカード)

写りが悪くてすみません。

像高が3mもあって、台座と後背を入れると5メートル以上に圧倒される。

日本最大の十一面観音菩薩「坐像」重要文化財

平安時代・10世紀 滋賀・櫟野寺(らくやじ)蔵

像の周りは360度周れる。

目の当りに見て実に素晴らしい仏像である。


櫟野寺(らくやじ)は、滋賀県甲賀市に存し、10世紀頃には甲賀における仏教文化の中心として栄華を誇ったと伝えれている。

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重要文化財に指定される平安時代の仏像が20体。

そのなかで気に入ったのは

薬師如来坐像

おおらかでタレ目。像高2.2m

観音菩薩立像

目が釣り上がった細身の像。このタイプは「甲賀様式」と言うそうだ。


地蔵菩薩坐像

金ピカの地蔵菩薩像は珍しい。


普段は大きく重い扉に閉ざされる秘仏たちである。

寺外で展示する初めての機会とのこと。

次にお寺で拝観できるのは2年後だそうだ。

仏像めぐりが趣味でない人も見てよかった、と思えますよ。


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12月11日(日)まで

この後、常設展に行った。

これも見るべきというものがたくさんあった。

それは後程。




風景との対話 コレクションが誘う場所  損保ジャパン日本興亜美術館 Sonpo Japan Nipponkoa Museum of Art

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で行われたブロガー内覧会に参加した。

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「風景との対話 コレクションが誘う場所」

The Exhibition from the Collection of Seiji Togo Memorial Sompo Japan NipponKoa Museum of Art

(構成)

第1章 フランスのエスプリ Landscapes of the French painters

第2章 東郷青児の旅 Scenery of Seiji Togo's Travel

第3章  日本の風土 Embodiments of the Japanese cultural climate

第4章 異国の魅力 The Call of Foreign Country

第5章 意識の底の地 Lands of the unconsciousness

第6章 日常の向こう側 Beyond our daily life

第7章 世界の感触 The feel of your world

第8章 思い出のニューヨーク州 State of New York in her memory


当館が収蔵しているコレクションから風景画81点が展示されていた。


(作品の撮影は特別許可を得ておりますが、1点もので個別撮影は禁じられております)。

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右がユトリロの「モンマルトルのサクレクール寺院」

ユトリロといえば、壁などの色に用いられた独特の白が印象的である。
しかし、これは後方のサクレクールのみ白色なのが珍しかった。
今回、初公開!


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ニューヨーク州の田園風景を描いたグランマ・モーゼスの作品群

往時の農作業は住民たちの共同作業がうかがえた。

あったかい気持ちにさせる。

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当館公募展FACE 受賞者の作品

地道で緻密な作業の作品だった。


作品リストは、こちら

http://www.sjnk-museum.org/wp/wp-content/uploads/2016/10/20161126_list.pdf


世界の各地を描いた東郷青児、20世紀フランスの画家17名と、近代洋画の大家・有島生馬と岸田劉生、日本画の山口華楊と東山魁夷、さらに現在も活躍中の山本貞、大津英敏、櫃田伸也等の作品があった。

風景画は理解しやすいけれど、中には心象画のような抽象的な表現もあって興味深かった。


開催概要

会期    2016年11月26日(土)〜12月25日(日)
休 館 日   月曜日
会場     東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
〒160-8338新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階

開館時間
午前10時−午後6時(入館は閉館30分前まで)

■観覧料
一般:600円(500円)
大学・高校生:400円(300円)  ※学生証をご提示ください
中学生以下:無料        ※生徒手帳をご提示ください
障がい者とその介護者(1名まで):無料
※障害者手帳「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」をご提示ください。ただし、被爆者健康手帳をお持ちの方は、ご本人のみ無料。


Zen 特別展「禅―心をかたちに―」展Pt.2  東京国立博物館 Tokyo National Museum

前回の続きです。Zen 特別展「禅―心をかたちに―」展Pt.2

白隠は生涯10,000点の「禅画」を確立した。

(画像は購入したカタログより))

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白隠筆「円相図」 468×556cm / 江戸時代 18世紀/ 東京 永世文庫蔵

