
ん、んまいっ! 何がって、この「黒潮逸品 まぐろ角煮」と「牡蠣養殖業者が作った手作り牡蠣の佃煮」だすよ。
(←大胆な厚切りの身がおいしいまぐろ角煮)
先日サンフランシスコを訪れた、関西在住のNさんからいただいた。Nさん、ありがとうございました。
まぐろは、和歌山県のはま屋さん製造。ウエブサイトはここ↓。
http://www6.ocn.ne.jp/~hamaya-a/
でもこのサイト、ちょっとしょぼいっす。この角煮がアップされてない。「海鮮餅」っていう海鮮と煎餅をかけた、 →続きを読むをクリック

(まぐろの角煮のパッケージ→)
ちょっとイケてないネーミングのエビセンなどしか掲載されていない。ううう〜、せっかく「まぐろ」はいい商品なのに。
社長、あんたは企業努力が足りへんな。あんじょう、きばりやっしゃ。まあいいや。他人のビジネスだ。口出しは禁物。

(←まるでステーキみたい)
ということで角煮だ、角煮。インパクトのある「黒潮逸品」というネーミングがまず気に入った。「黒潮っ、逸品っ、まぐろっ、角煮っ」と、いちいち「っ」をつけなくてもいいのだが、それぞれの単語のもつ力強さが小気味いい。
この4単語を何度か繰り返すと、角刈りの威勢のいい板さんが、カウンター越しに「あいよっ、おまちぃ〜っ」とミルガイの刺身でも差し出してきそうな気がする。

(「黒潮逸品」とは、なんとダイナミックな響き→)
はやる気分を抑えて、包丁でバシッと水平に袋を切りつける。だが、あら、逆さにしても中身が出てこない。そうか、まぐろって煮ちゃうとなんとなく硬くなるし、真空パックでギュウギュウになってたから、出てこないんだ。
さらに袋を大開きにして、にっちりくっつきあっているまぐろの角煮を、1個1個はしで出していく。

(←この照り、思わずよだれが…)
本当はワインでも開けて、と思ったのだが、このまぐろ角煮に合いそうなワインをそろえてなかった。ZinかPinot Noirか、軽めのカボネーと思っていたのだが、適当なのがない。
このため、炊き立てのご飯で食べてみることにした。はしでまず一片を取ってみる。持った感じはずっしり重い。食感はちょっと硬め。生ブシ一歩手前といった感じの硬さだ。舌触りはまぐろ特有のパサパサ感があるものの、カツオブシのような香りが食欲をそそる。

(ふくえいさんの手作り牡蠣の佃煮→)
これとキムチがまた合いますのなんのって。ちまちま遠慮していない大ブリの厚切りである点も気に入った。お勧めの一品です。でもサイトだけは、なんとかしてちょーよ。
続いて「手作り牡蠣の佃煮」に行ってみよー。製造元は「こだわりの牡蠣工房、ふくえい」さん。兵庫県相生市の会社だが、サイトはちゃんとしてるし、この「牡蠣佃煮」も掲載されている。
ふくえいさんのサイトはここ↓。
http://fukueimarun.com/
サイトによると、相生市の牡蠣は「広島、宮城産のカキに比べ知名度は高くないが、播磨灘に注ぎ込む川によって運ばれた森の栄養分のため、加熱しても小さくなりにくいいわゆる水っぽくないカキが出来る 」のだそうです。

(←一見、何か分かりまへんが、実はおいしい牡蠣の佃煮)
こういう説明にまでこだわってるところ、好きです。「広島や宮城にはかなわないが」と、はなから勝負をかけていない悟りの境地、信頼できます。自分をわきまえた控えめな姿勢、感服します。
ただしネーミングがよくありまへんな。「牡蠣養殖業者が作った手作り牡蠣の佃煮」という商品名は、ちょっと長すぎるうえに、そのまんますぎ。

(ネーミングはちょっと、長すぎでそのまんま→)
形容詞の「手作り」が「牡蠣」にかかるのか「佃煮」にかかるのかもはっきりしません。手作り牡蠣ってことはないから、手作り佃煮の意味だろうね。でもそもそも佃煮って、佃島で作ったものを指すんじゃあないかな。
ひとひねり欲しいですな、このネーミング。牡蠣養殖業者、というのがそもそも弱い。例えば「漁師の牡蠣潮煮」とかさ、「播磨のオイスター野郎」とか「Zincぷりぷり煮」とか。「絶倫漁師 秘密のエキス」なんていうのは、ちょっと度が過ぎてるけど。

(←この濃厚な味わいがご飯とよく合います)
はあー、僕のネーミングもいけてません。ちょっとジム行くのに朝早起きしすぎたのがいけないのかも。あー、ねみー。
でもネーミングはどうでもいい。味だ、味。同じくあったかいご飯で、さっそく食味。こっちは袋から簡単に出てきました。1つつまんで、ぱっくり。醤油とみりんの味付けが絶妙。牡蠣をかじると、中から海のエキスを煮詰めた貝の味がにじみ出てくる。それもかなり濃密。
これはごはんと合います。残念ながら、これに合うワインはなさそう。しいて言えばトスカンタイプの口当たりのスムーズな赤かな。

(これに合いそうなワインは、あまりなさそう→)
ご飯と一緒にほおばると、しょうゆ味と貝の濃厚な味が交わって、恍惚となります。これはうまい。絶品です。お勧めです。
と大きく宣伝しておけば、ふくえいさんから「1年珠かき 殻付き100個」が太平洋を渡って、クール宅急便でどど〜んとカリフォルニアへ届くのは、間違いない、ことはないか。
でもこれはうまいっす。これにキムチと牡蠣のキムチ、カニのキムチ、明太子があれば、丼バチでご飯が軽く3杯は食べられそうです。
Nさん、本当においしいものをありがとうございました。またどうぞいらしてください。

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