2016/11/21 | 投稿者: naoko

NAOKOです。

春に熊本、大分の地震災害があって、秋の由布院ワークショップはどうなるか?
5月にはほぼ定員に達していたが、スタッフで相談して「今後の余震の収まり具合
によってはまた災害が起こる心配もあるので、キャンセルを遠慮無く申し出て下
さいを。」というメール発信を参加予定の方々にしようということになり、ワー
クショップの準備はここから始まった。

会場である櫟屋さんにSHOJIが何度か電話して伺ったところ「大きな被害はないが
これからも余震がどうなるか分からない。」「けれども先生方お二人でも来て下
さるとありがたい。お待ちしています。」とのご返事だった。

その後何人かのキャンセルがあり、入れ替わりに新しい申し込み者が増えたので、
結局は定員10名満席。そしてキャンセル待ち5名のかたには次のご縁にという
ことになった。

今回実際に行ってみると、由布院の街は崩れた塀などはもうすっかりきれいに取
り除かれていて、これまで何度も近くをドライブして馴染んでいた有名な旅館の
長い土塀も、存在していたことすら記憶に戻らないくらいにきれいな平地になっ
ていた。しかしたまには写真のようにまだブルーシートが罹った屋根もみられた。   
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櫟屋さんの辺りは美しい紅葉に囲まれていた。
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猫たちもお宿の周辺で我々を慕ってくれているようでもあった。
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こんな紅葉の中でわれわれのセッションはゆっくりと、時には速い流れもあった
りして前半を過ごしていた。料理も美味しいし、面白い話題も飛び交っていた。

後半の方に流れていった辺りから大きなテーマが見え始めた。それは、メンバー
のお一人が最後のセッションで表現された「世界平和って何んだろうか?」とい
うような大きなテーマにも及ぶものだった。
グループの全体が何かに色づいていくと暗々裏に(いま政治の世界的出来事では、
その危険性も感じるが)感じた方が我々のグループに一石を投じられたようにも
思う。
簡単に割り切って解決策の見つけられるようなものではなく、もどかしく切ない、
悩ましいテーマを共有することになった。

体験の中での簡単な具体例で例えれば、
会場のお宿には、慕ってくるご近所の猫やお宿の飼い猫などで常時3,4匹の猫
が居る。メンバーに猫好きの人もいるし、猫を抱いたり撫でたりしたい気持ちは
あるが身体にアレルギー反応を起こすので複雑な気持ちになる人。
または、はっきり言って猫が苦手な人がおられる。すると穏やかに一緒に居るこ
とがなかなか難しい。

カメムシが部屋のあちこちに出没した。
とても苦手な人はカメムシが出現する度に、助けて!と声を揚げる。
そんな時には虫が比較的平気な誰かが追い払いにいきくれて、とりあえず窓をき
っちり閉めればよい。簡単に問題解決ができて、この場合は感謝と共にお互いに
平和な気持ちを持つことが出来た。分かりやすい実際例ではある。

しかし他に、我々は偶然の予期しない出来事から、複雑で簡単には割り切れない
人間模様を体験することになった。
多様性を尊重しながら、個々のそのままを活かして生きる難しさをみんなで体験
したということです。

ファシリテーターとしては、改めて比較的短い日数のグループでの初期の工夫を
考えたり、もっと勉強していく課題をもらったと思っている。



1

2016/10/20 | 投稿者: naoko

NAOKOです。

今回の旅の目的は秋田、青森にまたがる白神山地のブナの自然林をできる限り散策
することと、日本海の海岸線にいかにも忠実に走るJR五能線に乗れることであった。
これは私にとってのここ数年来のあこがれでした。
一昨年だったか大阪に住む娘夫婦にそんなことをつい口走ったら、早速計画を立て
てくれ、とうとうこの10月の連休に実現した。