古来より悟りの象徴として描かれた円相は、禅僧が弟子を指導するために用いたとされる。

一気呵成に大きな円を描くのはなかなか難しい。


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白隠墨跡 「百寿字」 江戸時代 1767年(明和4年)

「寿」の字をさまざまな書体で百文字書いた墨跡で、

絵画同様に白隠らしい力強い筆使い。

白隠は高僧であるが、あくまでも禅僧という立場であり、狩野派や土佐派などの画壇に属する画家ではないから画風に束縛がなかった。

しかし、「達磨像」に象徴される作風は禅画の代表例として評価が確立されている。


時代を超えて、現代アート作家にも影響を与えているようだ。

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「禅が好んだモチーフ」 

龍と虎

蜘蛛を呼ぶ龍と風邪を起こす虎、その神秘的な力を対峙させることは、風雲に遭う覇者の姿であると、室町時代に武将や禅僧の間で好まれたという。

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狩野山楽筆「龍虎図屏風」 

六曲一双 安土桃山時代〜江戸時代  京都 妙心寺蔵

虎だけでなく豹も描いていた。虎とともに豹を描くのは日本画の特徴らしい。


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狩野探幽筆「南禅寺本坊小方丈障壁画のうち龍虎図」

17面のうち8面 江戸時代 17世紀 京都南禅寺蔵


その他に禅は「茶道」文化にも影響を与えている。陶器の展示もあった。

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中国人仏師の作 「十八羅漢像のうち羅古羅尊者」 江戸時代 1664年(寛文4年) 京都 萬福寺蔵

羅漢とは釈尊の弟子の中でも優れた修行僧をいう。

その中の一人の羅古羅尊者は、顔が醜かったとも伝えられるが、
胸を開いて見せ、心には仏が宿っていることを示している。

つまり、私たちの心の中には、もともと仏心が備わっていることを忘れることなく精進することが大切である。ということですね。


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出口付近に顔はめパネルがあった。誰もが仏様になって写真を撮っていた。


禅の心を絵や工芸、彫像で現した一級の日本美術の名品がずらりとあって

見ごたえ十分だった。

ここに2時間半、閉館の少し前までいた。重く響いた芸術の数々。

次に行こうと思っていた特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」に行かれなくなってしまった。

はて、12月11日までだから、それまで行けるかな?



Zen 特別展「禅―心をかたちに―」展Pt.1  東京国立博物館 Tokyo National Museum

昨日の午後、東京国立博物館 はケヤキの木が紅葉になっていた。

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東博平成館で開かれている禅師250年遠諱記念 特別展「禅―心をかたちに―展(後期)<に行った。やっと行けた最終日!

そういえば、私が禅を意識したのはアメリカ滞在の時だった。
アメリカ人学生からZen,Wabi,Sabiをふられた。日常的にそういうことに意識していなかったので答えに戸惑った思い出がある。

日本の禅(Zen)が海外に知られるようになったのは第二次大戦後に鈴木大拙が禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらしめたことの影響がある。

今回、こうして展覧会に行くことができた^v^

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(展覧会の構成)

第1章「禅宗の成立」

第2章「臨済禅の導入と展開」

第3章「戦国武将と近世の高僧」

第4章「禅の仏たち」

第5章「禅文化の広がり」


展示作品で印象に残ったものを記録しておきたい。

会場の入口に展示されている「達磨像」

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白隠慧鶴(はくいんえかく)筆、江戸時代・18世紀。

解説には、「禅を庶民にまで広めた白隠の代表作」とあった。

なお本図は、看板の右側(部分)や入場券にも使われていた。

最大級の大きさ。巨顔かつ巨眼、見る者を圧倒的する迫力だ。

達磨に始まり日本に伝わった禅。ここから時空を越えて長い旅に出発いただく」とある。

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「慧可断臂図(えかだんびず)」国宝

雪舟等楊筆 室町時代 明応5年1496年(明応5)愛知・齊年寺蔵

坐禅をする達磨に向かい、神光(のちの慧可)という僧が弟子となるべく己の左腕を切り落とす決意のほどを示した名場面。

画面全体を覆い尽くす重々しい岩壁と、微動だにしない両者の姿。
異様な静寂が緊張感を生み出し、隔絶した雰囲気。雪舟77歳の大作

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白隠 墨画 江戸時代  18世紀  大分 見星寺蔵


有名な禅の名場面」「慧可断臂図」も白隠の手にかかれば達磨と慧可がばらばらに描かれていた。左腕は切る前でまだつながっている。  個性的!


