MSAT 幻のガイドからのメッセージ

いつも国立公園やキャンプ場など大自然の中に入り浸り。連絡を取りたくてもなかなかつかまらない。そのため「幻のガイド」というあだ名が付いてしまった、マイルストーン・アドベンツアーズ(MSAT)のオーナー・中村文明。このページでは中村の自然への思い、生活観、出会った人々との交流などをつづりました。

 

幻のガイド=たいちょー

中村文明(なかむら・ふみあき) 1962年生まれ。日本で新聞記者として勤めた後、1994年に渡米。オレゴン州の大学でジャーナリズム、ニューヨークの大学院で国際関係を修めた。 サンフランシスコやシリコンバレーで企業勤めの後、2002年にマイルストーン・アドベンツアーズを設立。ガイドとフリーランス・ジャーナリストとして、全米の国立公園巡りやメディアコーディネーターを務める。 最近では、へっぽこ隊を率いて全米各地で珍道中を繰り広げるために、「たいちょー」という敬意を欠いた、かつ親しみを込めたあだ名で呼ばれることも多々ある。カリフォルニア州在住。               mail@milestoneat.com           www.milestoneat.com           「幻のガイドからのメッセージ」

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投稿者:わか
ブログ拝見しました。
とても、興味深い内容でした。日本での考え方とは違って、色々と考えさせられました。
来月、20人位で富士山登山を計画していますが、大人数の富士山登山で、トラブル発生時に必要な考え方をご指導願えればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者:幻のガイド
にゃ〜リンガル?の独り言さん、コメントありがとうございました。

ブログを拝見いたしました。いろいろなジャンルにわたるお話があり、楽しく読ませていただきました。東京には昔住んでいたことがあるので、とても懐かしく感じました。

そう、登山の世界でのリーダーシップって、実業界でも生かせることが多いんですよね。しかし「先頭で皆を引っ張っていくリーダー、そして一番後ろには体力的にも技量的にも強い人がつく」のは、理想ではありますが現実にはなかなか…。

でも嘆いていても始まらないですよね。またブログ見せていただきます。
幻のガイドさんへ

はじめて訪問させていただきます。
この北海道大雪山系トムラウシ山と美瑛岳の事故の記事を読ませていただき
感じた事があります。
登山の世界でそうであるように教育や企業の世界にも当てはまるような気がします。
先頭で皆を引っ張っていくリーダー、そして一番後ろにはリーダーが安心して前に
進めるように、体力的にも技量的にも強い人がつく。そして性格で的確な判断。
力強く、信頼できるトップとセカンドはどこの世界でも必要なのかなと思います。
またブログ拝見しに参ります。

http://wbe01.blog95.fc2.com/
投稿者:幻のガイド
Capstoneさん、コメントありがとうございます。

思い違いかもしれませんが、日本でのパーティーによる山歩きは、自然を「楽しむ」というより、まだまだ軍隊式に「つらくても頑張れ」と叱咤激励して歩かせるような感じではないかと思います。

本来ハイキングは、つらいものではないはずです。自分の技量や体力に見合ったハイキングなら、身体への負担も少なく、余裕を持って自然を楽しめるはずです。

つらくても、みんなそろって同じペースで歩こう、という考えは、CapStoneさんのおっしゃる「ムラ社会の悪しき風習」の名残かもしれません。

事故や遭難の一番の原因は、自分のレベルの見極めを誤っていることではないでしょうか。ガイドに頼らなければ登れない山なら、最初から考え直した方がいいでしょう。

体力とスキルに合ったコースを自分のペースで自然を楽しみながら歩く、という新たなコンセプトを導入する時期にきているのではないでしょうか。

同時に綱渡り状態でも平気でツアーを行う会社に対しては、閉じこもってダンマリしていないで、積極的に不満や提案を述べるべきでしょうね。

最後に、ブログを拝読いたしました。故郷福井の話しが出ていて、郷愁に浸ってしまいました。ありがとうございました。
投稿者:CapStone
はじめまして。

興味深く拝読しました。「日本の常識が世界の非常識」の典型のようですね。

ムラ社会の悪しき風習を改めるのは、他でもない我々日本人しかいないはずですよね。

臭いものにフタ、閉じこもってダンマリ、置いてかれても文句言えません。

http://icap.blog5.fc2.com/
投稿者:幻のガイド
ritokooさん、コメント感謝いたします。

こういう悲惨な事故の再発防止のために、ブログが少しでもお役に立ててもらえれば幸いです。

下のコメントにも書きましたが、今後は遭難は起きるもの、避けられないものと想定した上で、そういう事態に陥っても、いかに生き延びるかについて周知徹底したほうがいいかもしれませんね。