所がこの夏はいつまで経っても気温が下がらず、しかも台風は次々に襲来していた。
出発の日が近づく頃、半ば危ぶみながらも、心の中ではブナ林の紅葉とシーニック
ドライブや五能線の車窓から見える秋晴れの風景がすでにできあがっていた。
ところが・・・・

<世界遺産、白神山地は土砂降りの雨だった>

羽田空港で乗り継いだ秋田行きプロペラ機はずっと強い雨に叩きつけられていた。
空港に着くとありがたいことに娘夫婦が一足先に到着していて、レンタカーの準備
をして待っていてくれた。直ぐに夫氏の運転で日本海側を北上した。八郎潟干拓地
では収穫前の稲穂が黄金色になって続いていた。
そのまま少し北上したところで国道101沿いの蕎麦屋で昼食をとることにした。店は
ご当地産の秋田杉を使って建てられていた。玄関が引き戸と引き戸の間に少し土間
があるのは雪国ならではの工夫なのだろう。

雨はまだ降り続けているがそのまま白神山地の北側に当たる十二湖方面に向かった。
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十二湖は山地の中腹辺りにあり、小さな池の周りにブナの自然林が生い茂っている。
ここ辺りは遊歩道も整備されている。
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雨ガッパを着て傘をさしての散策であったが、さすがの美しい自然の風景から我々
は充分に癒やされながら一時を過ごす事が出来た。
膨大な広さを持つ自然林の奥へ進むにはガイドを頼んで入らなければならない。
今回は雨脚も強かったので切り上げて、海岸沿いに突き出た小さな岬のホテルへ向
かった。

<きっと>

今回の旅では、この言葉が枕詞のようにしばしば使われた。
「きっと、10日後には真っ赤な紅葉になるんだろう。」(十二湖で)
「きっとあの辺りに、美しいサンセットが見えるのだろう。」(五能線で)
「きっとあの正面に夕日が落ちるのだろう」(ホテルの温泉、露天風呂で)
私も何度もつぶやいたが、この言葉を口に出すことで、情景が浮かび上がり、不思
議なことにまるで本当にそれを体感できているような思いになる。
バーチャルリアリティ!!
多分、我々は残念なことがあったり、残念なことを想い出したときには、感嘆詞や
形容詞、副詞、など使うことで気分を変える術を知っているのだろう。

<海岸ぎりぎりを走る北のローカル線>

福岡でも博多駅から唐津を走る筑肥線は海岸線に沿っているが、秋田の能代から青森
の五所川原を走る五能線は、大袈裟に言えば手を伸ばせば届く位の海岸線近くを走り
続ける。
      
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旅の2日目は空は晴れたが風が強く、再度のブナ林歩きは断念。宿泊したホテルに近い
艫作(へなし)という無人駅から私とSHOJIは五能線に乗り込んだ。千畳敷駅まで乗り、
平行してドライブしてきた同行の二人と合流した。
乗車の一時間ばかり、われわれ二人はまるで鉄道ファンになったように白波の立つ海
や景色をワクワクしながら写真を撮りまくっていた。乗ったのは予約のいらない各駅
列車だったが、列車の海側の席は鉄道ファンらしい人々で占められていた。

<旅での思いがけないこぼれ話>

その1、千畳敷は1792年に地震で海岸が隆起して出来たと伝えられていて、奇岩奇石
やきれいな海岸段丘がみられる。ここからはまた四人でドライブして五能線の発着駅
である五所川原に向かった。ここは太宰治の生家である「斜陽館」が有名だが、その
向かい側に津軽三味線会館があった。ここはまた津軽三味線の発祥の地と言うことで、
歴史のことなど展示物があり、津軽三味線は庶民から産まれ育まれたのだということ
が分かった。丁度ホールではプロの演奏が始まる時刻だったので席に座って聞くこと
にした。
迫力のあるプロの演奏が終わって、後ろのパネルをみていた娘が私を呼びに来て「SH
IHOちゃんが写っているよ」と指さした。そういえば今年の津軽三味線全国大会に孫の
SHIHOが部活の仲間と一緒にこの地にきて優勝したと聞いていた。その時の演奏中の
写真が『優勝』という文字と共に写されていた。みんなで驚いてしばらく眺めていた。

