房総半島の南部、富津にある吾妻神社という神社のお祭で、馬が浜辺を走るという話を聞き、面白そうなので行ってきました。
この神社は言い伝えによると「日本武尊が三浦半島から走水の海を渡って房総半島にいらっしゃる時に暴風雨で海が荒れ、船が危うくなった時に尊の妻であった弟橘姫が自ら海に身を投げで海を鎮められたという。その時に姫の櫛がこの神社のある海に流れてきたものを馬を出して背にのせ神社にお祀りした」という。この故事にならって馬が浜辺を走るお祭りになったのだという。
浜辺には高い竹に御幣を飾り、四角く神聖な場所がつくられていたが、すでにカメラマンが行列になって陣取っていた。どうやら動きのあるお祭りなのでム−ビ−に向くらしくビデオカメラの人が多かったようだ。
絶好のお祭り日和ではあったのですが、砂の照り返しのせいもあり待っている間が疲れましたが、話しかけてくださった地元の人にいろいろ教えてもらっているうちに馬が走り始めました。御幣などで飾られた二頭の馬を交互に数人の若者が引いて走るのです。なかには砂に脚をとられて転倒する場面もありました。
馬が走り疲れて引き上げたあと、魚を括り付けた御神輿が浜に到着。どんどんと海の中に入っていきます。御神輿が海に入る祭はよくあるようですが、私は始めて見ました。波にもまれながら大きな掛け声を掛け合いながら、思ったより深い所まで入って行き、かなり長い時間、波にもまれていました。
その後この御神輿は随分離れた神社までお戻りになるようです。地元の方に聞いたところでは、神社に戻ってから写真を撮るのに良い場面があるとの事でしたが、夜の9時頃からと聞いて、今回は諦めて帰る事にしました。
帰路、偶然、吾妻神社の前を通りました。とても雰囲気の良い、素晴らしい神社のようでした。来年再来を期待して夕闇迫る中、渋滞に巻き込まれながら帰りました。


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