多くの人々が訪れる正倉院展は、憧れでした。
いつか行ってみたい、でもあのすごい人の数では・・と
毎年テレビのニュースを見るたびに思っていました。
ところが今年、大阪のよく一緒に展覧会に行くOさんから、
無料のチケットを送っていただき、
その気になって、行くことにしました。
11月1日は天気予報では、雨。
きっと人も少ないかもしれない・・・と。
ところが朝はいいお天気です。
何だ、予報が外れた、ありがたい、、と出かけました。
しかし最近の天気予報は当たります。
なんと奈良へ着いたとたん、パラパラ雨が降ってきました。
そして本格的な雨降りの日に。
駐車場はどこも満車で、1時間ほどぐるぐる回りました。
もう駄目かと諦めかけたとき、ちょっと遠いところの駐車場にやっと入れました。
傘を差して、かなり歩きました。汗もいっぱいかきました。
いい運動になりました。
入場までは15分待ちで、そんなに長い行列ではありませんでした。
といっても3重に蛇行してましたが。。。
美しい螺鈿(らでん)の鏡は、よくこの赤い色が残っていると驚きました。
この赤は、紅と蘇芳(すおう)を混ぜたような、深い紅色でした。
これは赤い琥珀だと説明が。青いのはトルコ石。
有名な紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうびわ)もすばらしかったです。
会場には琵琶の音も流れていました。
孝明皇后の「楽毅論」の書は、歴史で習ったものだけに、ドキッとしました。
妓楽で踊るときのお面もありました。
よく保存されていたものですね。
なるべく人が集ってないところを選んで見ましたが、
やはり人の数は多く、冷たい視線を浴びせられたりして、
なんとなく嫌な気持ちがしました。
展覧会で、あのような視線を見たのは初めてで、ショックでした。
憧れ、期待した正倉院展ではありましたが、
あまり感動は強くはありませんでした。
何故だろうと、考え中です。
まあ、1回行っておいたら、十分かな。
そんな感じでした。
やはり行って見ないと分からない。
鑑真和上展のときのほうが、心に訴えるものがありました。
しかし、まあ1度は機会があったら行くのもいいかもしれません。
興福寺で同時にやっている「阿修羅展」も行くつもりでしたが、
こちらのほうが人気があるようで、
80分から40分待ちとかで、諦めました。
雨もザーザー降ってるし。。。
いっぱい歩いて、いい運動にはなりましたあ。
*****
一晩たって、分かったこと。
どの展覧会もそうであるとは言えませんが、
見ている人に共通する「喜び」を、会場の雰囲気に感じます。
だから肩が触れ合っても、笑ってすみません、と言ったりします。
正倉院展でも、人が多く混雑していたので、そういう挨拶は二、三度しましたが、
今回は、ひどい視線に傷つきました。
そのこともあり、この展覧会がいまひとつだったのかもしれません。
残念でした。
旭岳冠雪 09.10.10
northland-art-studioさんからお借りしました。
11.1 旭川も稚内も雪が積もったようですね。
いよいよ冬が来たのですね。

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