その2,これは嬉しくもあり恥ずかしい体験でした。
福岡から秋田までの直行便は無く羽田での乗り換えだった。乗り換えのゲートまで
行くと係員がチケットをみて「ここから乗り換え口には350bも あるので良かったら
電動カートをお使いになりませんか?」と問いかけた。それは有り難いとお願いした。
 おそらく我々の年齢が発覚しての誘いだったと思う。羽田空港の端から端まで運転手付きでの移動は大変スムーズで、この思いがけないサービスにとても感謝した。
でもでも何故か、移動中ずっとオルゴール音で童謡「森のくまさん」のメロディーが流れいて、これは、何だか気恥ずかしかったですう( 笑)
6

2016/10/13 | 投稿者: naoko

     〜 日本のノーベル賞受賞業績は30年前の過去の遺産 〜

SHOJIです。

【はじめに】 
 日本では数年ノーベル賞ラッシュで、たいへん嬉しいニュースである。2016年度
ノーベル賞は医学生理学賞を大隅良典東工大栄誉教授(71)が受賞した。オートフ
ァジー(自食作用)の研究という。自食とは、生命にとって極めて重要である。細
胞が不要になった自分の一部を分解し、再利用するメカニズムを発見した。大隅教
授は賞金(9500万円)を研究費や奨学金制度創設の基金にしたいと述べている。
「日本でも社会全体が大学を支えるという認識がないと、科学者は育たない」と話
している(朝日10/5)。2001年以降の自然科学系で日本人は16名受賞し、米国60
人に次ぐ世界に誇る大業績である。新聞でも大きく報道され、日本に追いつき、追
い越せを目指す中国、韓国、台湾の三つの国がなぜノーベル賞受賞が少ないのか、
受賞なしか自国の要因分析を行っている。しかし、現実には、日本はこれらの国々
にすぐに追い越されることは時間の問題と言われている。だから、大隅教授がノー
ベル賞受賞を若手の支援に注ぎ込みたいと語るわけなのである。

【日本の研究業績の低下傾向!!】
 OECD諸国の中でGDPに対する教育機関への公財政支出は最低である。(1位のフ
ィンランドは1.8%、日本は0.5%)これは、すでに10年も指摘されているが一向に
増額はない。
豊田長康氏(鈴鹿医療科学大学学長)は、「日本の科学技術論文の世界的地位は低
下の一途を辿っている」と厳しい現実をつき出すデータを提出している。
以下、そのブログから引用しておきたい。

@イノベーション力の高い大学ランキングでは、日本は阪大18位、京大22位、東大
24位、東北大39位、東工大51位、北大98位となっている。

A国立大学運営交付金の削減
1998年、日本の国立大学法人化が始まって4年経過した。2002年あたりから日本の大
学から、論文の生産量と引用回数が低下し始めている。さらに日本のお家芸であっ
た物理、化学、生命科学の分野で明確に低下している。すでに韓国、中国、台湾に
追い抜かされている。国立大交付金は、毎年1%削減されている。北海道大学は29年
度から5年間に教授205人分に相当する人件費を削減する案を出している。(朝日10/5)
旧帝大系の大学も似たような傾向らしい。

B「選択と集中」より「総額」を増やし分散を
日本の財源難を理由に、大学を選別し、やれ「拠点大学」だの「卓越大学」とか名
前を付けて研究費を傾斜配分している方向を選んでいる。私は、これはいい選択で
ないと思う。癌の新治療薬「オブジーボ」で世界の注目を集めている本庶佑氏(京
都大学名誉教授)は「狙ってできないブレークスルー、たくさん種まきを」と語っ
ている。(朝日9/28)私はこの意見に大賛成である。政府のプロジェクト施策のよ
う「5年間に何かをやる」というのは間違っている。種子をいっぱい蒔かないとどん
な種子が芽を出すかわからないのである。ブレークスルー研究が生まれる大切な条
件である。

