猪股 真 みなさま、こんにちは!
猪股 真です。

株式公開(IPO、株式上場)を目指す成長企業の経営を支援することを仕事にしています。
特に、事業を行う際に役所の許認可が必要とされるいわゆる許認可事業に特化してコンサルティングをご提供しているのが特徴です。

行政書士 新日本総合事務所所長。SBI大学院大学非常勤講師。
戦略法務研究会理事。東京商工会議所登録エキスパート。

1973年神奈川県生まれ。
専修大学法学部法律学科卒業。グロービス・マネジメント・スクールCBA。

経営と法律の両方に精通する専門家であり、関与先顧客は北海道から鹿児島県まで日本全国に渡る。

あつぎ異業種交流会の創立者でもあり、栢野克巳氏、岡崎太郎氏、阪本啓一氏、増田紀彦氏、竹田陽一氏、石川元則氏といった数々の著名経営コンサルタントを招聘して、経営講演会を実現したイベント・プロデューサーの経歴も持つ。

現在は、許認可業種の株式公開(IPO・上場)を通じた日本経済のGDP向上に注力をしており、経営全般のコンサルティングやM&A支援など従来の行政書士や経営コンサルタントの枠を超えた活躍をしている。

近年は、事業環境変化のスピードが早くなっていることから、上場準備だけではなく、M&Aのような事業譲渡・分割・合併や、経営計画の策定、マーケティング経営の支援等、経営全般にかかるコンサルティングも手掛けている。

また、私の事務所は行政書士事務所を基盤としておりますので、クライアント企業様の事業計画の進展に伴い発生する、増資や関連会社整理、会社変更などと共に許認可取得・変更、資金調達支援をも一括してご提供することが可能。

お蔭さまで、中小企業の創業から東証一部上場企業のコンサルティングまでご愛顧をいただいており、銀行や保険といった金融業から、運輸運送業、製造業、不動産ディベロッパー、飲食業、通信販売、人材ビジネス、医療、コスメティクス、アパレル等の様々な分野の企業様とお付き合いさせていただいております。

普段は、経営者の相談役/社長の右腕として、経営戦略やマーケティング戦略の策定のために全国を飛び回っており、執筆・講演・セミナー講師等でも活躍。
分かりやすい解説に定評がある。講師を勤めるSBI大学院ではビジネスモデルを担当。

●公式メールマガジン「猪股 真のYesなビジネスの作り方(CSRマーケティング)」
http://www.mag2.com/m/0000160283.html

●公式ブログ「猪股 真の観の目強く見の目弱く」
http://sky.ap.teacup.com/mackinomata/


■これまで大きな影響を受けた尊敬する人物
猪股 真が尊敬する人は、共通して「仁」をもつ方です。
仁の心を持った方は美しく、猪股も尊敬する人物のようになりたいと、日々の時間を過ごしております。

(順不同・敬称略):
石川元則/イシカワ経営企画研究所
圓藤泰久/福岡ニット株式会社 代表取締役会長
北尾吉孝/SBIホールディングス 代表取締役執行役員CEO
鯨井智真/武蔵野寺 住職
斎東亮完/有限会社ルネサンスジャパン 代表取締役社長
本田庄市/有限会社サガミデンキサービス 代表取締役社長
吉田透/株式会社吉田アイエム研究所 代表取締役社長
米山敏子/学校法人米山学園 理事長

■趣味はドライブ。
スポーツはトライアスロンに挑戦中。2008年にはホノルルマラソンを完走。

どうぞよろしくお願いいたします!

2012/5/24

タクシーの規制強化は本当の問題解決か?  ビジネス

昨日は、バス業界の規制緩和を取り上げました。そのなかで
タクシー業界についても利用者不在の責任の瑕疵構造が見ら
れますので、昨日に続いてタクシーの規制強化を取り上げま
す。

先日の新聞で、タクシー事業の「免許制」を復活させる法改
正案が報道されました。

タクシー業界も、貸切バス事業と同様に規制緩和で参入が増
え、ドライバーの就業環境の悪さが安全性低下に繋がってい
るのではないかと、規制強化を求める声が上がっています。

タクシー業界の問題点として指摘されるのは、運転手の給与
が歩合制のため、タクシー台数増加と景気低迷のダブルパン
チを受けたタクシー運転手が、収入確保のため長時間労働を
せざるを得ない状況に追い込まれているという点です。

タクシー業界の規制を所管する国交省は、この状況に対し需
給バランスの悪化によって安全性が低下しているとして、現
在は指定する特定地域で規制を強化しています。

今回の法改正の報道は、免許制というさらに一段進んだ規制
強化によって、行政が供給台数を直接コントロールしようと
するものです。

しかし、これも貸切バス業界と似て、消費者のニーズと供給
側とのサービス提供とにミスマッチがあります。

タクシーに対する一般的なニーズとして、希望の場所へ今い
る場所から、(車内を独占するなど)快適に移動したいという
ものです。

多くのタクシー会社も、顧客ニーズに対してこのレベルの認
識で事業を営んでいるため、個別の顧客のニーズを掘り下げ
る営業努力より、人通りの多い駅や病院、イベント施設等で
乗客を拾う「時代遅れのマスマーケティング」による商売に
よって、経営を成り立たせているように見えます。

