いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2018/8/14

お盆休み  ひと

2018年のお盆休み。

道路の状況も、街の風景も、どことなく違う日々。
あきらかに、里帰りと思われる家族連れ。

孫をイオンモールに連れてきているおじいちゃん、おばあちゃん。

子供が小さいころは、暑さをものともせずに、
車で帰省しておりました。
もう、帰る家もなくなってしまい、
寂しいことです。

今年は友人の初盆。
友人の家に、仲間たちが集まる。
幼い子供たちがいて、賑やか。
家族ぐるみのお付き合い。
夏休みには、みんなで一緒に旅行もした。
懐かしい思い出。

親友のお母さんがこのお盆に亡くなったという知らせがきた。
小さいころからよく知っているおばさん。
寂しい。

亡くなった人を思うこの時期。
いまはもういない父や母のことを思う。

みなさまは、どんなお盆休みをお過ごしですか。


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2018/8/6

二人のパブロ  祈り

パブロ・カザルス 187612.29〜 1973.10.29 スペイン カタルーニャ地方
パブロ・ピカソ  1881.10.25〜 1973..4.8  スペイン アンダルシア地方

『暗幕のゲルニカ』を読み終えました。
読んでいるとき、ピカソのスケッチの白い鳩が気になっていました。
ニューヨークの国連本部で1971年10.24に演奏会をした
パブロ・カザルスの「鳥」のチェロの音色が、頭の中をめぐり
涙が出てきました。

国連本部には、ゲルニカのタペストリーがある。

***本文より***
P182
無慈悲で無差別な殺戮は、ゲルニカのみならず、
世界のどこででも起こり得ることであり、
明日にも、来年にも、もっとずっと未来にも、
起こり得る悲劇です。
もうやめろ、とピカソは叫んでいる。
殺すな、戦争をするな。負の連鎖を立ちきれ。
取り返しがつかなくなるまえにーーと。
あの絵は、反戦の旗印です。
ピカソの挑戦であり、マニフェストです。

P195
ピカソが、私たちが戦っている敵はーー「戦争」そのものなんだ。
私たちの戦いは、この世界から戦争という名の暴力が、
悪の連鎖がなくなる日まで続くんだよーー。

P322
闘うべき相手は政府でもファシズムでもなく、戦争、暴力、憎悪である。
武器を持たず、思想と文化と芸術の力、そして人々の結束で、
それら負の存在と闘う。
これこそが、私たちに真の勝利と自由をもたらすのだ。

***

カザルスは、1950年ころからシュヴァイツアの核実験禁止運動に参加していた。

1973年4月にピカソが91歳で亡くなり、
同じ年の10月にカザルスが96歳で亡くなっていたことを
このたび確認しました。



私がゲルニカの絵を、初めて見たときの衝撃を思い出します。
奇妙な絵、目をそむけたくなるような絵。なのにひきつけられる絵。

剣よりも強い芸術の力。
無差別殺戮への憎悪。

折しも今日は8月6日。
広島へ、人類初の原子爆弾が投下された日。
日本人をねらって行われた殺傷実験。
無差別大量殺人。
記念式典では、たくさんの鳩が放たれた。

黙祷ー平和の鐘が鳴らされる。
テレビの映像が、平和の鐘と刻まれた文字を大きく映し出す。
平和の「和」は、あたかも鳩が飛んでいるような文字。
たくさんの人々の平和への願い、思い、希望(のぞみ)を見た。

主人公のヤガミ・ヨーコが、夫イーサンから結婚の記念にもらった
鳩のスケッチ。ピカソの描いた絵。

鳩は、この小説の大事なモチーフ。
ゲルニカは、戦争の悲惨な現実を描いている。
鳩は、人類が求めている希望の象徴。

序章の空爆   1937年パリ / 2001年ニューヨーク から
最終章の再生  1945年パリ / 2003年ニューヨーク

ゲルニカへのナチスの空爆
ニューヨークのトレードセンタービルへの自爆

国連がイラクへの空爆を承認した
その会見場所の壁にかけられているゲルニカのタペストリー

最後も見事でした。
マイテの持っていた鳩の絵。
ここでパリとニューヨークがつながった。

映画で見てみたい作品です。

平和を、求め願いつつ

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パブロ・ピカソ  鳩
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2018/8/3

