フクベというボルダリングエリアに行ってきた。
このエリアには、去年初めて行った。
それは小生にとっての大きな転機にもなった出来事である。
6年振りのボルダリングに誘われ、休みもあるし、面白そうだし行ってみよう、と思った。
久しぶりのボルダリングは、かなりスリリングで楽しく、悔しくて、それでいて充実した時間を過ごせた。
その刺激がモチベーションを保ち、再びクライマーの道を歩む運びとなった。
今日は、去年オトせなかった二つの課題を狙っていた。
一年越しの課題と言うことになる。
今日のメンバーは同じ職場の川本さん、高橋くんと、三重県の元国体仲間である大寺くんと児竿くん、8年振りに再会した綾本先生、そして1年振りの事務荷くん(すべて仮名)の総勢7名。
まず、みんなが触れる課題から。
バイキンマン(8級)。皆さん体が温まっていないのか、様子を見ようという表情でしゃがみこんでいる。
それならば登ってしまえ。
靴を履いて取り付く。
イメージしてた手順と違ったが、恐怖感もなく登れた。
みんなも戸惑いながらも登ることに成功したが、中でも驚いたのが川本さんで、『本当に外岩2回目か』と思うほどの足の運びを見せてくれた。1回目の外岩というのは回数に含めて良いものか怪しいようなボルダーだったのだ。
自分の靴を手に入れて、いよいよ解禁!といったところか。
5年振りのクライミングだという綾本先生は、途中のコンビニで「パワーウエイトレシオを下げておこう」と言いながらアメリカンドッグを食べていたせいで、岩の真ん中辺りで止まってしまった。
その後、十分なレストをしながら登られた。
そして1年越しの課題、バタフライ8級へ。
何度やっても上手くいかず、何度も繰り返すうちに、コツを掴んだが、何度も取り付いたので皮膚が薄くなり、力が出なくなってきた。
何度も大フォールを繰り返し、最終的に諦めた。
1時間以上費やしたが、結局諦める事になった。残念。
悔しかったけど、しょうがない。また、来年に持ち越しか…。
がっかりしながら山を下る。
これまで取り付いたことの無かった岩を見ながら歩いて、これを触ってみたいと思う岩があった。
6級の課題と10級の課題があった。
まず6級の課題に取り付く。
手を送り、足を運びながらトラバースしていく。
足が決まらないところを、些細な窪みを見つけて指先に力を入れて踏ん張る。足が決まると、手を延ばしてトップアウトできた。
小さなプライベートウォールで練習した成果が出た。
みんなも同じ課題に取り付く。
みんな伸び伸びと育ってきたようで、チマチマ登る登り方に慣れていないようだった。
そうしているうちに児竿くんが隣の課題(4級)に取り付き始めた。
小生に「やりましょうよ」と児竿くんが誘ってくれたので、ちょっと嬉しかった。無理だと思っていたが取り付くことにした。
スタート核心!
どうにかスタートするが、二手目に手を伸ばしたところでフォール。
登れる気がしないのですぐにやめたが、児竿くんはしぶとくトライして遂には登ってしまった。
隣の岩に5級の課題があった。
無理だろうと思ったが誰も居ないので見ておこうと思った。
見た目は簡単そうに見えたので、無性に登りたくなった。
マットをセットして取り付いた。
シットスタートは一手目を取るのがやっとで、そこから次の手を出すのが難しかった。
高橋くんはシットスタートにも関わらず、既に二手目に手が届いてしまっている。186センチの身長は有利だ。
この課題にも何度かトライしてどうにかオトすことが出来た。
これで快く帰れるというもの。
こうして、フクベ遠征は終わっていった。
天気も良く、やはりフクベは楽しいボルダリングエリアだと再認識させられた。
初岩場の高橋くんも「居るだけでも楽しかった、もうちょっと上手くならないと」と言い残して、帰りの車はすぐに寝てしまった。
川本さんも楽しんでもらえたようだった。


0