一方、タクシーを利用する顧客の方は、

・(配車依頼から)長く待たないで乗りたい、
・(禁煙車など)快適な車内が欲しい、
・(スムーズな運転をする)上手な運転手がいい、
・同じお金を払うのなら、多様な決済手段やポイントが欲しい、

さらに、病院等への移動で使うなら、
・介助をしてくれたり、いつも同じ運転手さんだと安心だ、

(さらにさらに、同じ乗るのなら、エコドライブが上手な運転
手さんだと、燃費もいいはずだし乗り心地も良さそうだから
ぜひ選んで利用したい)

→ニーズは多様化している

ということになります。

この多様化した消費者ニーズに、タクシー会社が十分なサー
ビス提供が出来てなお供給過剰だというのなら、規制を強化
する合理性がありますが、消費者が乗りたいタクシーを選べ
るだけの十分な評価環境がないままで、行政が規制によって
サービス環境を規定してしまうのは進歩がありません。

タクシー業界に進歩がないのは、問題視されている給与の歩
合制だけではありません。もうひとつあります。順番にみて
いきますと、

給与の歩合制をタクシー会社側からみると、売上に応じて人
件費が掛かることになるので、売上に対する直接費が一定に
なる効果があるため、燃料消費過多で人件費が圧迫される程
の低稼働率にならない限り(人件費と燃料費では0がひとつ
違うのだから、そんなことはまずあり得ない)、キャッシュ
フローは安定します。

従って、タクシー会社で業績を上げたければ、出来るだけ運
行する車両の台数を増やし、許可されている営業エリアでの
台数ベースでのシェアを上げればよい、という安易な経営が
行われる環境です。

もうひとつは、サービス提供の最前線にあるタクシー運転手
さんに対する過剰と思われる規制です。

タクシー運転手は、タクシー会社に勤めて日々営業に出ます。
先述の通り、タクシー台数の増加と景気低迷で、売上確保に
苦労します。せっかく苦労して確保した売上も、給与歩合制
のため、一部は会社のものになります。


「それなら、いっそ独立して自分で営業しようか?」


他の業界なら、従業員がこう考えることも、よく見られるこ
とでしょう。しかしタクシー業界では、それが難しいのです。
その理由は、タクシー業界の過剰規制にあります。

タクシー事業を営みたい場合、タクシー会社を作って複数台
走らせる「法人タクシーの許可」と、運転手が個人事業とし
て1台を走らせる「個人タクシーの許可」の2種類がありま
す。個人タクシーの存在はおなじみだと思います。

会社に勤める条件が悪ければ、個人タクシーを開業すればい
いじゃないかと思われるでしょうが、個人タクシーの許可を
取得するには、タクシー会社でタクシー運転手を最低10年
勤めなくてはならないという規制があります。

皆さまご存知かもしれませんが、タクシー運転手になるには
普通自動車免許を保持しているだけでは不十分です。第2種
の普通自動車免許が必要です。いわゆるプロ向けの運転免許
です。

ただでさえ、プロ向けの運転免許が必要なのに加えて、更に
タクシー会社で10年以上勤めないと個人タクシー業を開業
する資格が与えられないのです。これって過剰規制ではない
ですか?

ちなみに、私が営んでいる行政書士業は、行政書士試験に合
格して登録すれば、すぐに個人事務所を開業することが可能
です。

同じような規制産業でも、これだけ規制の強弱に差があるの
です。

タクシー運転手の場合は、前提として第2種の運転免許を保
持しているのだから、タクシー運転手としてのタクシー会社
での実務経験など、せいぜい2〜3年あれば十分開業できる
と思いますが、いかがでしょうか。

もし個人タクシー開業の実務経験規制が緩和されれば、タク
シー運転手が会社に就職して仕事が出来るようになれば、数
年で独立して稼げるようになりますから、運転手も高品質な
サービス提供に意識が向きます。

一方、タクシー会社も売上を上げてくれる優秀な運転手には
辞めてもらっては困るので、相応の給与を支払うようになる
でしょう。給与は一律の歩合制でなく、本来の意味での能力
給として効果的に制度運用ができるはずです。

また消費者からみれば、どのタクシー会社の運転品質が高い
とか、サービスが良いとか、エコドライブだから贔屓にした
いとか、様々な観点からの総合評価でタクシー会社を選べる
ようになります。

無論、優秀な運転手が独立したら、運転手指名で乗りたいと
か、または優秀な運転手ばかりを集めて高級車を使用したプ
レミアムハイヤー会社が生まれることだってあるでしょう。

