2017/9/18 | 投稿者: shoji

SHOJIです。

日本社会の未来像を巡って
   ー フィンランド旅行からのヒント・学び ー

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T はじめに

今回の10日間のフィンランド研修旅行体験は私にとっても大きなインパクトが
あった。未だに余震が続いている。

トムさんの社会変革論、ユッカさんの社会的実践、ファシリテータ養成のシス
テム、ミアさん等の病院における精神科医療の大改革の一端に触れることが出
来た。

森下さんの名通訳とフィンランド社会論、ムーミン哲学の解説。むらいさんの
企画はじめマネージャーのご苦労があって成立した「学びの旅」だった。NAO
KOもこのことには触れている。

もう一つは我々と接触した人たちが、生き生きと自分を語ってくれたこと、も
大きい。私がフィンランド好きになっている大きな要因である。

フィンランド首都ヘルシンキのトラムで、公立の図書館で、郵便局で、サンタ
クロース村で出会った人たちの優しさ、ゆっくり感、総じて自分らしくゆっく
り生きて生きている感じだった。
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この感触が旅行中の私の気持ちをゆったりと安心させていたと思う。
同行した仲間のサポートも大きいことはすでに触れた。

人口549万人のフィンランドの人たちはどんな生活をしているのだろうか。
私達も1968年からエンカウンターグループを通じて生まれてきた「ばらばらで
一緒」という人間の在り方を大切に育て、守ってきている。私は社会変革だと
確信している。

「一億総活躍」「人生100年時代の戦略」といった日本政府のスローガンとは
異なる。そこには「一億」とかの言葉があるだけで一人一人の人間が見えない。

戦争中に育った私としては、とても恐ろしい言葉である。「一億総〇〇」など
日本の歩む方向が一人一人の生き方を尊重しない方向に歩き出していて、気持
悪く、方向を変える必要を感じている。

エンカウンターグループを通じて、バラバラで一緒が成立する「心理的条件」
を見つけてきたが、これを成立させる「社会的条件」に私の関心があることに
気づいたのである。
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U 新しい社会像の提案へ 「成長から分配へ」
そう思って日本の文献を調べてみた。私だけではない。多くの人が日本の社会
の将来像を提案していることに気づいた。私の関心を惹き付けた二人だけをあ
げて起きたい。

@ 「資本主義の終焉」で有名な水野和夫の提案。
日銀黒田総裁による4年間にわたる「異次元金融緩和政策の失敗を2%物価上昇
が達成されていないことをあげている。水野は「物価上昇率ゼロは家計、企業
も不確実な価格予想にまどわされず、経済活動に専念できる理想の状態である」
と主張して、日銀の政策変更を強く求めている。
日本における広範な不平等はもはや金融政策のカテゴリーでは解決出来ない。
税金の分配の問題としている。
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➁ ALL FOR ALLの提案で有名な井出英策は「成長から分配論への切り替えを」
と2017/09/2の朝日新聞で主張している。
井出は今の日本は「自己責任社会」と考える。自己責任で稼ぎ、貯蓄し、あら
ゆる不安に自分自身の力で備えるよう政府から押しつけられている。結果とし
て井出は日本から「私たち」というコンセプトが消えてしまう危機を感じてい
る。「社会の仲間が税金を払い不安や痛みを分かち合う」ことが大切である。

井出の対応策は消費税を先ず15%に上げて、年収400万円の夫婦、子ども2人
でも貯蓄なしで安心して子どもを大学に行かせられるようにと財政社会学から
提案している。
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B フィンランド旅行からの話
フィンランド旅行の時、外国旅行になれている友人の一人はヘルシンキの物価
は高い。リトアニアは安いと教えてくれた。フィンランドは一般消費税は24%
食料品13%の高税率である。しかし、それでいてあのゆとり感は何だろう。
我々がガツガツして将来不安におびえながら競争し生活している現実がある。
私には井出の提案は納得いくものであり、新しい社会像を創っていく具体策の
一つであると感じた。

