最近、家の周辺を夜ボディ−ガ−ドを2人連れてウォ−キングしている。
というより息子2人が足腰の弱っていく私の健康を気遣ってと思いたいけれど、それとも自分たちに降りかかる体が不自由になった親の面倒見を少しでも先送りしたいという気持ちもどこかにはあるはずであるが、とにかく私の身体能力の衰えを見かねて、3人で夜小一時間歩くようになったのだ。
といっても次男はスロ−ランという走り方で一緒に走るのだが、これが大層きついらしい。
私はなるべく早足で歩くようにしている。
我が家の周辺には公園もあるが、一角には工業団地がある。昼間そこを車で走っても広い敷地に事務所の建物、工場らしい建物などがあるのが見えるだけで、稼働しているのかどうかも定かではない。
ところが夜の11時から12時頃工業団地を歩いていると昼間とはまったく違った雰囲気なのに驚いてしまう。大きな工場の建物には煌々と照明が輝き、かなりのハイレベルで何やら大きな機械が動いている音が夜の帳を破るように響き渡っている。10トン以上もあるトラックが盛んに出入りし、事務所らしい建物にも大勢の事務の人が動き回る姿が見える。工場は道路からかなり奥にあるし、窓の少ない建物なので人影は見えないけれど、駐車場に停めてある車の数からするとかなりの人数が働いているのだろうと思われる。
工場は普通昼夜通して機械を稼働させるので従業員は交代制で働いている、という事は知ってはいたが、実際に夜中の工業団地を始めて目の当たりに見た時は異様な印象を受けた。
しかもそういう工場がいくつも並んでいる。特にコンビニ用のお弁当を作る工場は良く見かけるコンビニの車が盛んに出入りしている。
私達が寝ている間に【生きている】部分があって社会が成り立っているのだと実感できた。
そんな光景を眺めながら“もっと大股で”“姿勢が悪くなったよ”などという叱咤激励を受けながら歩いている、昨今であります。

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