つまり、個人タクシー開業の実務経験規制を緩和するだけで、
タクシー会社とタクシー業界を健全化させることは十分に可
能なのです。

運転手の就業環境が問題なら、就業環境を改善する規制を導
入するのが正攻法の筈ですから、安易な規制強化では安易な
経営でぬるま湯に浸かっているタクシー会社を放置・温存す
ることになり、むしろ安全性低下が進む環境を行政によって
促進させることに繋がるのではないでしょうか。

消費者がもっとタクシーを利用したくなる、
運転手が安全確実でやる気をもって働く、
タクシー会社も品質の高いサービスを売りものに競争する、

そんな三方良しの環境を作るのが、行政の役目だと思います。

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2012/5/23

ツアーバスの規制強化は本当の問題解決か?  ビジネス

今年のGW後半は、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

多くの方が報道でご存知の通り、関越自動車道で夜行ツアー
バスが高速道路の防音壁に突き刺さる衝撃的な事故を起こし、
犠牲者が出たものです。

直接の原因は運転手の居眠りであることが判明し、その後の
捜査でバス会社に30を超える法令違反が見つかったと報道
されています。これを受けて、ツアーバスの規制強化を求め
る声が上がっています。

事故と原因の全体像は、報道の通りだろうと思いますが、事
故の再発防止という観点からすると、貸切バスの規制強化が
最善策というのは早計ではないかと考えています。

今回の事故を受けて、規制緩和で参入する事業者の増えた貸
切バスの安全性の問題は、広く報道されて指摘されましたが、
この問題は今に始まったことではありません。

私が製作に協力し、2006年の11月にNHKで放送され
た番組で、すでに貸切バス業界の構造が問題視され、いつか
事故が起きるのではないかと指摘されていました。もう6年
も前のことです。

今回、私はもうひとつの点を指摘させていただきたいと思い
ます。それは、旅客自動車運送業(バス・タクシー)における
利用者不在の責任の瑕疵構造です。

高速道路を利用して大都市圏を結ぶバスサービスは、じつは
2種類の業態があります。一般乗合旅客自動車運送事業(路線
バス)と一般貸切旅客自動車運送事業(観光バス)です。

今回事故を起こしたような格安高速バスは、後者に属します。

前者の路線バスは、例えば東京駅から名古屋駅まで東名高速
道路を結ぶJRバスのような事業で、インフラ的性格が強い
ため規制も厳しく、ダイヤや運賃も規制対象です。

後者の貸切バスは、同じ東京駅から名古屋駅まで東名高速道
路を走行しても、バスを貸し切った「旅行」という位置づけ
のため、料金(運賃ではない)は自由に設定できます。

一方、利用者は、

・同じバスで、
・(東京〜名古屋間のような)2点間を移動できれば、
・発着時間が便利で、代金も安い、
→後者がいい。

ということになります。

すなわち、便利で安く移動したいという利用者ニーズに対し
て、規制によって十分な対応に遅れていた路線バス事業者の
サービス実態との間隙を突いて普及したのが、貸切バスを利
用して旅行として販売された大都市間移動サービスだったの
です。

しかし、今回指摘したいのは、消費者の本質的なニーズに供
給側が応えていない責任不在です。

先述の通り、消費者は都市間移動の格安バスサービスを求め
ました。そのニーズに応えたのは、旅行会社のバスツアーと
いう形です。今回のケースも高速バスツアーを販売したのは
旅行会社でした。バス会社は運行を下請しただけです。

ところが、日本の旅行会社(旅行業者)は、旅行商品を企画・
販売しますが、消費者の旅行ニーズを請負うのではなくて、
取次をするだけのため、事故が発生した時の損害賠償責任は
直接負担しません。

今回の事故に当てはめると、金沢から東京を経由してディズ
ニーランドに向かう「旅行商品」を販売したのは旅行会社で
すが、あくまで企画・販売をしただけで、事故が発生しても
基本的に責任を負わず、責任を負うのは旅行を下請したバス
会社です。

そんなことが許されるのか?と思われるでしょう?本当です。

バスでイメージしにくければ、海外旅行に例えると分かりや
すいかもしれません。

海外へのツアー旅行を企画・販売するのは旅行会社、旅行中
の事故で責任を負うのは、航空会社やホテルやバス会社です。

他の業界で同じようなことが起こったらどうでしょう?

新築のマンションや一戸建を購入して、万が一瑕疵があった
とき、企画販売したディベロッパーは販売しただけで、建築
した建設会社しか責任を負わないなんて、許されるでしょう
か?コストを優先して建設会社に下請させ、中小の建設会社
だと責任を負えないなんていう、社会問題が発生するリスク
の隙間を作ってしまうことになります。

これが日本の旅行業界の仕組みです。この構造がそのまま維
持され、貸切バス事業だけ規制強化されて、再発防止になる
のでしょうか?

