佐々木主浩…
私の大好きな野球チーム、横浜ベイスターズの名前を、
最も世に広めた選手。
私は彼の入団当時(まだ横浜大洋ホエールズ)からこのチームを応援していました。
当時は相手に勝ち星を与えてあげる『横浜大洋銀行』と揶揄されてしまうチームでした。
野球界で抑えピッチャーの占める重要性が徐々に増していき、横浜ではその任務を彼が務め続けました。
分かっていてもどうしても打てないフォークボールを武器に、
『佐々木が出たら終わりですからねぇ』という実況通りに試合が運ぶことは
私達の間では当たり前のようになっていました。
1997年の快進撃、1998年の日本一も、彼無しでは有り得なかったはず。
もちろん優勝というのは一人の素晴らしい選手だけでは成り立たないものだし、
実際に横浜が強かったのもほんの少しの間だけ。
それでも二度と出会えないであろう名選手がチーム全体に及ぼした影響は計り知れない。
今ほどスタジアムに足を運んでいなかったせいもあって、私は
何故だか登板している姿を生で見たことがあまりありませんでした。
いつも必ずと言っていいほど抑えてくれて、
メジャーに行くときはその損失がどれほど大きいか分かっていたにもかかわらず
『もうやれることはやったんだから行ってきな』と
私の中では快く送り出しました。
大リーグでの活躍は周知の通り。
イチローと共にマリナーズで中心選手となり、
新人王にも輝き、頻繁に活躍する映像が流れてきました。
盛者必衰。
私は去年、信じられないような形で試合をひっくり返されるのをハマスタで観ていました。
そして今年、神宮球場で彼がセーブポイントをあげるのも見ることができました。
ようやく勝ち越したイニングの裏、崩れそうになっていたので、必死で佐々木の名前を叫びました。
結局その試合が見納めとなりました。
ただ私は大リーグに行ってしまった時に手放してしまった感じがあって
今日のラスト登板の映像を見ても寂しいという気持ちはそれほどありませんでした。
ボロボロになるまで投げ続けた佐々木に対して、
チームの役に立たないと実は散々文句言ってました。
ごめんなさい。
今こうして振り返ったら、そう思いました。
月並みだけど、『お疲れ様』と『ありがとう』を言いたいです。

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