どんなに計算高く失敗の少ない人でも、ある時期にふと道を迷ったりして経歴に泥を付けちゃったりする事がございます。
ま、人間ってのはそれだから可愛いのであって、あまりに完璧だと逆に嫌われてしまったりしますね。
自動車メーカーで言うと、2000年〜02年くらいにかけてあの大トヨタが「あれ?あれ?」という車種を相次いで発表しました。
オーパ、ブレビス、ヴェロッサ、プロナード、スパーキーそしてヴォルツ。
これらの車は後継モデルもないまま、一台限りの車名としてひっそりと消えていきました。
キャミやクルーガーなんかも同時期に発売された一世代モデルですが、一応後継モデルが別名で出ています。
最初から単発物のWillシリーズはともかくとして、商売上手のトヨタが短期間にこれだけの一世代モデルを連発したのは珍しいんじゃないでしょうかね?
で、今回のテーマは一世代モデルの中でもバツグンに人気のなかった「トヨタ・ヴォルツ」です。
↑トヨタ・ヴォルツ。見たことあります?
この車がどのくらい人気がなかったかというと、販売台数はわずか9012台で、トヨタでは珍しく発売開始からたった一年半で販売中止となっています。
買った人が珍しい人なんですね。きっと。
ヴォルツは実は米GMとの共同開発車でして、米国ではトヨタ・マトリックスという名前でそこそこ売れており二代目も出ています。
また、ポンティアックブランドとしても「ポンティアック・ヴァイブ」という名前で販売されています。
アタシが思うに、日本でももっと米国っぽさを演出するために「トヨタ・ヴァイブ」って名前で売ったらよかったのではないでしょうかね?
ま、その際に気をつけなければならないのは若いお嬢さんが購入する時のセリフが若干恥ずかしくなってしまう事でしょう。
女「あたしヴァイブ買っちゃった!前から欲しかったの」
ね!ちょっと勘違いしちゃうでしょ?
話の意味をちゃんと確認しないでヴァイブを買った女の子と会話を続けるとよからぬ妄想にかられちゃう事になりますから注意が必要ですな。
女「あたしバイブ(いつの間にか『ヴァ』が『バ』になっていますが気にしないように)買っちゃった!前から欲しかったの」
男「え!そんないきなり…で、いくらしたの」
女「中古だけど100万。初めて買ったから」
男「ひゃ!ひゃくまん!それに中古って…」
女「少し高かったけど、初めてのだからお父さんがお金出してくれたの」
男「ええ!お父さんが!ずいぶんと理解のあるお父さんで…で、使い心地は?」
女「最高よ。いろんな機能がついているの。リモコンもついているわよ」
男「リ、リモコン!それってもしかして野外で遠隔操作って事?」
女「え?もちろん野外に決まっているじゃない?」
男「お、思い切って言っちゃう。それ、ボクにも今度使わせてくれませんか…」
女「別にいいわよ」
男「で、どこで装着しようか?」
女「は???」
なんて会話にならないとも限りません。
てことはやっぱヴォルツでよかったのかな?
でもなんだかサントリーのビールみたいに聞こえます。
それでは、今回はこのへんで…
あ、天然記念度と日本遺産度を忘れていた!
日本遺産度
★
天然記念度
★★★
という事で天然記念車に決定!
理由は単に少ないから。
カローラフィールダーの方が安いし3倍くらいいいです。きっと。
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