国交省は、従来から路線バスと貸切バスの規制を調整して一
体化する方針を固めていたため、今回の事故により新制度を
前倒しするものとみられます。

適切な規制を求めるという視点から、最前線でサービスを提
供するバス事業者側の規制見直しは進むとして、サービスを
販売する旅行業界側の規制見直しがなされない限り、利用者
に対するサービス提供のモラルハザードは放置されたままに
なってしまいます。

このモラルハザードを防ぐために、バス旅行を販売する旅行
業者にも観光バスの許可を取得するよう新制度が導入される
予定とのことですが、バス旅行に限らず旅行商品の販売に関
して旅行業者が提供するすべての輸送業の許可を取得すると
なると、旅館業、鉄道事業や航空輸送事業の許認可まで取得
しなければならなくなり、非現実的で到底実行不可能です。

そのため、規制強化の具体的施策として、旅行事業者に販売
する旅行サービスの開示義務と品質を監督する監督責任を負
わせるのがバランスのとれた規制になるのではないかと思い
提案することにします。

今回の貸切バス事故をみると、事故を起こしたバス会社は、
旅行を下請していた訳ですから、消費者からみたときに元請
の立場となる旅行会社には、採用したサービスの開示とサー
ビス提供品質の監督を責任として負わせる。

具体的には、旅行商品企画時のバス会社(その他ホテル、鉄道、
航空会社・・・)の選定時に、サービス品質を表示したサービ
ス仕様書のようなドキュメントの提出を求め、旅行商品の販
売時には実サービスを提供する外部業者の情報と品質内容を
開示し、サービスの監督と情報保管の義務を負わせることを
通じて、販売する旅行商品の品質管理責任と旅行会社自体の
信用が旅行業法の評価対象とする。

もちろん、これらは消費者に旅行商品購買時の選択基準をよ
り多く提供することになるため、利便性向上にも資する。消
費者がサービス品質を吟味しながら旅行商品を選択して購入
するようになれば、安全性向上への自助努力も働くでしょう。

これが、消費者のニーズに対して、事業者がサービス提供に
責任を負う等価ポイントではないでしょうか。

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2012/5/22

山口佐貴子さんのワールドカフェ  ビジネス

私のフォトリーディングの師匠こと、山口佐貴子さんが新刊執筆
に際してワールドカフェを開かれるというので、面白そう!と思い
参加してきました。

テーマは「人生に改革を起こす人の在り方とは?」というもので、
じつは難しいです。

sakiko-worldcafe01.jpg

ワールドカフェというのは、喫茶店のチェーンではなく(笑)、
会議の進め方のひとつで「長い会議で一番生産性が高かったのは
コーヒーブレイクの時間だった」というところから採用された、
皆で集まってリラックスして話そう、というコンセプトのブレス
ト手法の一形態です。多少進行方法をルール化しているようで
した。

一般的なブレスト手法と異なるのは、他花受粉という他のチー
ムに移動してブレストを繰り返す手法が導入されていることで
しょうか。クリシンができる人が集まって違うテーマを同時並
行方式で行うと、非常にレベルの高いところまで議論を進める
ことができる有効な方法だと思います。

sakiko-worldcafe02.jpg

15分のブレストを2回繰り返してキーワード抽出を行い、そ
こでまた話し合いが生まれるところが一番生産的だったように
思います。

今回のテーマである「人生に改革を起こす人の在り方とは?」
というのは、人によって多様な認識があるものですので、それを
ブレストすると話し合いは纏まらないわけですが、もちろん佐
貴子先生は先刻ご承知でこの企画を考えられたのでしょう。

皆の心配をよそに、間違いなく面白い本が出来上がることと思い
ます。なぜなら、佐貴子先生こそ「人生に改革を起こす人」ある
いは「既に人生に改革を起こした人」だからです!

出版は秋頃の予定だとか。それまで楽しみに待っていましょう。

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2012/5/14

ブランドの表裏  ビジネス

先日、イギリスの高級コートメーカー、アクアスキュータム
の経営破綻が報道されました。イギリスでは王室御用達ブラ
ンドですので、大きな話題となる出来事です。また、日本の
レナウンが1990年に買収して、2009年まで親会社で
あったことから日本でも高い知名度を誇ります。

アクアスキュータムが有名なのは、イギリス軍の将校向けに
防水コートを供給したことに由来し、肌理の細かい生地によ
る高い防水性能は、抜群の信頼性によって広く欧州で愛好さ
れています。レナウンが買収したのも、その高い知名度と信
頼性をアクアスキュータム・ブランドに見出していたからで
しょう。

