2017/2/19

卒業50周年の同窓会  短歌

昨日は高校卒業50周年記念の学年合同の同窓会が和歌山市内のホテルで開催された。母校は和歌山県立桐蔭高等学校である。数え年で言えば古希にもあたるこの年に同窓会をやろうという話が出たのはほぼ1年前であった。その後は10回以上の幹事会議を経てようやく実現したのである。

当時の同窓生は、55人クラスが14クラスで総勢758名であったが、そのうちわかっているだけでも物故者が62名、住所不明者が113名で、住所がわかった人は583名にのぼった。そのうちの33%にあたる194名が出席してくれた。これは23年前(我々が46歳のころ)に開催された同窓会の195名に匹敵する人数である。

私たちの卒業した1966(昭和41)年という年は、終戦後20年がたち日本という国がみごとな復興を果たし「いざなぎ景気」と呼ばれるほどに実質経済成長率が年平均10%を超える年が20年近く続いた時代であり、冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビが「三種の神器」と呼ばれた時代であった。ビートルズが初来日したのもちょうどこの年であった。

そんなわけで、23年ぶりあるいは50年ぶりに集まった同期生は、昔を思い出し、現在を話し、未来を語り合った。余興としては、「桐蔭高校の今」「卒業アルバム」という2編のスライドショーを投影したり、「今だから話したい」という飛び込みのスピーチも数件紹介された。私はと言えば、その幹事団の代表として開会の挨拶とスライドショーの操作を担当したので、それが終わるまでは緊張しきっていたが、終わったあとは思い切り飲むことができた。

2次会にも90名くらいが残り、カラオケや歓談を楽しんだ。その後の3次会では途中からウトウトと寝ている私がいたが、比較的早い目に市内のホテルに戻って爆睡をしたので、今朝の目覚めはよかった。和歌山市内は快晴の空であった。

「高校を出て早や五十年を経て紅顔の友 古希を迎へり」

 同窓会の様子
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2017/2/15

これで無罪放免だっ!!  短歌

今日は前回の診察から2ヵ月後の脳神経外科の受診日であった。10月31日早朝の緊急入院で「硬膜下血腫」の診断を受けて以来3ヵ月半になるので、もうそろそろ完治の宣言がもらえないかと期待しつつCT検査を受けて診察を待った。

その待ち時間の長いこと、長いこと。私の担当医は時間に正確な人なので、いつもなら予約時刻ちょうどかむしろ少し前に呼ばれるのに、今日は定刻を少し過ぎても呼び出しがない。そわそわしていると、マイクでの呼び出しではなく医師自身がドアを開けて手招きをしているではないか。

何か特別なことがあったのかとドキドキしながら入室したら、いつものようにパソコンの画面を動かして上から下まで見直している。そしておもむろに出たことばは「脳内の血は消えていますね。もう心配はないでしょう。脳神経外科での診察はこれで終わりです。」というものであった。完治宣言である。

よかった!先ほどまでの心配は何だったのだろう。でもまあいいではないか。それからというものは、暖房の効いた病院から外へ出ても寒さは感じないし、駐車場から見える生駒山は何となくのどかに見えるから不思議なものである。

早速、親友たちにメールで知らせたら、待ってましたとばかりに返信が返ってきた。彼らも今日が診察日であることを知っていたから、ずっと気にかけてくれていたに違いない。ありがたさが湧いて出た。

さあこれで、これまで何となく手につかなかったいくつかの懸案にも集中できる。何となく慎重になり億劫にもなっていた運動も再開して、弛んで鈍った身体を引き締めなければならない。でも今夜だけは妻と二人でささやかな全快祝いをすることにしよう。

「大病の完治を聞きて眺めればいつもの山も違ひて見ゆる」
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2017/1/25

雪の和歌山城  短歌

一昨日は高校卒業50周年記念の同窓会の打合せがあり、翌日の昨日は大学のOB会の会議がいくつか予定されていたので、久しぶりに和歌山市内のホテルに泊まった。その日は久しぶりに再会した同級生と遅くまで飲み明かした。

翌朝目覚めて窓から外を眺めると、和歌山城が積雪で真っ白になっていた。しばらく見ていると、朝からまた降り出した。これではまるで雪国ではないか。

その雪景色を見ながら思い出したのは、学生時代の体育の授業でスキーを選択したことである。四回生になってふと思い出したのだが、本来なら二回生までに終えていなければならない必須授業の体育を受けていなかったのである。

卒業までに、柔道かラグビーかスキーを受講しなければならない。少しだけ迷ったが、答えは簡単であった。柔道は何となく臭いし、ラグビーは何となく危ないので、残るはスキーしかないではないか。