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「臨済義玄像」一休宗純賛 伝曾我蛇足筆 室町時代 15世紀 京都・真珠庵蔵

臨済宗の宗祖、臨済義玄(?−867)は、棒や喝を用いる峻烈な家風、「臨済将軍」とも評される。
この臨済像は、通常の禅僧肖像画の穏やかな表情と異なり、怒るように眉間に皴を寄せ、眼を剝いている。
口を開いて一喝し、拳でこちらの胸を突く雰囲気。顔や手の表現により、臨済禅の激しい家風が示されている。

戦国時代の武将たちは、禅僧に帰依して指導を受けていた。

これにより、各地の禅宗寺院が大名の庇護を受けて繁栄した。

私の知る限りの一般的な日本史に出てくる肖像画としては竹田信虎、織田信長、豊臣秀吉、長曾我部元親、伊達政宗、黒田長政などがあり、そのほかにもたくさんあった。

禅は武士と密接な関係があったのだった。江戸時代の臨済宗は、曹洞宗などの隆盛によて衰退していたが、白隠の布教によって庶民にも信者を獲得し、勢いを取り戻すことになった。

だから、白隠は「臨済宗中興の祖」といわれる。

後編に続きます。



「奈良美智が選ぶMOMATコレクション」63点を鑑賞した後、
1階に下りて企画展「トーマス・ルフ展」に行った。
写真家トーマス・ルフについて、なんの知識もなかった。。


ここでトーマス・ルフ(Thomas Ruff)についてのメモ

トーマス・ルフは1958年ドイツ生まれ。

「ベッヒャー派」として、1990年以降、現代の写真表現をリードしてきた存在。

*「ベッヒャー派」デュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ写真家たちのことを総称する。
他にアンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートがいる。



日本の美術館で開催される本格的な回顧展は今回が初で、全18シリーズ、122点の作品で構成されていた。


面白かった点


「jpeg」シリーズ

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jpegとはデジタル画像の圧縮方式のひとつで、現在、全世界で使用されもっとも標準的なフォーマットの名称。

大判の写真でも、遠くまで離れたら、普通の写真に見えるけど、
近くに寄ると格子状のドットが目立つようになり、
まるでシスラーの点描画のように見える。

圧縮率を高くするとモザイク状に劣化してしまうJPEGフォーマットの特性を作品に活かした作品が面白かった。

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これは思い出したくない9.11の悲惨な写真だったけど、
この煙の部分をみると説明がわかりやすかった。

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press++シリーズ 

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昨年の最新作 

「press++」は世界初公開。

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素材は古色を帯びた報道写真のアーカイブ。

画像面と裏面を同時にスキャンし、一枚の画面に統合し文字や数字は本来は裏面にあったもの。画像に関する情報が写真画面上に現れていた。


今や写真は誰でも撮れるものであるが、トーマス・ルフは、さままざまなテクニックや加工技術を駆使して、その時代のメッセージを発信しているように思えた。。

トーマス・ルフの作品全般をみて思ったことは、「写真」を自由な発想で作り上げてきたということだった。つまり、絵画も写真も共通性があり、同じ感性のもとに創作できるということなのだろう。



13日(日)まで。。

この後、MOMATコレクション展に行った。


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トーマス・ルフの作品は常設展示コーナーにあったけど、ぶれてしまった。本物はもっと鮮やかな色使いだった。



MOMATコレクション 近代風景〜人と景色、そのまにまに〜  国立近代美術館The National Museum of Modern Art,Tokyo

良く晴れたけれど、風が冷たい日に国立近代美術館に行った。

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まずは、「奈良美智がえらぶ MOMATコレクション 近代風景〜人と景色、そのまにまに〜