日本人でフインランドのA大学博士課程在学中のBさんの家族(フィンランド人
の妻、3歳男児の3人暮らし)と3時間ほど昼食時に話し合った。率直に様々な
個人的話をしていただき感謝している。この文脈でのポイントは 1,大学院
博士課程の授業料は無料。2,保育料、給食代無料。3,医療費も安い。
4,家賃7万円の内3万円は国の負担とのことであった。彼が優秀な院生だから
こその待遇かも知れない。(ウィキペディアで大学までの授業料は無料である
ことは確認出来た。)

V まとめ
われわれが生み出してきたエンカウンターグループによる「バラバラで一緒」
で生きられるための新しい社会像は経済成長が多く望めない現状では税の配分
の仕方を変え、みんなでシェアしていく努力が必要であることが理解できた。
これがフィンランド旅行から得たヒントである。私はこの方向で何が出来るの
だろうか。フィンランドから学ぶことがとても面白くなってきている自分がい
る。
{ムーミン」の思想も面白い!! ODやADの背景にあるフィンランドの思想の
一つらしい。
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2017/9/13 | 投稿者: naoko

NAOKOです。

       < ムーミン誕生の地フィンランド >


今はもう50歳前後になりとっくに独立している我々の息子や娘が幼少児だった
1970年頃、テレビでムーミンのアニメーションが放映されていた。
子どもたちはテレビの前に座り、私は音声のみを聴きながら家事をしていたと
思う。だから画像はほとんど見ていないが、それでもいくつかのキャラクター
は知っているしテーマソング「♪♪ねえムーミンこっち向いて・・・」は今で
も歌うことは出来る。だから普通の会話に中で「ムーミンパパのようね」とか
「スナフキンの様」とか親しみをもって喩えたりもする。

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そのムーミン誕生の地にブログ@ABに投稿したように旅立つことが出来た。
デザインの本場としても有名なこの国は、普通のホテルのエレベータードアで
すら斬新な模様が付けられていた。台風の目のようですね。
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街のお土産店には可愛いムーミンキャラのお土産が並び、マリメッコのデザイ
ン小物や、イッタラー、アラビアなど老舗の陶器もきれいに並んでいた。

ヘルシンキの郵便局にはムーミンの絵はがきが数多く飾られていて観るだけで
時間のたつのを忘れる位でした。その上外国向けのスタンプもムーミンです。
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(郵便局で買った切手シートの表紙)
しかし北部のラップランドに行くとサンタクロースとトナカイに主役は変わる。


  <森下圭子さんが語るムーミン・フィンランド・ダイアローグ>

今回の研修にずっと通訳者として付き添って下さった森下圭子さんは、ムーミ
ンやその作者トーベ・ヤンソン女史の研究者でもあられる。我々は森下さんの
通訳でフィンランドのことダイアローグのことなどを知り得た。研修を続ける
内に「ムーミンとフィンランド、ダイアローグ」につながりがありそうに思い
ムーミン話を森下さんから聞きたいねということになった。
でSHOJIが依頼してMURAIさんからそれとなく森下さんに交渉してもらったとこ
ろ快く我々の願いをかなえて下さった。
(ちなみに先日名古屋で開催された日本人間性心理学会でのことを挟むと。
学会の最後日に公開講演があり、北海道の浦河べてるの家の代表向谷地氏と元
東海学園大学学長との話があったときに、森下圭子さんがべてるの家を通訳と
して訪問され、ここでも森下さんが通訳以上にそこの人々に感銘を与えられた
ようでしたよ。)
一時間にわたって河が流れる様に話して下さったので、その時のお話の概要を
私の走り書きノートとKAWADAさんが録音の起こしをしてくださった内容を参考
にして以下のようにまとめてみた。