そこで私は次の5点を強く要望したい。
 1,教育費、研究費の総額を総体的に増やすこと。ピーク時の日本に回復するには、
   25%増、韓国に追いつくには50%増、G7や台湾に追い付くには、100%増
   が必要(豊田氏推計)
 2,若い研究者、ポスドクを増やし、生活を支える資金をかなり長期的に提供でき
   るシステムを作ること。 
 3,研究は、本質的に無駄が多い。成果主義の論理では新しいブレークスルー研究
   は生まれにくい。
 4,国際競争に生き残るために、日本のこれまで築いてきた創造性を大切に育てる。
 5,税金を教育費・研究費に投入して欲しい。せめてOECD諸国(31ヵ国)の最低か
   ら脱出させよう。

〈参考文献〉
・大隅良典 朝日10.5
・未来への投資をケチるな 朝日10.5
・国立大学交付金(ウィキペディア)
・春秋  西日本10.5
・土生木茂雄(文科省高等教育局)高等教育行政の現状と課題H28.9.11臨大協

3

2016/10/13 | 投稿者: shoji


     〜 日本のノーベル賞受賞業績は30年前の過去の遺産 〜

SHOJIです。

【はじめに】 
 日本では数年ノーベル賞ラッシュで、たいへん嬉しいニュースである。2016年度
ノーベル賞は医学生理学賞を大隅良典東工大栄誉教授(71)が受賞した。オートフ
ァジー(自食作用)の研究という。自食とは、生命にとって極めて重要である。細
胞が不要になった自分の一部を分解し、再利用するメカニズムを発見した。大隅教
授は賞金(9500万円)を研究費や奨学金制度創設の基金にしたいと述べている。
「日本でも社会全体が大学を支えるという認識がないと、科学者は育たない」と話
している(朝日10/5)。2001年以降の自然科学系で日本人は16名受賞し、米国の60
人に次ぐ世界に誇る大業績である。新聞でも大きく報道され、日本に追いつき、追
い越せを目指す中国、韓国、台湾の三つの国がなぜノーベル賞受賞が少ないのか、
受賞なしか自国の要因分析を行っている。しかし、現実には、日本はこれらの国々
にすぐに追い越されることは時間の問題と言われている。だから、大隅教授がノー
ベル賞受賞を若手の支援に注ぎ込みたいと語るわけなのである。

【日本の研究業績の低下傾向!!】
 OECD諸国の中でGDPに対する教育機関への公財政支出は最低である。(1位のフ
ィンランドは1.8%、日本は0.5%)これは、すでに10年も指摘されているが一向に
増額はない。
豊田長康氏(鈴鹿医療科学大学学長)は、「日本の科学技術論文の世界的地位は低
下の一途を辿っている」と厳しい現実をつき出すデータを提出している。
以下、そのブログから引用しておきたい。

@イノベーション力の高い大学ランキングでは、日本は阪大18位、京大22位、東大
24位、東北大39位、東工大51位、北大98位となっている。

A国立大学運営交付金の削減
998年、日本の国立大学法人化が始まって4年経過した。2002年あたりから日本の大
学から、論文の生産量と引用回数が低下し始めている。さらに日本のお家芸であっ
た物理、化学、生命科学の分野で明確に低下している。すでに韓国、中国、台湾に
追い抜かされている。国立大交付金は、毎年1%削減されている。北海道大学は29年
度から5年間に教授205人分に相当する人件費を削減する案を出している。(朝日10/5)
旧帝大系の大学も似たような傾向らしい。

