3月から始まる自殺対策強化月間のキャッチフレーズに、AKB48(エーケービー・フォーティエイト)のアイドルグループを捩った名前「あなたもGKB47宣言!」が新聞の見出しに載れば、一躍有名になる言葉?略号?名前と期待していたようです。
しかし、GKB47(ゴキブリ・ヨンジュウナナ)と読めるなど、「人の命を軽く扱うな」と批判もあり、人気は今ひとつのようで岡田副総理は「撤回する」と表明したようです。何か「後期高齢者」の名称を決めた時を思い出し、違和感を持ちます。
「何々月間」と云えば「何かしなければならない」などと、仕事熱心な役所の方の思いつきなのでしょうが、何か勘違いしていないでしょうか。それでも、一度表明した以上、政治家が何を云おうと引込めなかった「後期高齢者」の様にするのでしょうか。
記念日や月間を決めた以上、政府や関係団体はいろいろな行事を行い人々に周知することが役目でしょう。しかし、こと自殺という心の問題を行事化するには難しさが伴い、交通事故防止月間という様な訳にはいかないと思うのです。
自ら命を絶つという重さを、どの程度受け止めるか、また防止するには何が不足していて、如何すればくい止める事が出来るのか、みんなで考え気づく月間だと思うので、ある意味で言葉が有名になれば、内閣府の村木厚子政策統括官が云う「GK(ゲートキーパー)がなかなか認知されない」という説明も理解できないでもありませんが・・・・。
それでも自殺対策の扱いにキャッチフレーズを設けてまですることかどうか疑問です。それよりも、一人悩む段階で話を聴く方法・手段、経済的支援、病気なれば治療に専念できる環境を整備するほうが先です。
自殺者が年間3万人を超えています。予備軍はもっと多いことでしょう。人は生まれてきて、色々な道が待ち受け、喜び、悲しみ、悩み、そして育ちます。自ら命を絶つには原因が必ず在り、解決できないかもしれません。それでも生きていれば叶うことがあるかもしれないし、耐えて生きねばならないのです。
静かに「自殺対策強化月間」を定め、自殺者が減る方策を考える期間を決め、期待しているだけで良いじゃありませんか、マスコミを利用してキャンペーンまでしなくとも・・・・。
でも、この騒ぎで結果は周知に成功したのかも・・・・。

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