今回も引き続き新聞漫画ネタです。
前回の小学生新聞について補足。
そもその購読のきっかけは、弟に読ませるために両親がとり始めたらしい。
だが弟そっちのけで私が夢中になってしまい
それならばと中学生向けのほうに切り替えて購読することに。
というわけでその年の秋から、毎日中学生新聞を読み始めたため
以降はそちらの漫画について語っていきます。
『ドガバン先生』(今橋さとし)
大きな鼻で太っちょなドガバン先生と
悪戯好きでデコの大きい男子生徒(名前忘れ)のやりとりがユーモラスな4コマ漫画。
そして3ヶ月毎に変わる、紙面下段の見開き漫画。
結構読み応えがあって、毎朝続きを読むのが楽しみでした。
『ブリークワールド』(高橋スウ) 昭和47年 9月〜12月連載
環境汚染が進み、緑がどんどん失われていく地球。
そこにホモプラントという、植物の特性を持ったミュータントが現れた。
超能力を持つ彼らは、危険視され迫害を受けるが、
主人公の少年と博士は、彼らを保護しようとする。
命をかけて彼らを守ろうとした少年と、ホモプラントのリーダーとの間に友情が生まれる。
ホモプラントたちは博士の用意したロケットで、金星に移住し迫害者の手を逃れ、
そして地球では更に汚染が進んでいく…。
(みにれびう)
話の途中から読み始めたため、詳しい経緯が判らないところもあるけど
中で印象に残った2つの場面。
ひとつめは、最初はホモプラントを快く思っていなかった少年が、彼らに心を開くシーン。
銃弾に当って瀕死の重傷を負い、ホモプラントたちの力で回復した少年が
リーダーに向かって手を差し出し
「僕の心をテレパシーで見てくれ。本当の友達になりたいんだ。」
そしてもうひとつ、物語の最後のシーン。
ホモプラント去った地球では、新たに植物が芽生える兆候もなく、
このまま滅び行くのを待つのみなのか…
考え疲れて横たわった少年がふと気づくと、
星の輝く夜空の下に、露を帯びて光る草。
緑が戻ってきた!
眠り込む少年の背に、そっとガウンを掛ける少女。
夢の中で少年は、草原の中をいつまでも駆けていた…。
『アネキとおれとポリ公と』(関谷ひさし)? 昭和48年 1月〜3月連載
ずっこけ探偵もの。
中学生の少年と、その姉と、飼い犬のポリ公の3人(?)が探偵社を開き
さまざまな事件を解決…しているのかどうか怪しいような(ぉ)
(みにれびう)
正直どんな内容だったかよく覚えていません。
『ガッツ大介』(吉森みき男)? 昭和48年 4月〜6月連載
大介は中学の野球部員。
ある日大介の父が、勤めていた銀行を辞め、ラーメンの屋台を始めると言い出した。
突然のことに家族は反対したが、結局父に協力することになる。
早速父は料理学校に通い、屋台の許可をとって営業を始めるがさっぱり売れない。
大介は父がおいしいラーメンを作るまで、食事をラーメンだけにして励ます。
そして大介の試合の当日、遂にラーメンの秘訣を見つけ出した父は
息子においしいラーメンを食べさせる。
そして大介はその試合で見事ホームランを打ち、試合に勝った。
(みにれびう)
当時流行りの脱サラネタを盛り込んだストーリー。
しかし料理の心得もないのに、いきなりお店開きしたいなんて言い出す
主人公父のドリーマーっぷりには、当時の自分も少々呆れた記憶が。
ちなみにラーメンの秘訣とは、豚の骨のズイでダシをとる(とんこつ?)だったり。
(これも妻からのヒント)
他にも育ち盛りの少年の食事がラーメンだけってどうよ?って突っ込みどころもあるけどね。
昭和48年 7月〜8月
この間に時代物が連載されていた気がする。
作者は誰だったか覚えていないが、横山光輝っぽい絵だった。
『悪魔の子守歌』(高橋スウ) 昭和48年 9月〜12月連載
主人公の少年真吾は、祖父から自分が神の子孫であると伝えられる。
彼自身もまた、自分の不思議な力に気付いていた。
そして何者かに、命を狙われていることも…
転校した学校で、クラスメイトのミキ、エミや番長を仲間にした真吾は
その謎を解く手がかりがイースター島にあることを突き止める。
一向がそこに行くと、予言者風の男が待ちうけていた。
