邑南町は新年度、公立邑智病院(邑南町中野)にヘリポートを建設する。今秋にも完成の予定。県立中央病院など出雲市の高度医療機関への救急患者搬送は現在の陸路に比べ約一時間短縮される。ヘリポートは石見部で初めて。町は関連予算案を三月九日開会の町議会定例会に提出する。
専門医が防災ヘリコプターで救急患者を迎えに行く県の搬送システムが四月以降、隠岐地域限定から県全域に拡大するのに合わせた施策。多発外傷などで邑智病院での治療が難しく、広島県側への搬送も困難な場合などにヘリを手配する。
ヘリポートは約三百平方メートルで病棟に隣接する町有地を整備する。災害時のけが人搬送など防災目的も兼ねる。事業費は約千五百万円で、国の臨時交付金を活用する。
従来は約一・五キロ離れた運動場がヘリ着陸地だったが、移送のロスなどからほとんど使われていなかった。

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