しかしアクアスキュータム・ブランドは赤字続き、レナウン
は株式を売却。その後わずか3年足らずで会社更生となりま
した。

繰り返しますが、アクアスキュータムは欧州で高い知名度と
信頼性を獲得しています。私の知人も雨天の日にはアクアス
キュータムのコートだという人が何人もいます。なのに、な
ぜ赤字が続いて経営破たんに追い込まれるのか。

ブランドは、超過収益力と説明されます。つまり、ブランド
力がないメーカと、ブランド力があるメーカを比較すると、
同じ製品サービスであっても高価で売れる、と説明されます。

アクアスキュータムは高い知名度でブランドを確立していま
したが、収益力は超過どころかブランド力の低いメーカより
もさらに割り込んでしまっていたようです。

アクアスキュータム・ブランドはM&Aの対象になってきま
したが、もし売りに出ているブランドが魅力的(=将来儲かり
そう)ならば、現在の株価よりも高く評価されて買収されるの
が一般的です。プレミアムといいます。先の超過のことです。

このプレミアム分は、買収企業のバランスシートに「のれん」
として計上され、減価償却されます。

しかし買収した事業が赤字続きの場合、生み出される利益で
減価償却分を埋めることができず、不良資産を購入したこと
になってしまいます。アクアスキュータムは、残念ですが、
この例でしょう。

一方、昨今マーケティングを広告宣伝と考える方面で「ブラ
ンディング」という言葉が流行しています。個人レベルで言
えば、自分自身をブランディングすると、仕事が上手くいく
というようです。

では、ある人がブランディングすると、ブランディングする
前に比べて超過収益力が生まれるのでしょうか。条件はあく
まで同一人物のブランディング前とブランディング後です。

同じ人物なら収益力は単一ですから、ブランディングによっ
て他の人よりも収益力が超過するというのは説明がつきにく
い気がします。もし収益力が同じならブランディングによる
効果というのは、単に広告宣伝を拡大したということに他な
りません。

ブランドというのは、人に色眼鏡を掛けさせる効果がありま
す。それがブランド好きな人を生み出し、ブランドブームを
生み出し、今や個人のブランディングなる現象まで生み出し
ています。

しかし、ブランドに期待と信頼を掛けて取引をした場合、そ
の後の「のれん」を償却できるかどうか、時間軸をもって評
価がなされることを忘れてはいけないでしょう。

アクアスキュータムの例に当てはめると、アクアスキュータ
ムの防水コートは、肌理の細かい生地による強い防水性能が
ブランドの本質でした。

1990年代にプラーダのナイロン製バッグが大流行したよ
うに、90年代以降のファッションはストリート化が進み、
生地はより軽いものが喜ばれるようになります。

黒いナイロン製バックが世界中で大流行する裏側で、革のバッ
グを販売していた他ブランドに比べて、プラーダはより軽い
製品輸送コストによって高い収益力を得ていたことが分かり
ます。

アクアスキュータムの肌理の細かい生地は、ナイロンだった
のか革だったのか。アクアスキュータムが世界中で重い防水
コートを販売するなかで、市場のニーズは軽い生地に移って
しまっていました。

ブランドは、製品サービスやその供給が差別化されて生まれ
ます。しかし、同時にこの差別化は時代に順行して変化する
ことが必要です。

確立したからこそブランドですが、ブランドとは両刃の剣の
側面を持ち合わせており、それ故に評価が難しいのです。

ブランドには表と裏があるというお話でした。

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2012/5/7

ビジネスLIVE@ランチミーティング  ビジネス

新しい月に入って今月のビジネスLIVEのお知らせです。

busines-live.jpg

今月のビジネスLIVEは、原宿でのランチミーティングを
企画しました。

ビジネスLIVEは、一応本拠地を渋谷と定めているのです
が(笑)、ランチの時間帯は混雑が予想されるため、ゆっくり
会話ができる場所を求めて一駅移動します。

場所は、昨今話題のワイアードカフェ。原宿竹下通りを明治
通りへ抜けたところにあるWIRED CAFE 360°です。スタート
時間も混雑や移動を考慮して12:30からに設定しました。

美味しいランチを食べながら、刺激的な会話でビジネス力を
UPしましょう!

ご参加された方は、視野が広がりビジネスの構想力がアップ
します。

■5月度 ビジネスLIVE開催日時
日時 2012年5月15日(火) 12:30〜14:30
(受付時間 12:20〜お帰りはご都合に合わせてご自由に)

場所  WIRED CAFE 360°(原宿警察署裏)
東京都渋谷区神宮前4−32−16
KDDIデザイニングスタジオ5F)

原宿駅竹下口から竹下通りを通って明治通りへ。竹下口交差
点の南東角に立つガラス張りビルの5Fです。

参加費 1,000円
(税込み・初めてご参加の方のみ。会員の方は無料。ご自身
の食事オーダー分だけ、別途お支払い下さい。)

