最近、大学でよく開かれている、オープン・セミナーに行ってみたいとずっと思っていました。
そして
「映画と文学で綴る聖書物語」という、父母のためのキリスト教講座が4回シリーズであることを知り、早速申し込みました。もちろん無料の講座です。
10月6日その第1回がありました。
映画は聖書物語でいっぱい!
スピルバーグ監督の「E.T.」はイエスの生涯
マルコ福音書5章25−34節
興味津々・・・
入学式は行かなかったので、キャンパスの中に入るのは、初めてです。
駐車場から大きなクヌギの木の横を通り、木々に囲まれた美しい大学の中を歩く。
木々の香りや、キンモクセイの香りがする。
面白そうなタイトルなので、いつもよりたくさんの応募があったらしく、女性ばかり50名ほど・・
ETはご覧になりましたか?
キリストの誕生のとき、ヘロデ王の命令で、付近の2歳以下の嬰児を殺した兵隊と、
ETの宇宙船の着陸を知って、かけつけるNASAの科学者は同じである。。
と始まり。
指を怪我したエリオットの指に触れて治す印象的なシーン。
あのとき、ピーターパンの物語を母親が妹ガーディに読んでいます。
「妖精を信じますか?」信じる人は手をたたいて・・・のところ。
これはマルコ5:25−34の12年間長血をわずらった女の癒しに通じる。
らい病人の癒しも同じ。
・・・・信じれば、癒されます。信じるものに奇跡が起きる。・・・・・
また、有名はミケランジェロの「天地創造」で、神とアダムの指先が触れ合おうとしている有名な絵から、スピルバーグがヒントを得たともいわれている。
ETは自分の家(HOME)と連絡を取ろうとして、病気になり死にそうになります。
心配して探した少年エリオットも死にそうになります。でもETが弱って死ぬと同時にエリオットは元気になります。
悲しむエリオット、しかし枯れた花が元気になるのをみて、エリオットはETが生き返ったことに気がつきます。ETが死亡した時刻は、3時36分。
・・・・・キリストが十字架に架かり亡くなったのは、午後3時と聖書にはある。
・・・・・身代わりの死。
「この人こそ神の子だ」という百卒長は、森林保護をしているあの男性、
10歳のときからETを待っていたという、あの人だと。
もちろん、よみがえって天に昇るのは、最後に宇宙船がETを迎えに来るシーン。
I’ll stay here.(ずっとここにいるよ)、とETがエリオットの胸を指差す。
・・・・・これも、キリストがいつも私達の内にいるということ。
宇宙船が帰るとき、空に虹を描く。
この虹は、ノアの洪水のあとの「契約の虹」を思わせる。
天(HOME)に帰ったETを待つように、
私達は再びいらっしゃるイエス・キリストを待つという。
欧米の人は、このETの物語を懐かしく感じるという。
幼いころ教会で聞いたお話を聞くように。。
「子供にしかETは見えないのさ」という言葉が出てくるけれど、
これは「幼子のようになりなさい」と同じ。
というわけで、その誕生、死、復活、昇天、再臨と、
ETの物語はイエス・キリストの生涯の物語である。
というお話でした。
テーブルには聖書とクッキーとお茶が置いてあって、
何度か聖書の箇所を朗読されたりもした。
法学部のK教授は、60歳。もちろんクリスチャンであることは、その穏やかな柔和な表情からも分かる。学生に講義する内容と同じで、映画の映像や資料もたくさん映して見せてくださって、とても分かりやすく、楽しい90分の講義でした。
1998年から始められたこの講座は、何と12月の3回目の講座で、
記念すべき100回目にあたり、祝賀会も計画されているようです。
帰りに会場になったY記念館の隣にある、R記念礼拝堂に入って見ました。
左にパイプオルガン、中央には十字架と聖書、左に講壇。
木の長いすが並び、静かで心安らぐ空間でした。
思わず座って、感謝の祈りを捧げました。
映画『ET』からお借りしました。