一般論でのサバイバル法はもちろんありますが、地域によって天候や地理的条件がかなり変わってきます。

このため、観光登山者では分からない詳細情報を地元の人に提供してもらうシステムや、地域に根ざした駐在レンジャーを置いて、情報発信の拠点にしてもらう方法を構築するといいかもしれませんね。

またその地域ならではのサバイバル法があれば、例えば雪崩で生き埋めになったらどうするか、この谷では風が強すぎるので、ビバークするならこっちの谷のほうがいいとか、そういう情報が手軽にチェックできるようになるといいですね。
投稿者:幻のガイド
KKMMさん、コメント感謝いたします。

これも新型インフルエンザと同じようなものではないかな、と思っています。

というのも、従来のインフルエンザで亡くなった方の統計を取れば、きっと新型インフルエンザで亡くなった方の数を数倍上回るはずだと思います。しかしそのニュースは、話題にも上っていませんよね。

今回の遭難も「10人死亡」というインパクトが強かったから、「メキシコで死者続出」というセンセーショナルな病気として紹介された、新型インフルと同じような扱いになったのかも。

これが1、2人の被害者だけだったら「また遭難かよ」と、従来のインフルエンザのように、あまり話題にならなかったかもしれませんね。

詳しい死者数が伝えられていない従来のインフルエンザと同様、KKMMさんのおっしゃる「危険なツアー」は、かなりの数あったのではないかと思います。

ですが、話題に上らなかった小さな事故や遭難に、もっと大きな恐ろしさや回避策への重要なヒントが隠されているのでしょう。

遭難をいかに防ぐかを考えるのも大事ですが、これからは遭難は避けようがないものとして考え直した方がいいかもしれません。

その上で、そういう事態に陥ったときにどうすればサバイバルできるか、という一歩踏み込んだ次元の話ができるようになれば、例え遭難が起きても生きて戻れる方の数が増えるかもしれませんね。

改めて亡くなった方のご冥福をお祈りします。
投稿者:ritokoo
こんにちは。私は北海道在住で、この連休も実家ではこの山岳事故の話題でもちきりでした。ニュース報道では、山岳関係の方々もいろいろとコメントしていましたが、この日本でツアーでのガイドを務めるのは大変だろうなという印象が強かったです。ブログ記事、なるほどと思うことが多く、とても興味深く読ませていただきました。ありがとうございました。

http://ritokoo.blog64.fc2.com/
投稿者:KKMM
今回、10人死亡したから話題になっただけでしょう。
多分、過去に事故に繋がりかねない危険なツアーは、たくさんあったのだと思います。

多分、今までも天候不順でも強行して、結果として無事にルート走破できたりしていたから、今回も何とかなると踏んで強行したのだと思います。

また、過去に安全を考えて、ツアーを中止したことにより、客から文句を言われたり、会社から叱責されたということもあったと思います。

で、いつの間にか、ツアー強行が当たり前になったのではないでしょうか。

日本では死人が出て初めて問題が公になるのが当たり前です。
そして、いつの間にか忘れ去られます。
まれに、問題が解決されることがありますが、大半の問題は放置です。

中村さんの心配されるとおり、遭難や事故は再発すると思います。

投稿者:幻のガイド
みちぽんさん、メッセージどうもありがとうございました。

カリフォルニアにいると、みちぽんさんが北海道に対して抱く愛情と同じような感情を覚えます。

自然をないがしろにした態度やハイキングのときの準備の甘さ、すべてを人任せにする考えを持った人には、いつも頭を抱えてしまいます。

しかしこういったことは口で言っても分かってもらえないので、今では半ばあきらめていますが。
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