@ ムーミンの小説に出てくる人達?はみんなどこか“ダメちゃん”なんです
よね。ヒーロー的な人物はいないんです。

A 英雄がいないのに冒険談が成立しているのが面白い。冒険は色々と戦って
何を得るかなんだけれど、ムーミン達は何も得ないで終える。それでも、最後
はみんな何となく幸せ。ここが鍵なんです。

B 大きな理由があるわけでもない。戦いに挑んでも何も得るものはない。
最後はお祝いになる。森下さんがムーミンに興味を持ったのは、そんな結果に
対して「言い訳や説明をしない」潔さが心地よかったから。と言われる。

C 「ムーミン谷への不思議な旅」でスザンナが主人公になり、眼鏡をかけ
ると世界が変わって見える。それでいろんな恐ろしい冒険をするが最後にふと
目が覚める。「これは夢だったのかしらも?それとも本当だったのかしら?」
「どーでもいいんですけどね」で終わる。言い訳をしないでも成立している
小説。それを出版するフィンランド人に興味を持った。のだそうです。

D フインランド国は歴史的に苦難が多かったし、人口も少ない。そこで、
国は国民一人一人の能力を最大限に使う方法をとった。
自然豊かな国だけれど資源は充分にあるわけではない。「人の知恵」しか
ないと考えた。国民の中の一人の人材も無駄にしないという国の方針。
これが国民の気持ちとリンクした。「ノキア」はダメになったが、ITに力を
いれた。

E フィンランドの人は個人主義が多い。皆と一緒にやることは好まない。
皆と一緒にやるためには、オープン・ダイアローグとかリフレクションを
ファシリテーターを入れて、一緒にやる工夫が必要な人々なんだ。

F ムーミンを読むと分かるのは、会話が成立していない。何となく一緒に
いるのだが・・・。だからファシリテーターが要る。と森下さんは言う。

G 古来フィンランドは森が多くあって、森の合間に人家が建っている。
集団では住んでいなかった。
だから昔、バイキングもフインランドは攻め尽くせなかった。

H そうしてフィンランド人は生き延びてきて、国民意識としては、自分達
はフインランド人であるというプライドと「仲間を見捨てない」というスロ
ーガンで生き切ってきた。

I 人材を一人も無駄にしない。個性を育てる教育。みんなで一緒にやる力
を育てるよりも一人一人が最大限の力を発揮できる、そんな教育をしている。
例えば国語の時間に読書をしたとする。その後は生徒はどうするかと言えば
一人は主人公に手紙を書く。一人はキャッチコピーを考える。一人はポスター
を描いたり・・・個人個人で考える。

J 「ムーミン谷の11月」最後の小説ではムーミン一家がいない中、ムーミン
谷の他の人々はムーミン一家を慕っていろいろまねをしようとするがストレス
がますばかり。結局自分自身になること、自分自身でいることが一番と悟って
それぞれが自分らしく生きることになった。というお話で最終篇は終わった。
自分自身に対して誠実。その人がその人でしかいれない人々が登場している。

K フィンランドの人々は、過去を振り返るというよりは、未来に向けてサポ
ートする。あまり過去を振り返らないというので“トライ&エラー”で過ごし
易い。うまくいかなかったらそれはそれでやめれば良い。次のことをやれば良
い。そう考えるとADやODも辻褄が合う。   

なるほど!!です。
他にも経済のこと、介護のことなど話して下さったが、私としてはおおむね
こんな風にまとめることが出来た。
私達はこのような森下さんのお話を聞いて、フインランドでの研修の全体が
つながりあって腑に落ちた気がした。そして我々の多くが森下さんのファン
になったように思う。
  
    
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2017/9/6 | 投稿者: shoji

SHOJIです。

       オープンダイアローグとダイアローグした旅


既にNAOKOが旅の様子、フィンランドの様子など大枠であるが的確に表現
している。(1)(2)
私は異なった視点からフィンランド体験を書いてみたい。

<今回の旅の目的>
私には今回の旅の目的が三つあった。
一つは、トム・アンキルさんが、ADを通して社会変革に挑戦しているので
その実態を知ってみたいこと。下写真はワンデーWSの冒頭のトムさんです。
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(NAOKOのタブレット動画から一コマを写真データにしたもの)
私が出発前にMURAIさんに提出していた質問に対してトムさんの体験を語って
くれた。このことは別の機会に述べてみたい。