というわけでスキーを選択した私はその後スキーに夢中になり、会社生活に入ってまもなくの時期に大阪府スキー連盟が主催するスキー学校に入り、赤倉温泉スキー場で見みごとSAJ2級の免状をいただくまでになった。

そんな昔も思い出させる、故郷和歌山の雪景色であった。

「久方の和歌山城の雪景色 次に見れるはいつのことやら」

 雪の和歌山城(遠景)
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 雪の和歌山城(近景)
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タグ: 和歌山城 積雪 雪国

2017/1/4

江戸城無血開城  短歌

元日のBS特別番組「江戸城無血開城」は、英国の国立図書館に収蔵されていたアーネストサトウの詳細な日記に基づく「妄想」と断りを入れていたが、傾聴に値するものであった。その日記によれば、勝海舟など当時の幕府側の高官や薩長の中心人物との交流はすごいものがある。

極めて優秀な成績で外交官になった彼は、毛筆の腕もなかなかのもので、日本の風俗や習慣にも精通していたようである。そして、日本の政情にも精通した彼は、当時の英字週刊紙「ジャパンタイムズ」に、真の権力者は将軍ではなく天皇であることを匿名で投稿していたそうである。

そしてその「英国策論」という論文は日本語に訳されて、江戸や京都でも販売されていたそうだから、かなりの日本人にも読まれていたそうである。番組ではそれを読んだ志士たちがさらに討幕の意思を固めていったのではないか、という推論をしていた。そういう彼は、青い眼の志士と呼ばれたそうである。

しかしながら、当初はまるで革命を煽ったような彼の論調は次第に平和俚に改革を進めるようになっていったそうである。そして江戸城総攻撃まであと2日となったとき、降伏状態にある慶喜を攻めるのは国際公法に反するという理由で英国公使が薩摩への助力を翻すことをほのめかしたことが、膠着状態にあった事態を変えさせたという話である。その背景には、きちんと統制が取れた状態での日本との交易を望む英国の思惑があったのかもしれない。

アーネストサトウは、明治28年に駐日公使として再び日本を訪れることになったのである。彼の植えた桜は今も千鳥ヶ淵の桜として親しまれている。

「明治維新という過ち」という本においても、背景に英国の存在の大きかったことが示されていた。私もそうだと思う。しかしながら、日本の教育によればそういうことにはほとんど触れないで薩長人による活躍ばかりが美化され過ぎて伝えられている。明治維新から150年もたった今、この番組のようにもう少し多面的な真実が語られてもいいのではないかと感じた。

「初春の光のどけき朝ぼらけまだ生かされているありがたさ」

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2016/12/23

「断捨離」のその後  短歌

8月末に自宅近くの踏切の線路上で転倒し左膝や右前頭部を打った怪我の症状が2ヵ月後にあたる10月末に発症し、「硬膜下血腫」の診断を受けて手術をし10日間の入院をしたが、その後は思いのほか元気になり安心していたところ、11月末に受けた手術後1ヵ月検診では医師から「まだ血が残っている。現時点での再発リスクは3割である。次の検査次第では即日に入院して再手術の可能性がある。」と言われて少々落ち込んでしまった。

その3週間後の一昨日は再度、恐る恐るCT検査を受けたら「血は減ってはいないが増えてもいない。これなら再発リスクはかなり低下した。次の検査は1か月半後、いや2ヵ月後でいいでしょう。」と言われたので、ホッとした。正直なところ年賀状などは手につかないし、万が一の入院に備えて検査日から年末までの仕事やボランティアは延期や中止をしていたので、ある意味では拍子抜けであったものの、やはり胸のつかえが下りた思いである。

今年の正月に「一年の計」を立てた。その主眼は「断捨離」であった。まもなく古希に手が届く時期にあって、仕事だけでなくボランティアや趣味の会など少々手を広げ過ぎたという自覚があったので、もっと家族との時間を確保するためにもいくつかの活動を今年限りとしようと考えていたのだが、なかなかはかどっていない時にあの入院があったのである。

お蔭さまでというか、これで自他ともに思い切って断捨離ができるし、辞めると言い出しても引き留められないので助かった。先ずは細々とやっていたゴルフは全面的に辞めることにし同期のゴルフ会も退会した。他には、6年くらいやったハーモニカ同好会も退会し、8年くらいやった短歌の会も退会した。仕事のほうでも6年間続けたセカンドキャリアの研修も辞めさせていただくことにし了解をいただいた。山の会も来年からは段階的に回数を減らしていくつもりである。

残された人生、ただ一度の人生は、年初の目標どおり家族との時間を大切にして過ごすことにシフトしたい。時間の使い方を変えるということは価値観を変えることにも通じる。さあ新たなスタートを切ろう。

「残された時間を妻や家族らと過ごさん我の決意は断捨離」
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