漸くレポートを書いたぁ・・・。
「論文」では無いw。あくまでレポートw。
しかも、私は素人で、大学卒業以降レポートを書いたことが無いことを、念頭において読んでください・・・w。
まあ、真新しい主張は全然ありませんw。
竹島付近海洋調査の件
日本は竹島周辺の海洋調査を中止した。
一方韓国は海底地形の韓国名称を国際会議に提出するのを延期した。
これは交渉の勝敗、という面であるなら痛み分けのように見えて、実のところ、日本の「敗北」である。
日本の海洋調査は、あくまで「公海」で行われるものであり、海洋法に基づくなら、妨げることはできない国際法により保障された行為であることは明白である。
日本は海洋調査をする際に「韓国が主張するEEZ(排他的経済水域)を越えた範囲」を調査するが、これは「韓国領海」を示すものではなく、領海侵犯にはあたらない。
それを妥協した、というのは国際法が犯されたことを日本が容認した、というわけであり日本側の権利範囲を韓国が奪った、ということになる。
本来、日本側の権利は全て履行されるべきものであり、それが履行されなかった、というのであれば、これは勝敗、としては「敗北」である。
では、何故「敗北」したのか。
国際法を遵守する限り、正義は日本にあり敗北は(建前上)あってはならない「無法状態」といっていい。国際法上は、戦時国際法でない限り「正義」はイコール「勝利」を示す。
つまり、今回の日本の外交交渉は「勝利」するにしかるべき理由があり、「敗因」がまったくない。
一方で、韓国側はどうだろうか。
韓国は、日本が「公海上の海洋調査を妨害する」といういわば国際法外の行為を行おうとした。
領海侵犯、というのであれば無論それは当然の行為だが、日本の調査範囲はあくまで「公海」であることは明白だ。
また韓国は「海軍による拿捕も辞さず」という事態も起こそうとした。
これは「軍によるに他国の権利履行の妨害」であり「宣戦布告」に相当する行為である。
国際法上の「不正義」を行おうとしたわけであり、不正義はこの場合は「敗因」であり「敗北」するにしかるべき理由がある。
だが、今回、日本は交渉において「敗北」し韓国側の不正義が「勝利」した。
何故この事態になったのか。
一つは日本人の徹底した「争いの忌避」の国民的な性質にある。
元来、日本人はその温和な性質と、戦後民主主義の戦争忌避の教育の基、一切の争いを忌避する、という、世界的にも稀な平和主義信奉の国となっている。
日本の、対国外の戦力は「自衛隊」だが、戦力は保持しつつも、自衛権以外の交戦権を保持せず、攻撃されなければ反撃できず、反撃の範囲は日本領外に及ばせることができない、という非常に自由というには程遠い規範が存在したい対外戦力としては世界で最も不自由な組織である。
対外防衛能力は世界でもトップレベルながら、対外制圧能力は恐ろしく低く、他国の都市を制圧する能力は一切持たない、との論評があるほどである。
また国内において、建前上それは軍事力ではなくあくまで「戦力」としてでしか存在意義が無い。「自衛隊」というまさに珍妙極まりない名称もその際たるものだろう。
その自衛隊、という存在そのものが、日本人の、「戦争」というものへの忌避の具合が窺い知れる。
その精神が戦争では無い、対外交渉という場においても発揮されてしまい、韓国との争いを避け、自らが意志を満たすことができずとも他者の意向を受け入れる、という体制を既に形成してしまっているのだ。
また、外務省の存在理由が「争いを平定し、領国の主張を両方とも満たせるよう努力する」ことにあるのが一つの原因だが、その意志は日本人のその性質に更に裏付けされてしまい、鉄則の掟として、全ての事象に適用されてしまっている。
戦争をしたくて行う国は存在しない。結局国同士は「戦争をすることを避ける」ことを目的としつつ、自らの意向を他国に伝えることをしなければならない。
日本の外務省はそれを、忠実に行おうとし、結局、韓国の「不正義」な意志を満たすことも考えた。その為には日本の意志を曲げることすらして見せたわけだ。
だが、この事態は国際法という確固とした最高法規としての成文法が無い、慣習法に近い法において、その適用が曖昧さから引き起こされた日本の「不利益」である。
その法の曖昧さを補強するためには、何よりも結局のところ、対外的実質圧力である「軍」の存在が必要不可欠なことを証明したのである。
韓国側は、いわばどのような無法なことをしても日本は「対外的な軍事行為が行えない」という弱みに漬け込んだ行為である。
またその弱みは日本人の性質と合わさると、対外的な相手の意志の受け入れ、という事態になってしまう。
今回の海洋調査における韓国との係争は国際法の強制力の無さと、日本の外交的弱腰の補強のためには「対外的軍事力の強化」という物が必要であることを浮き彫りにした。
一方で、今回の外交交渉においては日本の負けであることは先に述べたが、だが、大きな意味においては今回のこの事態は決して日本側の不利益では無い、ということが分かる。
日本側の目的は本来は「竹島領有権の復権」でも「海洋調査を行う」そのことでもない。
その最大の目的は「韓国の海底地形の韓国名称を国際会議に提出の阻止」であることは明白だ。
その意味では、日本川は外交目的を達したわけであり、交渉では負けたものの外交そのものでは日本の勝利、といっても良い。
また、日本側の勝利に留まらず、今後の事態の有利な進行も、これで確立することができた。
一つは同じように、無法により日本の尖閣諸島、海洋資源を収奪しようとする中国。
同じように、尖閣諸島の帰属権を交渉により訴える台湾。
もう一つは、北方四島を実効支配するロシア。
以上のような、領有権をめぐって対立する国への、充分な牽制になった。
また、国連へ、海洋司法裁判所に出廷しない宣言書を韓国政府が発信したことによる、韓国の国際的「後ろめたさ」を露呈させることもできた。
さらに、竹島問題の国際的な注目度も上がった。
少なくとも今回、ドイツで行われる海底地形名称を決定する国際会議において「竹島問題」を知らない有識者は殆どいないと思われる。
しかも、韓国内の異常性、盧武鉉大統領の反日による国内治世の破綻を一掃促進し、韓国への国際的圧力は嫌が追うにも増すことに成功したといっていい。
韓国の今後は、少なくとも、韓国政府にとっては不利益な、一方で、日本にとっては有利な状況になる道筋をつけることができたのだ。
また、外交的な弱さを更に補強するために、日本が今後取るべき対応として「憲法改正」の動きも更に活発になっていくものと思われる。
以上から、今回の外交は交渉では日本の敗北、外交では日本の勝利、という、二面性があったのだ、と結論を述べる。
今後、日本は更に、自国の正義を貫くためにも、その正義を体現する実質的な力を持つことが課題となるだろう。

0