お申込み ビジネスLIVEのサイトからお願いします。
http://www.new-company.jp/business-live/

当日は、ビジネスプロデューサー、MBA起業家、敏腕編集
者、営業のプロなどが参加予定です。

レベルの高い違う世界に触れたい方は、ぜひご参加ください。
お会いできるのを楽しみにしています。

よろしくお願いします。

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2012/4/23

リヤドロに学べ  ビジネス

相変わらず長く続く不景気に飽きてきたのか、昨今では「日本
のデフレを止めよう」という声が聞かれるようになってきまし
た。良いことですね。

デフレは通貨価値の上昇ですが、同時にモノの値段が下がる
ことですので、労働力の値段すなわち給料も下がって購買力
低下、消費の低迷、市場の縮小と悪循環に陥ります。

もうそれを止めよう、という声ですけれども、デフレは供給
過剰が続く限り「止めよう」と言うだけでは止みません。デ
フレ構造を退治しないと止まないのです。

デフレ構造はモノの価格が下落する構造であり、「良い物を
どんどん安く」に代表される、同一商品大量生産の産業スタ
イルが、商品のコモディティ化を進め価格下落を招いていま
す。

今回の表題のリヤドロは、スペインの磁器人形メーカです。
http://www.lladro.co.jp/

スペインといえば、ユーロ圏不景気の引き金となった地中海
沿岸不動産バブル崩壊の震源地であり、ユーロ危機ではギリ
シャ、イタリア等に並んで国債が売られたことはご存知だと
思います。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GSPG10YR%3AIND

その余波でスペイン経済は不景気風が吹き荒れ、低価格品流
入によるデフレと消費低迷が起こっています。ちなみにファ
ストファッションで有名なZARAはスペイン企業です。

そんなスペインの企業のなかで、リヤドロは商品価値を追求
して、高価なプライシングで攻めに出ています。

例えば、日本市場向けに甲冑姿の五月人形を開発して、端午
の節句市場に参入していますが、これが「いいお値段」なの
です。
http://www.lladro.co.jp/new/wakamusha/01013042.html

リヤドロ社は、スペインではタンゴやフラメンコダンサーの
人形などで有名ですが、それをただ日本市場に持ってくるの
ではなく、日本鎧兜姿の子供人形を作って従来の五月人形と
異なるスタイルの節句の祝いを提案しています。こういう商
品・サービスの開発は多くの日本企業が学ぶべきポイントで
はないでしょうか。

エルピーダメモリの経営行き詰まりや、家電メーカのテレビ
事業不振を眺めていると、とにかく製品の品質だけで勝負し
ようという日本らしい一本気な製品が、プライス比較で敗退
してしまうという共通点が見られます。

これは、品質とブランドネーム(だけ)で勝負しようとする現
地市場を無視したアプローチの限界が表出していると言えな
いでしょうか。

スマートフォンに代表されるように、日用品でありながら高
機能あるいは高付加価値をもった商品でさえ、グローバル経
済下では世界中で売らなければなりません。その市場の最前
線では、顧客の生活文化に”くっ付いて愛好される”粘着力
のある魅力が必要になるということが、グローカル経済下の
マーケティング経営です。

先の五月人形のページをみると、リヤドロの磁器製若武者人
形は、鎧兜姿の人形と花瓶に活けられた菖蒲の飾りと専用ガ
ラスケースがセットで38万4000円です。

スペインから空輸して店頭に並べることを考えても、非常に
強気なプライス設定だと思いませんか? 同じことを日本企
業や製作者の職人さんが行ったら10万円ほど安い価格にし
てしまうのではないでしょうか。

これは、端午の節句という特別なオケージョン向け商品だか
ら「有り」な価格です。もしお金に余裕があったら欲しいな、
という手を伸ばせば届きそう、という優れたプライシングと
さえ感じます。

デフレを止めようというとき、ただ値下げを止めようと言っ
ても止まりません。顧客にとって特別なものに商品やサービ
スが進歩したとき、初めてデフレにブレーキが掛かります。

デフレを止めるブレーキは、イノベーションだけがもたらす
のです。

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2012/4/10

エコ配  ビジネス

先日、私の事務所前を3輪自転車が通り過ぎて行きました。後ろ
の荷台には、東京・大阪宅配便1回260円の文字。
なんと260円ですよ!驚きの価格です。

エコ配.jpg

しかもCO2の排出が、ほぼゼロであることを活用して「エコ配」
というネーミングがニクいです(笑)。

へえ、と思って配達員さんに聞いたら、東京と大阪の地点間は
トラック運送だけれども、それぞれの地域は自転車での配達な
ので安く、もちろんCO2を削減できるのだそうです。

なるほどよく考えたなあというところですが、これってじつは
現在流行している航空業界におけるLLCのビジネスモデルを
トラック運送業界で行っていることなんですね。

格安航空会社というのは、単一機種の航空機を着機料の安い大
都市第2空港間で高効率運行し、チケットは直販、荷物は有料
さらにたくさんのオプションで稼ぐというモデルですが、基本
のコスト削減可能な部分を追求することによって収益モデルを
作り出すのは、このエコ配もまったく同じです。