B「選択と集中」より「総額」を増やし分散を
日本の財源難を理由に、大学を選別し、やれ「拠点大学」だの「卓越大学」とか名
前を付けて研究費を傾斜配分している方向を選んでいる。私は、これはいい選択で
ないと思う。癌の新治療薬「オブジーボ」で世界の注目を集めている本庶佑氏(京
都大学名誉教授)は「狙ってできないブレークスルー、たくさん種まきを」と語っ
ている。(朝日9/28)私はこの意見に大賛成である。政府のプロジェクト施策のよ
う「5年間に何かをやる」というのは間違っている。種子をいっぱい蒔かないとどん
な種子が芽を出すかわからないのである。ブレークスルー研究が生まれる大切な条
件である。

そこで私は次の5点を強く要望したい。
 1,教育費、研究費の総額を総体的に増やすこと。ピーク時の日本に回復するには、
   25%増、韓国に追いつくには50%増、G7や台湾に追い付くには、100%増
   が必要(豊田氏推計)
 2,若い研究者、ポスドクを増やし、生活を支える資金をかなり長期的に提供でき
   るシステムを作ること。 
 3,研究は、本質的に無駄が多い。成果主義の論理では新しいブレークスルー研究
   は生まれにくい。
 4,国際競争に生き残るために、日本のこれまで築いてきた創造性を大切に育てる。
 5,税金を教育費・研究費に投入して欲しい。せめてOECD諸国(31ヵ国)の最低か
   ら脱出させよう。

〈参考文献〉
・大隅良典 朝日10.5
・未来への投資をケチるな 朝日10.5
・国立大学交付金(ウィキペディア)
・春秋  西日本10.5
・土生木茂雄(文科省高等教育局)高等教育行政の現状と課題H28.9.11臨大協

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2016/9/7 | 投稿者: shoji

SHOJIです。


 8月27日、28日、29日と第35回日本人間性心理学会大会(於九州産業大学)に参加
してきました。
 学会設立メンバーの一人なので、日本心理臨床学会とともに在外研究で日本に不
在の時以外は、必ず出席してきました。今年の印象を書いてみます。

(1)発表準備は四苦八苦
 今回は私自身が協同研究発表者2回、指定討論者1回と大活躍で、28日、29日と2日
間会場にいました。私が筆頭発表者になっているPCAGIPに関するプロジェクトの考案
原稿が28日午前6時にやっと完成、すぐM上、S浦、F野の3氏にメールして印刷をお願
いした。幸いM上さんが当日会場に印刷原稿を持ってきてくれて、ほっとしました。
あいかわらず「ギリギリまで粘る」クセで周囲の方々に迷惑をかけています。

(2)香椎のおいしい鍋料理:M山ゼミ、東亜、九大、九産、志學館の同窓会?
 27日夕方の集いはK村さんが発案・連絡係をしてくれて、K田さんがI富さんの知恵
を借りておいしい店を見つけてくれました。
20名余りの現役院生とOB、OG、また一緒に研究している仲間でした。
S井さんのように鹿児島から院生を連れてきたり、O崎夫妻が鹿児島から11月に生ま
れた可愛い坊やを連れていてくれたり、にぎやかで楽しい会でした。生ビール1杯
だけにしていましたが、けっこう酔いが回って、しゃべりまくっていました。
9時過ぎにNAOKOと先に失礼し、MK保さんにエスコートされながら西鉄香椎駅から赤
坂駅へ。 あとはタクシーで22時には自宅に戻った。

(3)学会のメリットは出会いの場であること
 今回は、私は3つの発表に関係していたので、余裕がありませんでした。九大時代
の院生たちが大学の教員になって活躍していて、しかも何と私のところの院生たち
の発表の座長になっています。旧式の言葉ではありますが、孫弟子がお世話になっ
ていることになりますね。有り難いことです。