『暗幕のゲルニカ』 原田マハ  

実は、『空飛ぶタイヤ』も読み始め、
何年か前のテレビドラマの録画CDも友達に借りているのです。
しかし、先日本屋さんで見つけて、ちょっと立ち読みして、
すぐに図書館に予約して、現在手元にある
原田マハの『暗幕のゲルニカ』

やっぱりこちらのほうから先に読もうかと思っています。
『楽園のキャンバス』もとても面白かった。

今回は、タイトルのとおり、ピカソのゲルニカ。
しかも、スペインの内戦 1937年と
ニューヨークでの同時多発テロ 2001年が
交差して書かれている。
そして、55歳のピカソが出てくる。


あの有名な壁画ゲルニカ。
強烈に訴えてくるものがある。

スペイン語で鳩を、パロマということ、
恥ずかしながら、初めて知りました。
パロマといえば、ガス給湯器。

知らないことは、歳をとっても、どんどん出てくる。
そこが人生の醍醐味かも。

というわけで、猛暑に負けず、暗幕のゲルニカに挑みます。


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 ゲルニカ市にある、実物大のタペストリー
   パブロ・ピカソ作  「ゲルニカ」
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2018/7/30

3月うさぎ  

朝ドラ「半分、青い」は、北川悦吏子の脚本だというので、見ています。
そこに出てきた「3月うさぎ」
閉店してしまった帽子屋さんのなまえ。

先日、そのなまえの由来が明かされました。
「不思議の国のアリス」に出てくると。

早速、図書館で絵本を借りました。
ルイス・キャロル 作
ロバート・イングペン 絵
杉田七重 訳

第7章 無茶苦茶お茶会
そこでアリスと帽子屋と3月うさぎが
お茶会をするのです。

この絵は、結構有名な画家のもの、だと思う。
時計を気にするうさぎも、チシャ猫も、よく見ます。

ただ、アリスや帽子屋の顔が、とても写実的すぎて、
童話の世界、私が思い描く不思議の国とは、少し違う。

版画家 山本容子さんのも個性的です。
でも、こちらも強すぎて、私のアリスではない。

子どものころ、初めてこの物語を読んだときの驚き。
テーブルの上に置いてる瓶の薬を飲んでしまって・・・
女王陛下のいいつけで、白いバラを赤いバラにぬりかえる・・・

このたび借りてきた絵本は、たぶん原作どおりの全編なのでしょう。
私が忘れている物語がいくつかありました。

そして、作者の最初のことばに、はっとしました。
 アリス・リデルに自作の物語を読み聞かせるルイス・キャロル 
 1896年のクリスマス・・・
このお話は、それからずっと、ずっと、世界中の子供たちを
不思議な国へ、いざなってきた。

***
作者の最初の詩 
 (目次のあと、本文の前にありました。その最後のところ)

アリスよ、無邪気なお話をあげよう
手でそっと受け取ったら
子ども時代の夢紡がれる地にもっていき
不思議な記憶の帯に織りこむといい
巡礼者が遠い地で編んだ
やがてしおれる花冠のように

***

この夏の猛暑を忘れて、アリスの不思議な国へ行ってみます。


アーサー・ラッカムの挿絵の本も予約しました。
こちらのほうが、私のイメージに近いかもしれません。


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2018/7/24

『忘れられた巨人』 カズオ・イシグロ  

またまた図書館に予約していて、やっと順番が来た本
『忘れられた巨人』を読み始めました。

日本人ではあっても、5歳からイギリスで育ち、英国の教育を、英語で受けた
カズオ・イシグロ。

『日の名残り』もそうですが、そこにはイギリスの歴史と文化の香りがする。

この本も、読み始めてすぐに、いわゆる「物語」の世界を作り出している
ということに気づく。
しかもそれは、『ロードオブザリング』のようなファンタジー。

まず住居、、洞穴が続いている。
主人公の夫婦は、蝋燭を使うことを禁じられている。

なんだかわけがわからない世界に連れ込まれた感じ。

まだ読み始めたばかりです。

英語の翻訳・・妻を「お姫様」と呼ぶ老人。
この原語は、どうなっているのかが気になってしまって、
前へ進めません。

思わず、ほかの読者の感想やあらすじを読んでしまいました。

時代は、アーサー王が亡くなったあと。。。

実は、「ロードオブザリング」も、途中で投げ出してしまっている私なのです。

この猛暑のなか、果たして最後まで読めるかどうか、
自信がありません。

みなさまの中で、どなたかお読みになった方
おられませんか。


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『忘れられた巨人』  カズオ・イシグロ 作  (早川書房)
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