会社のホームページを見てみると、格安を切り口にしています
が、もうそろそろ東京・大阪間だけではなくて、関東・関西間
にサービスエリアが拡大してきている様子。大口の荷物を出荷
する法人営業などで成長していることが想像できます。

今流行のLLCなんていうと、消費者として利用することばか
り考えがちですけれど、ビジネス構造を自分の業界に応用する
ことで成長性を作り出すことができるのですね。

この業態が成長していくと、CO2の排出権を大手運送会社に
売って競争優位性を拡大していく、なんてことも起こるかもし
れません。興味津々の会社です!

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2012/4/9

ザ・マスター・キー第6クール終了  ビジネス

毎日読み続けている「ザ・マスターキー」の6回目が終了しました。


ザ・マスター・キー

この書籍は1章を一週間繰り返し読み24週(=6ヶ月)で一冊を
終える学習コース形式を取る書籍ですが、前回の5回目あたりか
ら、本に書いてある文章が自分のなかに入って同一化する感覚を
憶えるようになりました。

前回のときは、あれ?今までとちょっと違うな?という程度だっ
たものが、今回は明らかに自分の外にあるものではなく身体の一
部になるというか、思考の一部になっていることに気づきます。
知行合一というのでしょうか。

よく「知っていると出来るとは違う」といいますけれども、まさ
にそういう感覚で、従来は知っている状態だったのが、今は出来
るという状態になってきました。

やろうと思っていたことが出来るようになるというのはうれしい
もので、出来るようになるとやること自体が楽しくなって、もち
ろん続けて7回目、4年目に突入です。

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2012/4/6

ルンバ♪ルンバ♪  ビジネス

ダンスのルンバではありません。掃除機です(笑)

roomba.jpg

昨年の暮れからだったか、今年に入ってからだったか、テレビで
CMが流れ始めて驚きました。そんなに売れてるの?

「お掃除ロボット」という触れ込みで日本上陸を果たしたと思い
ますが、一頭最初は「そんな機械売れるのか?」と思いました。

という理由は2つあって、単純に「掃除機かければいいじゃん」と
いうものと、あの形の機械で本当に部屋中がキレイに掃除できる
のか?という疑問でした。

前者の方をもう少し突っ込むと、「いや別に箒で十分」という人
だっているでしょうとも思いましたし、後者のほうは畳や敷居は
どうなるの?と思いました。

が、実際に使ってみると、この機械の本質は別のところにあると
思います。

というのは、一度スイッチを入れると、あちこち障害物にぶつか
りながら縦横無尽に走り回り、床に落ちている埃を掻き集める能
力は箒や従来型掃除機を上回るからです。

そのなぞは、掃きながら塵取っているというか、掃き掃除と拭き
掃除を同時に行うので、走行ラインにある埃が走行後にきれいに
なくなるということ。

後者の方は思い通り苦手なところのようで、段差があって乗り越
えようとするとき、駆動トルクが負けるとその場で立ち往生して
しまうことと、体勢が斜めになると散り取れなくなって埃が残さ
れるところが難点として残ります。

まあこの点は、床に仕切りのないアメリカで開発されたものだか
ら仕方がないと割り切るしかないでしょう。

しかしながら、本当に重要なポイントは、そういう商品とか機械
としてのインプレはなくて、部屋中あちこち走り回るこの機械の
仕事をする姿が「健気で可愛く見えてきてしまう」点にあります。

もし、このお掃除ロボットを開発する当初から、この動きの健気
さを意図して開発したとするのなら、お見事と脱帽するしかあり
ません。もはや機械ではなくペットだからです。そういう意味で
ロボットだというのは正鵠を得た表現だと納得しました。

「お掃除ロボット」だとか「ルンバ」だとかという説明は、この
商品の特徴からちょっとずつズレているようにおもいますけれど
も、元々の英語での商品名「Roomba(ルームバ)」なら、部
屋のなかを踊りながら動くペットなのに、しかも勝手に掃除をし
てくれる!という機能と付加価値の逆転現象を上手く説明してく
れているように思います。

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2012/4/5

ビジネスLIVE「売れる営業」をテーマに開催します  ビジネス

ビジネスリーダー向けの交流会「ビジネスLIVE」を定期
開催します。「上質」と「仕事の本質」を追求することを理
念とし、「協働」を基礎テーマに毎回さまざまな企画を実現
する、参加しやすく気持ちのよい各種イベントを目指してい
ます。

社会人として一定期間仕事をして成長すると、あるとき人を
指導する立場に立ちます。それは、同じ仕事をするチームの
リーダーであったり、企業内での役職が上がる所謂出世であっ
たり、起業・独立等で経営者になったときであったりします。

いわゆる「人の上に立つ」と言われることですが、こういっ
た場面で、スムーズに従来どおりの成長や達成が難しくなる
ことがよくあります。「名選手名監督ならず」といわれる現
象です。これは、なぜでしょうか?

