2010/9/2
『東京島』 映画道
『東京島』
TOKYO-JIMA
2010年日本映画 129分
監督:篠崎誠
脚本:相沢友子 原作:桐野夏生『東京島』(新潮社刊)
撮影:芦澤明子 美術:金勝浩一 編集:普嶋信一
音楽:大友良英
主題歌:Superfly「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」
出演:木村多江(清子)、窪塚洋介(ワタナベ・渡辺実)、福士誠治(GM/ユタカ/森軍司)、柄本佑(オラガ・坂本)、木村了(犬吉)、染谷将太(マンタ/カズコ)、鶴見辰吾(隆)、山口龍人(カスカベ)、南好洋(シンちゃん)、結城貴史(ダクタリ)、清水優(アタマ・河原義幸)、阿部亮平(ジェイソン)、テイ龍進(ヤン)、趙民和(ムン)、石田佳央(チェン)、吉田友一(ミユキ)、塩見大貴(フレディ)、中村無何有(ウッス)、松川貴弘(サカイ)、保科光志(シマダ)、藤川俊生(ヒキメ)、張天翔(ウォン)、張沫(リー)、孫良(シュウ)、サヘル・ローズ(キム)、古藤ロレナ(パム)、宮武祭(チキ/チータ)
結婚20周年の夫婦ふたり旅の途中で嵐に遭い、清子と隆は無人島に漂着する。東京では夫に従うだけの43歳、主婦・清子は、救助を待つ日々の中で、蛇を捕らえて食料にするなど、思いがけないサバイバル能力を発揮。一方、隆は小屋に閉じこもって心身ともに衰弱していき、何の役にも立たない。清子は、東京から持ってきた荷物の中で、一番いらないのは隆だったと気付く。ある日、16人の若い男たちが流れ着く。与那国島での厳しいバイトから逃げてきた、日本人のフリーター集団だ。彼らは島を「東京島」と名付け、“シブヤ、ブクロ、ジュク”などと集落を作り、共同生活を始めた。事故か自殺か、それとも誰かの仕業か、隆が崖から落ちて死亡。まもなく清子はカスカベと夫婦同然の暮らしを始める。男たちは島でたったひとりの女である清子を女王のように崇めるが、嫉妬深いカスカベは、彼らが清子に取り入ることを許さなかった。さらに、密航に失敗した6人の中国人たちが流れ着く。彼らは野生の豚を狩って解体するなど、日本人よりも遥かに逞しかった。清子はリーダー格のヤンに気に入られ、豚肉を分けてもらうが、カスカベは清子が身体と交換に肉を手に入れたと疑い、中国人を「ぶっ殺してやる」と乗り込んでいく。翌朝、崖の下でカスカベの死体が発見される。「中国人に殺られたのか」と怯える男たち。トーカイムラにひとりで住み、カスカベの支配下に入らなかったワタナベは、「犯人はこの中の誰か、かも?」と笑う。彼の死を境に、島のバランスは崩れ始めた。途方に暮れていた清子のもとに、オラガがやって来る。皆で話し合った結果、争いを避けるために、清子の夫をクジ引きで決めることにしたという。最初は嫌がっていた清子も、「私は東京島のトキ、絶滅寸前の天然記念物だから仕方ないのね」と了承する。クジ引きの日、清子はエルメスのスカーフで仕立てた大胆なビスチェをまとい花嫁気分で登場するが、夫に立候補したのは、たったの6人だった。そして、清子の3番目の夫に決定したGMは、漂流時に記憶を失くしたという、謎めいた優しい男。そんなGMに母性本能をくすぐられ、ユタカという名前を与えていつになくときめきを感じてしまう。しかし清子は、ルールを作り、平穏に暮らそうとする東京人たちに苛立ちを感じていた。脱出計画をたてながらもたくましく生きる中国人に比べ、日本の若い男たちは平和ボケで酒浸り。やがて、小さなイカダ船を完成させたヤンは、「俺の女になるなら乗せてやる」と清子を誘う。一度は断った清子だが、島から出れば美味いものが食えるというヤンの言葉に、思わず船に飛び乗った。船に乗せてもらえなかったワタナベの悪態が、波にかき消される。「女なんかみんな死んじまえ!」命からがら島にたどりつく清子たちだったが、そこは元の無人島。記憶を取り戻したらしきGMこと森軍司がリーダーとして東京人たちを取りまとめていた。やがて清子の妊娠が発覚。そこへフィリピンから台湾に出稼ぎに向かう途中だった女性たちが漂着する。【公式サイトより】
桐野夏生さんの同名小説を映画化。
いやー、これほど予想通りにつまらないと逆に清清しいね(笑)。
特別協賛:ヘルメスを売りにしているような映画が面白いはずがない。
もうとにかくテンポが緩すぎる。緊張感の欠片もない。
記者会見などで過酷なロケをやたら強調していたが、残念ながら画面にそれがまったく伝わってこない。これならまだ『進め!電波少年』でも見た方がよっぽど過酷さを味わえるだろう。
木村多江さんが主演を張るようになったのは感慨深いところではあるが、印象に残ったところが「ケンタッキー!」だけではねぇ…(笑)。
BOMB
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TOKYO-JIMA