(4)座長との出会いから
 私はワークショップでも学会発表でも、その場から個人的な出会いや交流が生まれ
ることが1番のメリットと思っている。今回も発表後の座長との交流で様々な出会い
があったようだ。発表後、1時間にわたって座長と発表の続きでディスカッションが生
まれている。発表後に残った点、ひっかかった点など、まさにオンサイトSVである。
計画されたSVだけでなく、偶発性によるSVは実に面白いことが起こる。
 Kさんのメールでは、参加者は少人数だったが、座長も同じ子育てテーマで研究を
やってきたベテランだったらしく、とても役立ち参考になる視点をたくさん頂いたそ
うである。しかも、それが刺激でPCAに関する私の論文などを改めて読み直して、改
めてPCAGの意義がよくわかったとメールされてきている。問題意識をもって、参考
書を読むのと、ただ与えられたテキストを読むのとは、えらい相異がある。(後で知
ったが、この座長はNAOKOの知り合いであった)
 N島さんの「SCが工夫して実施したPCAGIP」の発表会場にはK村さん、U野さん、K山
さん、NAOKOらも参加し、活発な意見交換があって、やはり終了後に座長との時間が
持たれたようである。
 
 学会発表”は、発表だけに意義があるにではなく、発表準備前の様々な頑張り
と交流、発表現場の参加者との交流,座長との交流の3つのプロセスが展開するの
で、発表者には貴重な刺激となるフィードバックが生まれる。

(5)他大学の院生達とダべる楽しさ
 今回は29日の最終日に、私たちの「看護学校PCAG」発表に来てくれた関西大学の
院生たち3人とMK保、M田、K田、A原さんと1時間ほどダべりました。M國大会委員長
直々の許可を得て、九産大7階コーヒーコーナーを借りることができた。関大院生た
ちが自分たち自身やOBのために出店方式をやっていることに関心があった。
彼等はPCAなどと言わないが脈々とPCAスピリット”というか、自分たちのアイデ
アで必要なことを自分達で創り出している動きに感動したからである。教員にも声
を掛けているが自由に参加してもらうらしい。なんと今年で3回目という。
S井君がさっそく参加したいと情報を集めていた。
 土居健郎は、臨床心理士の養成には「専門性と人間性」が必要と主張し。人間性
の修養の大切さを強調している。専門知識だけでなく、私の言葉で表現すれば、臨
床活動を通じて、自分との対話、自分との向き合いが必要であること、これは教え
ることはできない、自分で学びとらねばならないことを強調したい。PCAは人間性を
訓練の中核に置いているのが最大の特徴だろう。

(6)中華レストラン 揚子江でおしゃべり
 最後は、A原、K田、M田、S井、M山の5人で研究の発展について話し合った。
九産大時代、ゼミ終了後、九産大近くのこの「中華レストラン 揚子江」で、みん
なで喋りまくっていたことを思い出した。九産大から5年間に5人も「課程博士」
が誕生したのも、こうした「知的な遊び」があったからかもしれない。
 いろいろ喋ったが、A原君のファシリテーター研究がとても印象に残った。
発表での参加者も多かったと聞いた。M田さんの発表は、結婚など様々な個人的な事
柄が次々と起こって超多忙にもかかわらず、素晴らしい発表でした。しかし、私自
身がお勧めした発表にもかかわらず、私の多忙のため研究デザインなど様々なこと
で、充分ご支援できず申し訳ない気持ちでいっぱいである。手直しの方向は見えて
きたので、また一緒にやりたい。

(7)発表に参加できなかったこと
 MK保、A原、K田、K、N山、N島、N野他、沖縄グループの発表会場に行けなくて残
念だった。今回は、私自身の研究発表とPCAGIPネットの設立準備に追われ、
余裕がなかった。九大OB達ともチラッと会場で顔を合わせ、挨拶した程度だった。
来年からはもっと楽に学会で過ごしたいと思っている。

(8)応援に徹していたNAOKO
 当日参加当費を払って27日,28日と参加したNAOKOは、応援に徹していた。
九大、東亜、九産のOB・OGはじめNAOKOがつながりを持っている福岡人間関係
研究会、EGの参加者たちと自由に交流を楽しんだようである。

(F野薫さんが私のいつもの殴り書き原稿を入力し、NAOKOがブログに投稿するた
めに編集をした。記して感謝します。)
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