今週は夜勤だった。
夜勤が終わる土曜日の朝は、職場の肥満傾向仲間と山歩きをすることになっている。
なっている…、というのは今日で5回目の山歩きになるからだ。
目的はダイエットである。
月に2回の山歩きだけでは到底やせそうな気はしないが、何もしないよりは良いし、森林浴はストレス発散にもなる。
毎日のウォーキングに月2回の山歩きを組み合わせると体内環境も改善されそうだが…。
今週の夜勤が始まると、仕事中に隣の機械のオペレーターが「今週はどこ行くの?」と聞いてくる。
反対側のオペレーターは「今週末、晴れるらしいで」と言ってくる。
小生もどこへ行こうかと考えていたところなので、驚いた。
なかなか楽しみのようである。
ところが、言い出しっぺの肥満傾向仲間は何も言ってこない。
今回選んだのは、栗東の竜王山という山で、標高は607mある。
桐生の方から登って周回コースにするのが変化に富んで、磨崖仏もあるので面白いコースになる。
今回は片道1時間という時間の制限があるので、金勝寺から登ることにした。
今回の参加者は肥満傾向仲間と肥満傾向をあざ笑う会3名の計5人。
コースはしばらく林道が続く。
樹林の中の林道は虫が多く、まとわりついてくるのが鬱陶しい。
タオルを振り回して追っ払っていた肥満傾向仲間は、振り回していたタオルが自分の顔に当たり、タオルの末端が勢い余って目に入ったらしく、急にテンションが下がった。
彼はもうそれなりの年齢で、子どももいる。漫画に書いたようなおバカぶりを時たま発揮するのが彼の良いところでもある。
林道は尾根の上まで登ってくると眺めが良くなった。
林道の終点までは約20分かかった。
リトル比良から比叡山まで、山の連なりが一望できた。
林道の終点から山道になるが、10分ほどで四等三角点のある頂上に着いた。
頂上からは西側が見下ろせた。
隣をはしる尾根の中に大きな岩があって、そこまで行きたいと誰かが言い出した。
その巨岩群を天狗岩というようである。
まだ30分しか歩いてないので、もう少し歩いても良かった。
とりあえず、白峰と呼ばれる分岐まで行くことにした。
アップダウンの続く尾根道を歩く。
白峰にはベンチがあって少し休んだ。
竜王山から見えた天狗岩まで行くことになった。
ここからは少し下ることになる。
下り道はスニーカーだと滑って歩きにくそうだった。
小生はローカットではあるが、山向きの靴は歩きやすい。
途中の耳岩に登ったりしながら、天狗岩まで歩いた。
金勝寺から1時間10分。
天狗岩は上まで簡単に上がることができるし、10人くらいなら休憩できるスペースがある。
岩の上は非常に眺めがよい。
ラーメンを作ろうとザックからコッフェルを出し、ガスを出し、ようやくそこで忘れ物に気付いた。
コンロがないのだ。
水7リットルとガスカートリッジ予備も含め2個を荷重として持ってきたのだが、肝心のコンロのヘッドを忘れてきてしまった。
先日、山に行ったとき別のコッフェルにヘッドを入れてしまったのだ。
今回は人が多いから大きめのコッフェルに入れ替えたのが失敗した。
帰りは来た道を戻るが、あざ笑う会はペースを考えずにぐいぐい歩いていくから着いていくのが必死だ。
ペース配分無視の山歩きはトレーニングにはちょうど良い。
鍛練だと思って着いていった。
ダイエットを目的に山を歩き、山頂でラーメンを食う。
全くの本末転倒になるが、言いたいことを言って、食べたいものを食べる。それは非常に健康的だと思った。
梅雨の合間の快晴に良い山歩きができた。


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