2010年日本映画 129分
監督:篠崎誠
脚本:相沢友子 原作:桐野夏生『東京島』(新潮社刊)
撮影:芦澤明子 美術:金勝浩一 編集:普嶋信一
音楽:大友良英
主題歌:Superfly「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」
出演:木村多江(清子)、窪塚洋介(ワタナベ・渡辺実)、福士誠治(GM/ユタカ/森軍司)、柄本佑(オラガ・坂本)、木村了(犬吉)、染谷将太(マンタ/カズコ)、鶴見辰吾(隆)、山口龍人(カスカベ)、南好洋(シンちゃん)、結城貴史(ダクタリ)、清水優(アタマ・河原義幸)、阿部亮平(ジェイソン)、テイ龍進(ヤン)、趙民和(ムン)、石田佳央(チェン)、吉田友一(ミユキ)、塩見大貴(フレディ)、中村無何有(ウッス)、松川貴弘(サカイ)、保科光志(シマダ)、藤川俊生(ヒキメ)、張天翔(ウォン)、張沫(リー)、孫良(シュウ)、サヘル・ローズ(キム)、古藤ロレナ(パム)、宮武祭(チキ/チータ)
結婚20周年の夫婦ふたり旅の途中で嵐に遭い、清子と隆は無人島に漂着する。東京では夫に従うだけの43歳、主婦・清子は、救助を待つ日々の中で、蛇を捕らえて食料にするなど、思いがけないサバイバル能力を発揮。一方、隆は小屋に閉じこもって心身ともに衰弱していき、何の役にも立たない。清子は、東京から持ってきた荷物の中で、一番いらないのは隆だったと気付く。ある日、16人の若い男たちが流れ着く。与那国島での厳しいバイトから逃げてきた、日本人のフリーター集団だ。彼らは島を「東京島」と名付け、“シブヤ、ブクロ、ジュク”などと集落を作り、共同生活を始めた。事故か自殺か、それとも誰かの仕業か、隆が崖から落ちて死亡。まもなく清子はカスカベと夫婦同然の暮らしを始める。男たちは島でたったひとりの女である清子を女王のように崇めるが、嫉妬深いカスカベは、彼らが清子に取り入ることを許さなかった。さらに、密航に失敗した6人の中国人たちが流れ着く。彼らは野生の豚を狩って解体するなど、日本人よりも遥かに逞しかった。清子はリーダー格のヤンに気に入られ、豚肉を分けてもらうが、カスカベは清子が身体と交換に肉を手に入れたと疑い、中国人を「ぶっ殺してやる」と乗り込んでいく。翌朝、崖の下でカスカベの死体が発見される。「中国人に殺られたのか」と怯える男たち。トーカイムラにひとりで住み、カスカベの支配下に入らなかったワタナベは、「犯人はこの中の誰か、かも?」と笑う。彼の死を境に、島のバランスは崩れ始めた。途方に暮れていた清子のもとに、オラガがやって来る。皆で話し合った結果、争いを避けるために、清子の夫をクジ引きで決めることにしたという。最初は嫌がっていた清子も、「私は東京島のトキ、絶滅寸前の天然記念物だから仕方ないのね」と了承する。クジ引きの日、清子はエルメスのスカーフで仕立てた大胆なビスチェをまとい花嫁気分で登場するが、夫に立候補したのは、たったの6人だった。そして、清子の3番目の夫に決定したGMは、漂流時に記憶を失くしたという、謎めいた優しい男。そんなGMに母性本能をくすぐられ、ユタカという名前を与えていつになくときめきを感じてしまう。しかし清子は、ルールを作り、平穏に暮らそうとする東京人たちに苛立ちを感じていた。脱出計画をたてながらもたくましく生きる中国人に比べ、日本の若い男たちは平和ボケで酒浸り。やがて、小さなイカダ船を完成させたヤンは、「俺の女になるなら乗せてやる」と清子を誘う。一度は断った清子だが、島から出れば美味いものが食えるというヤンの言葉に、思わず船に飛び乗った。船に乗せてもらえなかったワタナベの悪態が、波にかき消される。「女なんかみんな死んじまえ!」命からがら島にたどりつく清子たちだったが、そこは元の無人島。記憶を取り戻したらしきGMこと森軍司がリーダーとして東京人たちを取りまとめていた。やがて清子の妊娠が発覚。そこへフィリピンから台湾に出稼ぎに向かう途中だった女性たちが漂着する。【公式サイトより】
桐野夏生さんの同名小説を映画化。
いやー、これほど予想通りにつまらないと逆に清清しいね(笑)。
特別協賛:ヘルメスを売りにしているような映画が面白いはずがない。
もうとにかくテンポが緩すぎる。緊張感の欠片もない。
記者会見などで過酷なロケをやたら強調していたが、残念ながら画面にそれがまったく伝わってこない。これならまだ『進め!電波少年』でも見た方がよっぽど過酷さを味わえるだろう。
木村多江さんが主演を張るようになったのは感慨深いところではあるが、印象に残ったところが「ケンタッキー!」だけではねぇ…(笑)。
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テーマ: 映画鑑賞
