2018/5/3

あの奈良県もようやく動き出した  短歌

先日の新聞に「奈良県が2027年には県民のがん死亡率を全国最低とする目標を掲げ、4月から独自の取り組みを始めた」という記事が出ていた。地域別のがん死亡率や罹患率、検診受診率などのデータを分析して診療情報の「見える化」を徹底し、医療関係者らの取組みの効果を高めるそうだ。生涯で国民の2人に1人がかかるとされるがん対策の先進県である長野県を抜いて、全国トップを目指すということである。

奈良県と言えば、観光で有名な県のくせにホテルなど宿泊施設の数では最低レベルであったり、「県外就業率」では全国トップとなるなど、あんまりいいデータにお目にかかったことはないのだが、こういう前向きな目標が定量的に示されたのは、奈良県に住んで初めてと言ってもいいほど稀である。

それというのも何期か務めている知事が官僚出身のせいか、県民のほうよりも国や中央のほうを向いていると感じることがあまりに多かったので、知事や県に期待する声が少なかったのは事実である。私が住む生駒市も「大阪府生駒市」と揶揄されることがあるくらい県民や市民の多くは奈良県には期待せずむしろ大阪府のほうを向いている人が多いのもまた事実である。

しかしながらその認識も少しずつ変わりつつある。というのは、平城京跡も朱雀門や大極殿があるだけでなく、ある化学会社の工場撤去跡を借り受けて広大な平城京跡公園として整備が進みつつあるのは明るい話題である。このゴールデンウィークからオープンと聞いているので早速出かけてみたい。また奈良市内の中心部には、ここにきていくつかのホテルの建設が伝えられている。

あの奈良県も我々の冷ややかな目線を感じ世間の声に耳を傾けて、ようやく重い腰を上げたのかもしれない。もしそうなら結構なことである。奈良県と知事の本気度をじっくりと拝見してみよう、という心境である。

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