『フィクサー』
MICHAEL CLAYTON
2007年アメリカ映画 120分
脚本・監督:トニー・ギルロイ
製作:シドニー・ポラック、ジェニファー・フォックス、スティーヴン・サミュエルズ、ケリー・オレント
製作総指揮:スティーヴン・ソダーバーグ、ジョージ・クルーニー、ジェームズ・ホルト、アンソニー・ミンゲラ
撮影:ロバート・エルスウィット 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ジョージ・クルーニー(マイケル・クレイトン)、トム・ウィルキンソン(アーサー・イーデンズ)、ティルダ・スウィントン(カレン・クラウダー)、シドニー・ポラック(マーティ・バック)、マイケル・オキーフ(バリー・グリッソム)、デニス・オヘア(ミスター・グリーア)、ジュリー・ホワイト(ミセス・グリーア)、オースティン・ウィリアムズ(息子ヘンリー・クレイトン)、ジェニファー・ファン・ダイク(アイヴィー)、メリット・ウェヴァー(アンナ・キサーセン)、ロバート・プレスコット(ミスター・ヴァーン)、テリー・セルピコ(ミスター・アイカー)、ケヴィン・ヘイガン(レイモンド・クレイトン)、ショーン・カレン(ジーン・クレイトン刑事)、デイヴィッド・ランズベリー(弟ティミー・クレイトン)、ケン・ハワード(ドン・ジェフェリーズ)、デイヴィッド・ザヤス(ダルベルト刑事)、ハイジ・アームブルスター(アンナの姉)
マイケル・クレイトンはニューヨーク最大の法律事務所に勤めるフィクサー(もみ消し屋)。ギャンブル中毒のマイケルはある夜、ポーカーの後で同僚から連絡を受け、ひき逃げを起こした顧客のグリーア宅を訪れる。その後、車を停めて丘の上に馬を見に行ったところ、車が爆発する。その4日前。6年がかりで巨大農薬会社Uノース社が関わる集団訴訟をかかえていた事務所は、原告側との和解に向けて動き出していた。そんな最中、訴訟を担当する主力弁護士のアーサー・イーデンズが精神に異常を来たし、宣誓供述の場で突然裸になったという報せがもたらされる。別居中の息子ヘンリーを学校に送り出したマイケルは、経営者マーティ・バックからの命令を受けてアーサーがいるミルウォーキーへと向かう。マイケルは刑務所からアーサーを連れ出し、ホテルに宿泊させて治療を受けるように勧める。ところが、アーサーはホテルを抜け出し、一人でニューヨークに戻る。一方、Uノース社の顧問弁護士カレン・クラウダーは、アーサーが農薬の発ガン性について書かれたUノース社の内部文書を手にしていたことを知り、ヴァーンとアイカーの2人にアーサーの行動を監視するように指示し、自殺と見せかけて殺害させる。アーサーの死にショックを受けたマイケルは、原告のアンナに連絡を取ろうと試みるが、姉からアンナがアーサーからもらった航空券でニューヨークに来ていたことを知る。マイケルはNYPDの刑事である弟ジーンの力を借りてアーサーのアパートに侵入し、息子が夢中になっていた本『王国と征服』とコピー店の領収書を見つける。アーサーはUノース社が有罪となる証拠を集め、大量にコピーをしていた。マイケルの車が爆破されたのはその矢先の出来事だった。車を降りていて無事だったマイケルは、原告に和解案を持ちかけていたカレンの前に姿を現す。
『ボーン・アイデンティティ』の脚本を手がけたトニー・ギルロイさんの初監督作品。
主人公は『ライジング・サン』とは無関係?(笑)
やはりジョージ・クルーニーさんとは相性が悪いらしい。
本作の主人公は長年フィクサーを続けていることに限界を感じ、普通の弁護士に戻して欲しいという願いも上司に聞いてもらえないでいる。そのためにギャンブルにハマり、サイドビジネスに手を出して8万ドルの借金を背負っているという人物であるにもかかわらず、クルーニー兄さんの演技はいつもの調子でオーシャンのときとほとんど変わらない。
冒頭に主人公が襲われるシーンを持ってきた理由も分からない。
既にそこで無事であることが分かってしまっていては、緊迫感が殺がれてしまうし、まずは観客に車もろごと爆破されたと思わせておいてカレンの前に現れるという展開にしないと。
ティルダ・スウィントンさんがこれでアカデミー助演女優賞だというのも不思議。
人物造形も非常に浅いものだし、何の魅力も感じない。
演技自体も取り立てて素晴らしいとは思わなかったけど…。
★★