2004/10/11
村上龍の
「インザミソスープ」
を5時間ぶっ続けで読破。
とってもヘビー
この話はホラーではなかった。
村上龍はとても頭のいい人で
想像力と戦い
溝さらいのような仕事を
淡々と続けている。
彼のクールな視線は
鋭く世界を観察し
少し悲しみを含みつつ
常に希望を持っている。
その希望ははかなくとも
その思いは届かなくとも
希望がある。
小説は物語であって
メッセージだ。
この人には小説という方法が
とてもマッチしてるんだろうと思った。
今日、衝動的に何か買い物がしたくなって
いろいろな店を回っていたが
欲しいものは見つからず
おなかを満たす、アイスクリームと
何か残るもやもやを取り払うために
4冊の小説を買った。
平成十年に刊行されたされたこの小説は
「ポケベル」という言葉の登場によって
古めかしいものとして
少しのノスタルジーをすでに持ち始めているが
圧倒的異質な力に対しての
恐怖の感情は淡々として
肩や首筋のを硬直させて
なかなか離れようとしない。
気づいてしまう人の
大変さや
能天気でいられる幸せ
知ろうとしない罪や
知ることの出来ない不幸
ヴァイアスのように増え続ける
人に、世界は何を望んでいるのだろう。

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