この展覧会は日本と海外で活躍する現代作家奈良美智(Yoshitomo Nara)がMOMATOコレクションから選んだ63点の展示だった。

現代作家が自らの思想と感性で所蔵品をセレクトすると、通常の展示とは違った視線だろうととても興味深かった。


奈良美智の本展のインタビューの概要

「自分の感性を育ててくれたのは音楽と文学、四季豊かな自然と地方の文化、そしてモノが溢れる前の生活だった」。

「美術史にとらわれることなく、自分の心にすっと入ってくるもの、自身のスタイルができるまでに見てきたものから選んだ」。

「大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910〜50年代の人と景色を描いているものにしぼられた」。


展示リスト
www.momat.go.jp/am/list_nara_selection2016/



すべて撮影可だったけれど、いくつかを記録しておきたい。

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奈良美智《Harmless Kitty》1994年 東京国立近代美術館蔵

アクリリック・綿布 150.0×140.0cm

奈良がドイツに住んでいた頃に描いたもので、

タイトルは「悪意のない/罪のない子猫ちゃん」

と訳すことができます。画面を見る限りでは性別は不明、猫のキグルミは、突飛に見えるかもしれませんが、それがあることにより、私たち見る側のまなざしが「Harmless Kitty」のまなざしとストレートに向き合うようになっているわけです。しっぽの部分に見られるように描き直しが視認できるように、つまり、意図的に残されているのも、見逃せないポイントです。
(解説より)

これは、ここではなくて
別にある常設展示のMOMATコレクションのハイライトコーナーにあった。


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古賀春江 月花 1926 油彩 キャンバス


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横山潤之助 裸婦 1926 油彩・キャンバス


画風は違っても、彼の創作するものに潜在意識としてあるような、また、彼の目を通した作品の新しい魅力を発見する機会となった。

11月13日(日)まで。。。


次に 写真家トーマス・ルフ展に行った。続きます。




大原美術館 Ohara Museum of Art  東京以外Other than Tokyo

倉敷美観地区にある大原美術館に行った。

ご存じ、大原美術館は西洋美術、近代美術を展示する日本で最初の私立美術館。

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倉敷の実業家大原孫三郎(1880年–1943年)が、自身がパトロンとして援助していた洋画家児島虎次郎(1881年–1929年)に託して収集した西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを展示するため、1930年に開館した。西洋美術、近代美術を展示する美術館としては日本最初のものである。

第二次大戦後、日本にも西洋近代美術を主体とした美術館が数多く誕生したが、日本に美術館というもの自体が数えるほどしか存在しなかった昭和初期、一地方都市にすぎなかった倉敷にこのような美術館が開館したのは画期的なことであった。ニューヨーク近代美術館の開館が1929年であったことを考えれば、創設者大原孫三郎の先見性は特筆すべきであろう。
(Wikiより)

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2階から見た眺め

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館内はゆったりと展示してあり、座ってゆっくり鑑賞できるスペースが随所にあった。

エル・グレコの「受胎告知」の前では座って鑑賞した。

この後、大原美術館分館に行く。

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芝生にはイサム・ノグチ等のオブジェ。

分館には明治から現代までの比較的新しい作品たちを多く所蔵してあった。

地下では現代美術の作品がたくさんあり、

新しいアーティストたちを発掘している姿勢が伝わった。

次は倉敷美観地区巡りといこう。

香川県立東山魁夷せとうち美術館  東京以外Other than Tokyo

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東山魁夷(1908〜1999)の祖父が香川県坂出市櫃石島の出身で、

香川県とゆかりが深いことから、ご遺族より版画作品270点余の寄贈を受け、

これら作品を広く鑑賞していただくため整備したのが

香川県立東山魁夷せとうち美術館

瀬戸内海の美しい自然に囲まれ、祖父の出生地である櫃石島を望む地にあった。

館蔵品の大半は石版画であるので撮影可だった。

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中学時代の自画像

館内にあったスライドから東山魁夷の戦前の作品の一部に触れておきたい。

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その他に東山魁夷の作品が見られる所。

生前、日展への出品作など代表作の多くを東京国立近代美術館と長野県に寄贈。

長野県信濃美術館に東山魁夷館(谷口吉生設計)を増設し、寄贈された作品の常設展示にあてている。

その他、少年時代を過ごした神戸市にある兵庫県立美術館、

戦後の復員直後から死去するまで暮らしていた千葉県市川市には、自宅に隣接して市川市立東山魁夷記念館が開館。

また、美術学校時代のキャンプ旅行の途中、激しい夕立に遇った際に温かいもてなしを受けたことに感謝して後に寄贈された約500点の版画を収蔵する「東山魁夷 心の旅路館」が、岐阜県中津川市(旧長野県木曽郡山口村)にある。
(wikiより)

