「USKジャパン」立ち上げ以来久しぶりの書きこみでありまして、「やっぱりアノ男にブログは無理だったわね」などと女子トイレの噂になってはたいへんなので、こうしてキーをパンチしている次第です。
この沈黙の二週間ほど、何も考えてなかったわけではなくて、
とある事件をきっかけになんだか考え過ぎてしまい、奇妙な感覚のまま生活をしておりました。それに、
その事件にについてここに書くべきかどうか迷いながらも、心のいちばん上にどお〜ん、と蓋をされているようにこの件がのしかかっておりまして、これを差し置いて何かを書くのもなんだかなあ、って感じで、そんな「気持ちの停滞」したまま月日は過ぎて、今や梅雨入りです。湿気も多いこの季節、気持ちも溜め込みすぎてはカビが生えそうなので、いちおう書いておきます。
読んであまり楽しいことではないし、こんなことここに書いてどうなるのってもんでもないんですけどね。まあ、ここは「心のストリッパー」って銘うってるんで、♪俺のスベテを見せてやる〜、ってことで。見せられても、困りますけどねえ。
私の住んでるアパートは、賃貸として貸し出してる部屋はふたつだけなんですが、そのもう一つの部屋に住んでいるおばあさんが亡くなりました。長らく不在のような気配を心配した大家さんと不動産屋さんがドアを開け、見つけたときにはすでに1週間以上が経過していたようです。いちおう「変死」ということになるので、警察の方もたくさん来て私もいろいろと質問されたりしましたが、とくに事件性はないようで、あとはすみやかに処理がされていきました。
事実としてはこれだけのことで、私には直接あまり関係のない、都市圏ではよくあることのひとつかも知れません。しかし、どうにもやるせない「負い目」みたいなものを感じてしまいます。
警察の方から「いつごろから見かけませんでしたか」という質問を受けたときにも、思い返してみれば不審な「不在の要因」はいくつも自覚していたわけで、そういうことにもまったく「無関心」だった自分にぞっとしてしまいました。
今じゃ情報なんてもの凄いスピードで手軽に入ってきてしまうので、海の向こうのピアノマンのこととか、哀しい顔でもすくっと立っている風太くんのことは知っているのに、床下一枚下の部屋では何が起こっているのか、まったく知らないままに生きているんだなあ、ってこのイビツに歪んで認識している空間を改めて考えたりしています。
私もふだんから「一人ぼっちが好きなのよ」など言っては人の輪から乱れ、都会の「やさしい無関心」に甘えて好き勝手やっているわけですが、そんな生活のすぐ下ので亡くなっているおばあさんに気がつかなかった、っていうことになんとも淋しい後悔を引きづっています。
まあ私も胸を張って人前に出せる大人ではないので、いろんなことに一歩ひいてしまう癖がありますが、これからはもう一歩前に出て、せめて今日出会った人にだけでもやさしくしよう、良いつながりを持とう、なんて考えたりしました。
映画とはまったく関係のないお話ですが、今後の制作になんらかの影を落とす事柄のような気がします。
次回は何か楽しいお話ができますように。みなさんも、心も体も健やかに過ごしてくださいね。

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