彼もまた超能力者で、失われたムー大陸の話をはじめる。
はるか昔。この地に栄えた文明があった。
だが、ある時一夜にして海の底に沈んで消えてしまった。
それが伝説のムー大陸で、真吾はそのムー大陸人の末裔である。
そこまで話し終わると、男はいきなり真吾に襲いかかる。
真吾の命を狙っていたのは彼で、ムーの血脈を根絶やしにしようと目論んでいたのだ。
一方はるか昔のムー大陸では、王子が突然苦しみだす。
なぜか二人は、数万年前の時間を隔てて繋がっているようで
真吾がダメージを受けると、それが王子にも同じように伝わるらしい。
このままでは王子の命が危ないと、御付きの神官は現代のイースター島に意識をテレポートし
番長に呼びかけて、助けを求める。
番長はエミを殺された怒りのエネルギーで炎をまとって男と戦い、
相打ちになりながらも倒し、真吾とミキは救われた。
そしてムー大陸の王子ナギと王女ナミは、UFOに乗って沈みゆく大陸から逃れ
新しい土地に辿りつく。
そこは後に日本と呼ばれる島であった。
(みにれびう)
過去と現代を跨ぐ凄いスケールの話になって、
最後は日本人の始祖が…という結末にはちょっと意表でした。
あと、さりげにインパクトだった1カット。
主人公たちがイースター島に向かう直前、エミが惨殺されるところ。
といっても直接襲われるシーンは無く、ただテーブルの上に
「イースター島に向かうものは かくのごとく なると しれ」
という文字と、その脇に何やら判らない物体が置かれているだけ。
全体に薄い色のトーンが掛かって、輪郭しか判別できないが
よく見ると、どうやらそれはエミの生首っぽくて
そしてメッセージは、そこから流れ出した血で書かれたもので…
流石に朝っぱらからウヘアな絵を見せるわけにいかんので、こうなったのだろうが
今でもコレが強烈に脳裏に焼きついてしまってる…。
『続・悪魔の子守歌』(高橋スウ) 昭和49年 1月〜3月連載
イースター島から戻った真吾は、何者かによって誘拐される。
ミキは変てこな探偵と、謎の少年とともに真吾の行方を捜すうち
突然現れた牛頭の怪人に、古めかしい屋敷に連れ去られる。
そこは表向きは精神病院ということになっているが、実は地球征服を狙う
ドクターマブゼのアジトだった。
マブゼは患者を使って、少年の父である深町博士に人体実験をさせていた。
牛頭の男もそうやって作り出された怪人だった。
ミキたちは患者の中に囚われた深町博士を発見する。
一方真吾は隙をみて逃げようとするが、再び捕らえられ
あわや殺されそうになったところへ、少年とミキが助けに現れる。
少年はオオカミに変身し、深町博士と合流し、ともに脱出する。
途中土グモの怪人に襲われ、ある家に逃げ込んだ一行。
そこには父娘が暮らしていたが、彼らもまたマブゼの命を受けた刺客だった。
黒ヒョウや猫に変身できる娘は、しかし真吾たちを殺すことは出来ず、助けようとする。
だが再び現れた土グモに深町博士は殺されてしまう。
その時真吾が意識を取り戻し、土グモを退治する。
父娘は改心し、父親を弔った少年はそこに残り、彼らと暮らすことに。
真吾は、意識を失っていた間に自分が見たものをテレパシーでミキに見せる。
それによると、人間の祖先は、宇宙人によって動物を変化させて作られたものであり
それまで地球を支配していた大王(トカゲのおばけみたいなの)は、永く眠りについていたが
ドクターマブゼを配下にし、人類を滅ぼして再び地上を支配しようとしているとのこと。
真吾はマブゼと戦うと言い残して、ミキの前から姿を消す。
ミキは真吾を追って兄とともに南極へと飛び、
そこでマブゼに敗れ氷漬けにされた真吾を見つける。
ミキの愛の力で真吾は生き返り、真吾は再びマブゼに会って彼を説得。
二人の超能力者は力を合わせ、復活しかけた大王を封じ込める。
大王は再び永い眠りにつき、危機は回避された。
(みにれびう)
続編は更に話が広がり、地球単位で人類の始祖話にまで発展。
超能力者対決&変身モノとなると、当時アニメで人気を博していた
『バビル二世』なんかにも似た感じで、わたし的には結構面白かったかな。

2