次は倉敷にある大原美術館へ

拝啓 ルノワール先生―梅原龍三郎に息づく師の教え  三菱1号館美術館Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo

三菱一号館美術館で行われた「拝啓ルノワール先生ー梅原龍三郎に息づく師の教え」のブロガー特別内覧会に行った。

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本展はルノワールと梅原の作品だけでなく、梅原がコレクションした作品、梅原と親交のあったピカソやルオーらの作品約80点の展示であった。

梅原龍三郎(1888-1986)は、ヨーロッパで学んだ西洋絵画の単なる模倣ではなく、
桃山美術・琳派・南画といった日本の伝統的な美術を取り入れ、
個性あふれる豪華絢爛な日本の洋画を確立した巨匠。

(作品の撮影は美術館より特別許可を得ております)。

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20歳の自画像 渡航する前。

近代化が進み、油彩画が日本に定着した頃の1908(明治41)年、20歳の梅原は渡仏し、ルノワールに会った。パリに着いて、まだルノワールに会う前に描いた作品。

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「少女アニーン」 下宿先の少女

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「横臥裸婦」


1909年南仏カーニュ・シュル・メールのアトリエに巨匠を訪ねていた。

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紹介状もなく訪ねてきた20歳の梅原を、リウマチを患っていたルノワールと梅原龍三郎が会った当時の二人と一緒にスリーショットを写せる場所が会場内にあった。


パリに到着後、ルノアールと師弟関係を持った後に描いたもの

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「はふ女」 梅原龍三郎

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「読書」  梅原龍三郎

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「ナルシス」 梅原龍三郎

ヨーロッパから帰国した年(1914)の作品で、ギリシャ神話のナルシスは水鏡に映った自分の姿に恋する話だが、これはたくましい青年が洗面器を眺めて物思いに沈んでいる。 梅原龍三郎が自分流に解釈して描いたもの。

世界は広くて大きいから、そんな狭い世界で自己陶酔してはいけないよ、って絵がいっているような気がする。

初期とは変わり、華やかで大らかな画風になっていた。



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「パリスの審判」

上:ルノアール   下:梅原龍三郎

構図は似ている。
が、晩年(この時、すでに90歳に達していた)
に描いた梅原はスタイルにとらわれず自分流に天衣無縫に描いているようだ。


会場には、ルノワールと梅原龍三郎、二人の言葉も随所に掲げられていた。

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そのほかにも印象的な言葉をルノアールは梅原に与えていた。

デッサンは練習すれば上手になるが、色彩は気質や天性によるものだから、それを生かしなさい。と。

第一次世界大戦終結間近の1918年8月2日付のルノワールから梅原への手紙も
展示されていた。

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夫人のアリーヌ・シャリゴが亡くなったこと、長男のピエールと
次男のジャン(後の映画監督)が戦傷を負ったが生きているので、まだ自分は
幸福だと思っていることなどが書かれていた。

幸せの画家といわれるルノアール。どんな状況にあっても幸福を見つけるルノアール。人を幸せな気持ちにしてくれる。

梅原が魅かれるのは、光輝く明るい色彩で描くルノアールの心なのだろう。

梅原龍三郎が会いに行った頃のルノワールは既に老大家であり、印象派の画家たちは名声を博したものの、この頃は時代遅れとも思われていた。フォービズム、キュビズム、未来派などの新しい美術が花開いていた。

