日本代表W杯出場記念に三浦知良ことキング・カズのちょっといい話を。2ちゃんねるのスレッドにあった話です。他にも色々な話があったんだけど、比較的短い話を選びました。どれもいいんだなあ、これが。
カズが、読売ヴェルディ時代に、 甥っ子連れてサッカー場行った時の事。
カズは当時、絶大な人気だった。(その試合では2得点ゴール)
あれだけ人気なんだからきっと天狗になって調子こんだヤローなんだろうな。と思っていた。試合が終わり、甥っ子が、どうしてもカズのサイン欲しいと、言うこと聞かず、近くに居たヴェルディーファンに「どうしたらもらえますか?」と聞いたら チームバスで来ていたら、それに乗り込む時にもらえるかもしれませんよと教えてもらい、 そこに連れて行ってもらった。
するとカズが現れた。 前の方にいた甥っ子と自分は、 周りの黄色い声に、圧倒されてたじろいでいた。 そして甥っ子は、怖くなって色紙とサインペンを持ちながら泣いていた。 そしてカズが、前を通り過ぎようとしていた。 勇気を振り絞って甥っ子が、色紙とサインペンを一生懸命差し出すも、 近くに居た、ギャルっぽい女が甥っ子を押しのけて、サインをもらおうとしたその時、
「小さい子供いるのが見えないのか?」
・・・と女に言い放ち 自分の甥っ子の頭をなでて、 満面の笑顔で「大きいサインあげるか ら泣かないで」と、 色紙いっぱいにサインしてくれた。 そしてさっきの女がサインもらおうと、カズに差し出すも、 カズは無視。バスに乗り
込んでいった まさにKINGこそ漢。 私は、それ以来熱狂的なカズ崇拝者です。 その後甥っ子は中学生になり、サッカー部に入部。 背番号11FWとして、活躍している。
Jリーグが始まった年だから、もう何年前になるんだろう。名古屋の栄の焼き肉屋へ、家族で行ったときのこと。座敷席にカズさんと北沢選手と、数人の女の子がいた。多分遠征中だったのだろう。当時高校生の俺の小学校三年の弟は、サッカーをやっていた。せっかくだからと、尻込みする弟をカズさんの前へ連れて行き、
「お楽しみのところすいませんが」
弟がサッカーやっているんで、何か言葉をいただけると励みになるんですが。と厚かましく、言った。カズさんは、
「お、サッカー少年か」
と楽しそうに言いながら、座敷席の奥からわざわざ立ってこちらへ
来てしゃがみ込み、弟と目線を同じ高さにした。
「サッカー少年は勉強がよくできるか?」
と、いきなりキングは弟に聞いた。
弟の成績はそれなりによい。弟はうん、と答えた。 するとキングは
「頭のいいやつは、トップ下MFがあってる」
と、カリオカ、ラモスの名前を挙げた。
さらに何かを言おうとするキングに、連れの女の子が、ねえまだーと露骨にいやそうな顔をした。カズは、振り返って一言言った。表情は向こう向きだったから、わからなかったが、多分厳しい顔をしていたのだろう。
「うるさい。俺たちは今サッカーの話をしているんだ」
なんかねえ、泣けてきます。こういう人が愛しているサッカーを僕も愛するのであります。

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