第二は、PCAモデル・PCAGIP、OD AD の共通点・接点・相違点を明確にし
たいと感じていたこと。

第三は、フィンランドは「ベーシックインカム」など独特の経済政策を進め
ていて、アメリカや日本に拡大している新自由主義による所得格差の拡大に
対してどう対応しているのか。
我々一人一人の自己実現や幸福は経済的不安が少ないほど達成されるのでは
ないか? である。

以上の三つの目的を抱きながら、オープンダイアローグ、アンティシペーション
ダイアローグって、何だ!と思いながら旅した10日間でした。そこでオープン
ダイアローグとダイアローグした旅と名付けてみた。まだ帰国後もこの旅は続
いている。


とはいえ、フィンランドの観光も楽しんだことは確かである。
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ヘルシンキの路面電車。あちこち様々な路面電車が走っていて非常に便利。

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海辺の露天マーケット。ベリー類や桃類、生食用のビーンズなど盛り沢山。



<OD・ADのファシリテーター養成コースの人たちとの出会い>
私達のいる市役所の部屋に、このコースの6人が参加されて、それぞれが
ファシリテーターコースに参加した動機を語ってくれたのである。
とても印象に残っている。森下さんの通訳で事情がよく理解できた。
教師、ソーシャルワーカー、医師など様々な職業を持っている方々である
ことに驚いた。“ボランティア”ではない。2年間の実習コースらしい。
(月一回の講座。月一回のミーティング)

三人の話を覚えているので書いてみたい。
@ 中学校の技術科の男性教師は同じ仕事ばかりでなく別の仕事をしたい
ということと、今の仕事の教え方を開発したかったからでもある。週1時間
このために時間をもらっている。ADのファシリテーターに志願するために校
長に申し出たところ、「良いだろう。1時間の穴は他の人がカバーしましょう」
だった。        

A 中学校数学を教える女性は。ファシリテーターになろうとしたのは、平和
交渉に関心があったから。いじめの問題などは個人よりもまとまったグループ
にファシリテーターが必要だと思ったから。昨日もファシリテーターに来て
もらった。4名のグループミーティングだった。

B 女性医師。今自分がしている仕事は大事なことと考えている。その上に
サービスを向上させるために、クライエントさん、スタッフさんのことを
ちゃんと知っておく必要があると思っている。参加者を認識するためにダイ
アローグ性が必要であり、ここにはそれがある。行政の中にいて、参加者が皆
共通に理解していることが必要であると思っている。



何だ!現職の優秀な教師や医師がADをやりたいと希望してファシリテーター
になるんだ。しかも費用は学校や病院が持ってくれるのである。つまり、現
職で優れた仕事をしているからADのファシリテーターコースに入るのである。

ポイントは、コースの参加費用は無料である。理由はコースの方々がそれ
ぞれ所属している職場からの給料で生活できるわけで、ADの方から給料を
もらっていないのである。だから派遣されている形になるのである。
何と経済的に人材を活用している国だろうと思って感動して聞いていた。

日本だと〇〇協会が主催し、参加者は参加費を支払って、時には職場を
退職しなければならないのが通例である。
こんな時には「お金をかけた分取り戻すぞ」という気持ちになるのも自然の
ことであろう。
                      
(私の聞き間違いの所もあるかと思う。分かり次第訂正したい。)


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2017/8/30 | 投稿者: naoko

NAOKOです。

     フィンランド人って?

