『DV』
2004年日本映画 85分
監督:中原俊
原案・脚本・プロデューサー:永森裕二 脚本:KAZU
撮影監督:下元哲 美術:古積弘二 音楽:小宮山聖
出演:遠藤憲一(鬼頭昭吾)、英由佳(鬼頭泰子)、小沢和義(宗方)、りりィ(霧島昭子)、高野八誠(前田隆)、でんでん(警官中尾)、中原和宏(佐竹)、高橋かすみ、山本浩司(カラオケ屋店員)、松田祥一(高校生A)、三上真史(高校生B)
ジュエリーショップに勤務する29歳の鬼頭泰子は結婚3年目。子供はまだいない。ひと回り年の違うサラリーマンの夫・昭吾は泰子を心から愛していた。そしてもちろん泰子も。3回目の結婚記念日、会社帰り、花束を手に妻の勤めるジュエリーショップの前に立つ昭吾。自分を見つめる昭吾の視線に気づかない泰子は、年下のハンサムな同僚・前田と親しげに言葉を交わす。やがて昭吾は携帯で体調が悪いと妻に伝えると、その場を立ち去るのだった。その夜、眠っている妻を見下ろす昭吾は、頭上の蛍光灯を点けては消し、消しては点ける。そんな動作を延々と続ける昭吾。それがすべての始まりだった。数日後、リビングに飾ってあった泰子の友人との思い出の写真や、実家から持ってきたアルバムがすべて捨てられていた。泰子の知らない間に銀行口座を解約し、仕事をやめて欲しいと通勤定期を抜き取る。そして風邪で寝込んだ妻の体調もかまわず体を求め、調味料が気に入らないと怒鳴り、友人との楽しそうな電話のやり取りを耳にしてテーブルをひっくり返す、カラオケボックスの店内で力いっぱい殴りつける。短期間のうちにどんどんエスカレートしていく夫の暴力。泰子はやはり夫の暴力に苦しむ中年女性・霧島の紹介で宗方という男の事務所を訪ねる。宗方は言う。「殺してもいいんですよ、正当防衛なら。あなたが死ぬことはない」。宗方はさらに続ける。「DV被害者が一番に乗り越えなくてはならないこと。それは“自分自身が被害者である”ということに気づくことです」と。【「CINEMA TOPICS ONLINE」より引用】
題名通り、日本でも社会問題となっているDV=ドメスティック・バイオレンスを『櫻の園』の中原俊監督が描いた作品。
もうエンケン祭りじゃ〜ワッショイワッショイ状態。
妻を愛している、愛しているがゆえに暴力を奮ってしまう。
そんなDV男を不気味かつ哀れに演じる。
マンションの屋上で真っ裸でバックから攻めたり、風邪で熱が出ているのに無理矢理やろうとしたりといったシーンはちょっと笑ってしまったが。
もちろん、一言でDVと言っても様々なケースはあるのだろうが、本作の主人公のように幼少期に自分も暴力を受けていたり(古舘さんが誤用したアダルトチルドレンとかね)、劣悪な環境で育ったりという人が多いんだろうなぁ、やっぱり。『ラスト・フレンズ』の錦戸クンの場合はどうかな?(笑)
対する英(はなぶさ)由佳さんは本作で初めて認識したが、なかなかの雰囲気を持った人。
もう少し活躍してもよさそうなものだけど、これ以降ほとんど出てないんだよねぇ。
彼女にアドバイスをする小沢和義さん、やっぱりこの人の演技は苦手だ…。

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