梅原はこれらに無関心ではなかった。

新しい世代のピカソやルオーなどにも関心を寄せ、優れた鑑識眼を持つ「コレクター」でもあった梅原龍三郎!何回かの渡航で収集していった。

自身が愛蔵したルノワール、 ピカソ、ルオー、ドガらの作品をまとめてここに展示してあった(これらは撮影不可)。

本展は、梅原の描いた絵画と元となったルノワールなどの絵が同時に鑑賞でき、かつ独自の作風が生み出される過程が観られた貴重な機会だった。


(開催概要)

【日程】2016年10月17日(水)から2017年01月09日(月・祝)まで
     10:00-18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、1月4〜6日は20:00まで)
     ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】毎週月曜(但し、祝日・振替休日の場合は開館)
【会場】三菱一号館美術館
【価格】一般(前売) 1,400円

展覧会の概要 HP http://mimt.jp/renoirumehara/ 


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スペイン旅行をしたときに観たエル・グレコの影響がある「自画像」


大塚国際美術館 Pt.4 The Otsuka Museum of Art PT.4  東京以外Other than Tokyo

大塚国際美術館では、初めて観た名画がたくさんあった。ここでは特に興味深かった近代絵画と現代絵画を記録しておきたい。

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エドゥアール・マネ(1832年〜 1883年)「ナナ」

エミール・ゾラ(フランスの小説家)の「ナナ」のモデル像。この可愛い女「ナナ」は女優で高級娼婦。次次と上流階級の男たちを虜にして散在させ破滅に陥らせる悪女なのだった。

当時は音楽家、画家、小説家などの芸術家交流サロンがあったようで、そこで創作のインスピレーションを沸かせていた。小説家ゾラは画家マネとも親交があった。

チョイ昔「ナナ」を読んだ時、どんな姿形か想像していた。その人がこれかと見入ってしまった。ちょっとぽっちゃり系で可愛い雰囲気はあるな、とも。

背景に描き込まれた鶴。当時のパリでは鶴は娼婦を意味するらしい。当時の流行であるジャポニズムを垣間見ることができる。背後にいる山高帽の男性はお客さん。笑える。

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フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)「自画像」

ゴッホの絵は、たくさん観てきたが、これは観たことがなかった。

1888年に南フランスのアルルで、耳たぶを自傷する事件を起こした。この自画像は亡くなる前のものだったが、目に力を感じる。


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六輪のヒマワリ

ゴッホの<ヒマワリ>で有名なのは、アムステルダム、ロンドン、ミュンヘン、フィラデルフィア、東京(損保ジャパン日本興亜美術館)所蔵の大型(90〜100cm×70〜75cm)の<ヒマワリ>である。これらはアルル時代の作品だが、ゴッホはパリ時代にも何点かの<ヒマワリ>を描いている。
これは有名な5点の<ヒマワリ>の原点にもなった作品。

東京の武者小路実篤記念館所蔵での全面的な協力のもとによみがえった。


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ヨンキント・ヨハン・バルトルト (1819 〜 1891) セーヌ川とノートルダム

クロード・モネに影響を及ぼした画家といわれる。

今も変わっていないこの景色。またパリに行きたい、とそそる風景だった。

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現代アート。染色でスプラッシュ染をやったが、それに似ていたので興味深かった。

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ピカソを世界に一躍有名にした<ゲルニカ> 超大作 349cm×777cm

1937年、フランコ将軍の要請でナチス・ドイツ軍はスペインの古都ゲルニカを全滅させた。
これに衝撃を受けたピカソは、この作品をパリの万国博覧会の壁画としてわずか1か月で仕上げている。直接的に爆撃を想起させるものは何も描かれていないが、ミノタウロス、母子、曲芸師など、彼が好んだ主題すべてがネガティブに反転させられている。それゆえに、人間の暴力と悲劇に対する普遍的で強烈な反対の意思表示が伝わってくる。
(解説より抜粋)

スペイン・マドリッドのソフィア美術館にあるが、もしスペインに行ければ、これは欠かせない鑑賞と思っている。

わずか、3時間あまりの鑑賞だったが、すべてを観るには1日は必要と思った。

思うに絵画等の芸術鑑賞は、文学や往時の文化・社会的背景や歴史も理解するし、旅の楽しさも増すなど、深い意味も持っていると痛切に感じる。




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