今回の旅に出る前、新聞で「マッティは今日も憂鬱」FINNISH NIGHTMARES
副題 ー フィンランド人の不思議 ー という日本語訳のフィンランド
コミックが方丈社というところから出版されていることを知って購入した。
(カロリーナ・コルホネン  柳沢はるか訳)
何でも2016年フィンランドコミック部門売り上げNO1ということだ。

裏表紙には 
マッティは典型的なフィンランド人。
平穏と静けさと個人的領域(パーソナルスペース)をとても大事にしています。
この本を読んで、もし、共感していただけたなら。あなたの中にも、
“小さなマッティ”がいるのかもしれません。とガイドしていて、
大雨の日も雪の日もこれ以上は距離を詰められない、とバス停の様が描かれて
いる。
                 
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ページをめくると私にもマッティがいて共感を覚える。
フィンランドという国にますます興味が持てた。

ちなみにフィンランドで帰国前日にあったTOYAMAさん(現地の大学院生で
お相手の方はフィンランド女性で三歳の男児のいる三人家族)とお会いし
た時、マッティさんのことを話してみたら日本で言う太郎さんという名前
のように国を代表するようなよくある名前だそうです。


しかし実際のわれわれのスケジュールは夏休み中だったので一般のご家族
に会えることはTOYAMAさん以外はなかったし、街で子どもたちの姿もあまり
みられなかったので確信をもってフィンランド人のことを言えない。
全体の印象としては、お店の方やホテルのスタッフ、清掃スタッフまでも
優しく挨拶してくれたり、応答して下さった。
ホテルで一度ルームカードキーが見当たらなくなって、フロントに問い合
わせたところ、「困るだろうから別のキーをあげますね」と私の気持ちを
察して渡してくれた。すぐ後に見つかったので返すと「OK You are wellcom」
とやさしかった。信号のない横断歩道では私達が車の方に遠慮していると
にこにこと手招きして渡るように促してくれる。
ロバニエミ市の図書館(アールトの素晴らしい建築物だった)の子どもエリア
(お喋りしたり踊ったりしてもよいところのようだった)での大人の外国人
への対等な優しいコミュニケーション姿勢にも驚いた。子どもが自分対も含め
大人も含め、個人個人を尊重する教育がなされているのだろうと言うことが
垣間見られた。

研修では多くの専門家とお会いすることが出来た。
思い出と記憶を再現するために時系列的にファーストネームを書き並べよう。
先ず日本人ではお二人。今回の研修・視察の部をまとめ上げて下さり献身的
にお世話下さったMURAI MIWAKOさん。フィンランド語通訳者MORISITA KEIKO
さん(ムーミンの研究者でもある)。
フィンランドの方は、ヘルシンキの1日ワークショップでトム・アンキルさん、
(ADの創始者)
ロバニエミ市ではコオーディネィーターのユッカさん。ファシリテーターの
マイアさん、エーラさん、マリアさん、アーヤさん。それから名前は覚えてい
ないけれどファシリテータ養成講座に参加しておられる22名中の6名の方々。
市役所の職員ユッカさんともう一人女性は市の職員。他のファシリテーターは
主な職業があって、グループミーティングがあるときにファシリテーターとし
て活躍するのだそうだ。その方々の主職業は教員、医師、福祉士、CP・・・・。

ケロプダス病院では精神科医のユーリさん、ナースのミアさん、CPのトミさん
アン二さん他、食堂の料理をしてくれた女性の方などでした。そうそうそれか
らトルニオからケミ(ケロプタス病院のある所)への列車に遅れそうになった
とき、自転車で突っ走り、先頭の車掌に「待って」と交渉してくれた精神科医
のカリさんも瞬間の出会いでしたが感動の一コマだった。

お会いしたこれらの人々に私が感動したのは、ご自分がご自分を先ず守るとい
う自分のことの専門家は自分、クライエントさんや問題を抱える当事者の方々、
市民の方々も自分のことを一番知っているので、一緒に対等に幸せになってい
こうという理念、イデオロギーをしっかり持っておられることや、
それは自分自身の幸せにつながることにもなるようで、皆さんは人に肯定的に
接することが出来、ご自身も生き生きと活動されているように見えたことです。

これはマッティともつながるように私は思った。先ず自分のスペースを守るこ
と!! 他の人は他の人で自分のスペースを守れるのだから!!大丈夫!!

