2011/12/17
双身機関『阿片戦争』 演劇道
双身機関第十二回公演
『阿片戦争』

2011年12月14日(水)〜12月18日(日)
スターネットジャパンビル
一般前売:2,500円 当日:3,000円
作:寺山修司 演出:寂光根隅的父
音楽:小野浩輝 照明:横尾友美(電光石火一発座)
音響:齋藤正樹(STeemDividing)、尾宮亜里沙 衣裳:WACO
舞台監督:柴田頼克(電光石火一発座)
出演:獅子見琵琶、笹岡豪、みすず、鈴村由紀、佐原優(体現帝国)、堀場美貴(体現帝国)、ナオスケ(猫足ウィローズ)、坪井菜摘(劇団さる)、寺島久美子(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)、西脇秀典、杉町明子
1972年、寺山修司さん率いる天井桟敷がオランダ国内で上演した実験演劇。
日本ではこれが初上演。
あいちトリエンナーレ2010では渡辺英司さんの作品が展示されていたスターネットジャパンビルは3階建てのビルで、観客はこのビルの中を移動しながら演劇を体験することとなる。
開場時間になると1階の部屋へ。部屋は30数名の観客でいっぱいいっぱい。
男女比は1:2ほど。
開演時間になると、突然隣の部屋で拷問を受けているらしき音が聞こえてくる(隣の部屋はこちらからは見えない)。すると、開場時に観客への諸注意をしていた男性が白塗りをして再び登場。船内で緊急事態が発生したことを告げる。曰く、政府高官狙撃犯のハンという男が客の中に紛れ込んだとのこと。
ここで観客は階段で2階へ移動。
昇ったところで2等客席と3等客席に振り分けられる。
私は2等客席の方へ行くよう指示され、そこで検問を受ける。
検問の係から「どこから来ましたか?」などと質問されて船室へ。
行ってみると、これまた小さな部屋に客がびっしり座っている状態。
主のような女性(出演者)が「こっちへ来なよ」などと言われて着席。
しばらく待っていると、検問ではハンが見つからなかったため、再度取り調べが行われる。犯人の顔を象ったマスクをつけさせられ、怪しげな人物は1階へ下ろされる。私もつけさせられたが、背が高すぎるということでセーフ(笑)。
1階での取り調べの様子を吹き抜けになっている部屋から見下して見学した後、観客は狭い階段を昇って3階へ。
そこは黒い壁で仕切られており、料理を出したり按摩をしたりする店がある。
椅子に座って写真撮影のようなことをさせられたりも。
更に階段を昇ると屋上へ。何かあるのかと思ったら特に何事もなく(笑)。
再び3階に戻ってうろうろしていると壁が次々に取り払われ、按摩を受けていた男が取り残される。マスクをかぶったその男がすなわち犯人のハン。
ハンはなにやら声高に自らの主張を叫び出す。
すると、客の中から「うるさいよ」という声が聞こえだし、「今時、アングラ演劇とか超ウケるんですけどー」と頭の悪そうな女性客が喋り出す(もちろん出演者)。
この女性、「この前、彼氏に付き合わされて観た映画も森恒夫とか永田ヨーコとか出てきてぇ」と言っていたが、うん、それは「洋子」と書いて「ひろこ」と読もうね(映画はもちろん『実録・連合赤軍』だろうな)。
その後、犯人が見つかったお祝いということで、再び吹き抜けの部屋へ。
船員がやってきてメニューを見せるも、あるのは餃子ぐらい。
1階では鍋が用意されているが、湯の中に豚肉が数切れあるだけ。
船員たちが唄を歌ったりはするが、特にどうということもなく終了。
少々尻すぼみな感はあったが、ビルを効果的に用いて楽しませてくれた。
2等客室なんて本当に船の中にいるような気さえしたし。

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『阿片戦争』

2011年12月14日(水)〜12月18日(日)
スターネットジャパンビル
一般前売:2,500円 当日:3,000円
作:寺山修司 演出:寂光根隅的父
音楽:小野浩輝 照明:横尾友美(電光石火一発座)
音響:齋藤正樹(STeemDividing)、尾宮亜里沙 衣裳:WACO
舞台監督:柴田頼克(電光石火一発座)
出演:獅子見琵琶、笹岡豪、みすず、鈴村由紀、佐原優(体現帝国)、堀場美貴(体現帝国)、ナオスケ(猫足ウィローズ)、坪井菜摘(劇団さる)、寺島久美子(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)、西脇秀典、杉町明子
1972年、寺山修司さん率いる天井桟敷がオランダ国内で上演した実験演劇。
日本ではこれが初上演。
あいちトリエンナーレ2010では渡辺英司さんの作品が展示されていたスターネットジャパンビルは3階建てのビルで、観客はこのビルの中を移動しながら演劇を体験することとなる。
開場時間になると1階の部屋へ。部屋は30数名の観客でいっぱいいっぱい。
男女比は1:2ほど。
開演時間になると、突然隣の部屋で拷問を受けているらしき音が聞こえてくる(隣の部屋はこちらからは見えない)。すると、開場時に観客への諸注意をしていた男性が白塗りをして再び登場。船内で緊急事態が発生したことを告げる。曰く、政府高官狙撃犯のハンという男が客の中に紛れ込んだとのこと。
ここで観客は階段で2階へ移動。
昇ったところで2等客席と3等客席に振り分けられる。
私は2等客席の方へ行くよう指示され、そこで検問を受ける。
検問の係から「どこから来ましたか?」などと質問されて船室へ。
行ってみると、これまた小さな部屋に客がびっしり座っている状態。
主のような女性(出演者)が「こっちへ来なよ」などと言われて着席。
しばらく待っていると、検問ではハンが見つからなかったため、再度取り調べが行われる。犯人の顔を象ったマスクをつけさせられ、怪しげな人物は1階へ下ろされる。私もつけさせられたが、背が高すぎるということでセーフ(笑)。
1階での取り調べの様子を吹き抜けになっている部屋から見下して見学した後、観客は狭い階段を昇って3階へ。
そこは黒い壁で仕切られており、料理を出したり按摩をしたりする店がある。
椅子に座って写真撮影のようなことをさせられたりも。
更に階段を昇ると屋上へ。何かあるのかと思ったら特に何事もなく(笑)。
再び3階に戻ってうろうろしていると壁が次々に取り払われ、按摩を受けていた男が取り残される。マスクをかぶったその男がすなわち犯人のハン。
ハンはなにやら声高に自らの主張を叫び出す。
すると、客の中から「うるさいよ」という声が聞こえだし、「今時、アングラ演劇とか超ウケるんですけどー」と頭の悪そうな女性客が喋り出す(もちろん出演者)。
この女性、「この前、彼氏に付き合わされて観た映画も森恒夫とか永田ヨーコとか出てきてぇ」と言っていたが、うん、それは「洋子」と書いて「ひろこ」と読もうね(映画はもちろん『実録・連合赤軍』だろうな)。
その後、犯人が見つかったお祝いということで、再び吹き抜けの部屋へ。
船員がやってきてメニューを見せるも、あるのは餃子ぐらい。
1階では鍋が用意されているが、湯の中に豚肉が数切れあるだけ。
船員たちが唄を歌ったりはするが、特にどうということもなく終了。
少々尻すぼみな感はあったが、ビルを効果的に用いて楽しませてくれた。
2等客室なんて本当に船の中にいるような気さえしたし。
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テーマ: 演劇
