今年の夏も地獄のような暑さに「死む〜」と何度叫んだだろうか、と指折り数える今日このごろではありますが、気がついたらすっかり秋の気配でありますね。
で、「今夏ロードショー」とさんざっぱら吹きまくってきました
「七輪ツアーズ」でありますが、ちょっと音楽制作が滞っている様子です。また夏に間にあいませんでした。本当にごめんなさい!
「予告編」では「2005年秋公開!」と何をエラソウに書いてありますので、
ちょうど一年の遅刻となってしまいました。
だいたい、いきなりビデオテープをつきつけて「これに音楽つけてちょうだい!」なんて乱暴なオファーをした私が悪いんです。
むかしから「映画作ってる人にだけは近づくな!」という村の掟がありますが、私も関わり合う人が不幸になる「猫目小僧」のような気持ちで、これ以上みんなの幸せを壊さぬように人の温もりに背を向ける毎日を過ごしております。
う〜ん、しかしこうなったら、もう
作品の質でお返しするしかありません!
自分でいうのもナンですが、もう100回以上は観ている「七輪ツアーズ」、私にはまだまだ飽きずに面白いんですよね。
私は役者さんの演技を軸にして映像を構成するやり方なので、この場面ひとつひとつを活き活きと息づかせてくれた役者さんには観るたびに感謝しております。
ああ、はやくこの面白さをみなさまと共有したい!そして、関わりあった人がみな幸せになる映像作家でありたい、と願ってはや一年…
本当にあと一歩なので、みなさま、もうちょっとお待ちください!
しかし思えば「シュークリーム戦争」では途中でパソコンが壊れ、今回は私の体がぶっ壊れるという「東京POLKA」停滞の呪いでありますが、三部作の最後「未確認飛行女(仮題)」の制作途中ではいったい何が破壊されるのか、「人の絆」とか「社会的信用」とか(この二つ、すでにないかも?)、何やら不安ではありますね。
と、同時に年々動かなくなる頭と体を引きづって、いったい死ぬまでにあと何本作品を作れるんだろう…なんて真面目に考え眠れぬ夜もあります。
しかしまあ、悩みごとのいちばんの薬は、攻める方法を考え抜くことなので、「パンドラの箱」の映画量産体制に向けて、ばんばんがんばってみます。
盗んだバイクで走り出す、38歳の夜。
「お〜い、どこいっちゃんだよお〜、……あ、転んだ!」
そういうわけで
「未確認飛行女(仮題)」のほうのお話なのですが、テーマであります「UFO」についていろいろ資料を集めておりまして、だいだいの構成台本はできました。
「嘘だと知っているのに信じたふりをしているものあって、それが本当になってしまうってことは幸か、不幸か?」ってお話なのですが、まだまだ理屈っぽくてドラマとして面白くありません。
どうしても「現実逃避」みたいなことが入ってきちゃうのですが、どうもこの「逃避」すべき「重苦しい現実」ってことが作品に陰を落として、失速しちゃうんですよね。
もうちょっと発想をフワリと浮かして、青空にぽっこり浮かんだ円盤をみんなで見上て笑顔っていうような映像になればなあ、って思っています。
あ、安っぽいファンタジーに陥る可能性大…そこは、ほら何とか地に足をつけてがんばります。
まあ、来年明けには撮影に入れるように準備するつもりなので、興味のある方はこの指にとまってください。

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