フィンランドの歴史、文化、自然などがフィンランドの人々に力を及ぼしてい
るのだろう。AD ODもその土壌から育まれているもののように感じた。

ヘルシンキの本屋で「マッティは今日も憂鬱」の第2巻が山積みされているの
を発見した。まだベストセラーのようだ。
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英語版を一冊買った。日本語版も出来るようだ。
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2017/8/26 | 投稿者: naoko

SHOJI & NAOKOです。

ドリームプロジェクト(ドリプロ)のメンバーを中心に14名がフィンランドの
AD ODに関する視察、研修の旅をした。昨年このフィンランドのラップランド州
ロバニエミで研修をされたMOTOYAMAさん(英国で在外研究中)が現地との調整
役を執って下さった。
(ADとはAnticipation Dialogues. ODとはOpen Dialoguesです)
NAOKOにとっては初めての北欧の国フィンランドの旅でした。
SHOJIはNAOKOの丁度80歳になった記念の旅にもなるねと言ってくれました。

しかし福岡からは直行便といえども、片道9時間半のエコノミー搭乗は大丈夫?
現地は何十年振りかの冷夏だという情報も入って、どんな衣服を準備する?
参加者は個々の行き方で現地集合になるなどいろいろな予期不安が重なった。
ただ安心情報の一つはMOTOYAMAさんが英国からの便を我々と近い到着便にして
くれて、現地の空港で合流できるということだった。

実際はお陰様で二人ともキャビン内も快適に過ごせたし無事にヘルシンキ空港
でMOTOYAMAさんともほぼ一年ぶり感激の再会ができたのでした。
これをスタートとして、全日程が十分にエキサイティングな研修旅行になった。
ヘルシンキは晴天16℃。上着を着て快適な気候だった。

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空港から列車でヘルシンキ駅に着いた。すでに英国からMOTOYAMAさんが中央駅
近くにホテルを予約をしてくれていたので荷物をコロコロ押しながらもすぐに
着いた。先着の4名が二日前に到着している同じホテルだった。

翌日の一日だけはフリーで次の13日はADの創始者であるトム・アンキルさんの
1日ワークショップ。その次の日からはラップランドのロバ二エミ、トルニオ、
ケミと移動しての研修計画が入っている。
隙間の時間を見つけてサンタ村、フィンランドの森、街歩き、買い物などする
ことが出来るかも知れないと期待していた。それはほぼ達成できた。

11日、まずヘルシンキのホテルに到着して少し休んだ後、SHOJIはそのまま部屋
で休み、私はすぐホテルの隣に見えていた全館木製の礼拝堂でゆっくり30分くら
いの瞑想の時間を持った。
音もなく静かな空間があり、こころも身体も落ち着くことができた。
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その後の10日間、日本から7500qも離れた北欧の国フインランドで、我々は
どのような体験をしたか? 今帰国してからもう一週間になる のでそろそろこ
のブログに文字にして書けることがあれば書こうということになった。

実は帰りの機上で、なかなか眠れない状態のまま、隣席のSHOJIと共にボソボソ
と体験話しをしながら、下のようなキーワードを列挙することができた。
順番通りでもなく、このタイトル通りにもならないかも知れないが、それぞれ
が書けるときに書いて行きたい。

● PCAとオープン/アンティシペーションダイアローグ ー 体験的比較 ー
● フィンランドで考えたこと(平等 継続性を大事にする 個性が育つ・・)
● フィンランドという北欧の国に行く夢が達成された
● フィンランド で出会った日本人  森下さん 戸山さん
● ケロプダス病院訪問 
    (発生の地で元気に継続している スタッフとの出会い・・・など)
● 人口の少ない国の大きな試み
● ハプニング ー ロバニエミからトルニオへの列車に間に合わないか?? の時
 
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