それはこれまで自分ひとりの努力を最大化して目前の作業を
こなすことに一生懸命だった仕事への取組み方から、自分と
は違う言葉を持ち、違う考え方をし、違う行動(生活)する人
に、自分の成果と同等かそれ以上のパフォーマンスを求める
ことから問題が始まります。

多くの場合、「なぜ言ったことをやってくれないのか?」
「なぜ自分から進んでやろうとしないのか?」「なぜ分かっ
てくれないのか・・・」と悩んだり、髪の色が変わってしま
うような苦労を味わったりすることが多いようです。

その原因は、「原理を共有できていないこと」にあります。

1+1の答えは2ですが、これは小学校の算数の授業で習っ
たから誰もが同じ答えを達成できるのです。もし、小学校の
算数で習うことなく成人し仕事を始めるようになると、それ
こそ真面目に1+1は「田」と答える人が出てくるでしょう。
これは足し算という原理を共有できていないことが上手くい
かない原因なのです。

企業理念や当期の目標に向かって努力している事業活動にお
いて、原理が共有できていなければどうなるでしょうか? 
例えば、「今期の当社の業績が悪化したので、来期はもっと
頑張ろう」と経営者や管理職が言うと、それを聞いた部下は
「もっと営業を頑張って売上を上げよう」と考えたり、「もっ
と経費を削減してコストダウンしよう」と考えたりします。
それぞれの考えは正しいですが、同じ仕事をするチーム内で
別々のことを考えたら成果は最大化できません。やはり先の
疑問の壁に当ってしまうのではないでしょうか。

「組織でビジネス活動を行う」において、このように原理は
大切なものであり、昨今のメディアでよく目にする「マーケ
ティング」や「セミナー」「ブランディング」などをつまみ
食いするだけでは、自己啓発になるにせよチーム全体や会社
全体の業績向上には必ずしも結びつかないのです。全チーム
や全社挙げてパフォーマンスを向上させるには、「原理と行
動の両方を共有する」ことが必要になってきます。

この原理と行動の共有こそが、ビジネスLIVEの活動です。
この想いを実現するため、参加者同士がお互いに磨きあって
「共に同じ空気を共有する」イベントを目指しています。

とはいっても、誰でも参加できる敷居の低い会でもあります。
ぜひお気軽にご参加くださいませ。


さて、今回開催のビジネスLIVEでは、「売れる営業」を
テーマに営業のプロを招いて、事業活動における「営業を深
く考える」”勉強会スタイルのビジネスLIVE”を開催し
ます。

■ビジネスLIVE テーマ:「売れる営業」

日 時 2012年4月10日(火)19:00〜21:00
(受付時間 平日18:45〜)

場 所  CafeMiyama 渋谷東口駅前店
(JR・東急・井の頭線・地下鉄渋谷駅東口から南方面徒歩1分
東京都渋谷区渋谷3−19−1 オミビル地下1階)

地 図 http://g.co/maps/6hzf5
※渋谷駅東口を南方向へ。歩道橋で国道246号線(玉川通り)を
越えて、明治通りをはさんだ渋谷警察署向かいにある山下書店
の地下1階です。

定 員 15名

参加費 3,000円
(税込み・当日受付時にお支払下さい。お釣りのないようお願
いします。)

お申込み ビジネスLIVEのサイトからお願いします。
http://www.new-company.jp/business-live/

なお、ビジネスLIVEの定期開催にあたり、4月〜翌年3
月を年1期とする年度制と会員制を導入しますので、受付時
に年会費1,000円を申し受けます。

「上質」をキーワードにしていますので、定員は最大15名
とさせていただきました。少人数制により安価な参加費で内
容の濃い時間を過ごしていただきたいと考えております。

ご興味ある方は、ビジネスLIVEのサイトからお申し込み
ください。心よりお待ちしております。
http://www.new-company.jp/business-live/

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2012/4/4

青山一丁目  ビジネス

のビル高層階から。

aoyama1chome.jpg

外苑東通りを、方向でいくと乃木坂・六本木方面をみているの
ですけれど、ちょっとあれ?と思うのは写真中央右側に写って
いるクルマの看板。

これはビルの屋上にあるものですから、かなり高い場所に設置
されていることが容易に分かります。

が、これって一体誰がみるのでしょう?
近くに首都高の高架もありません。

不思議に思ってよく見ると、ホンダ車の看板です。場所は青山
一丁目。

はい。察しのよい方でしたらビンゴでしょう。

これは、ホンダ本社にお勤めの方向けの広告看板ではないか?
という仮説です。

なぜ自社ビル近くの高所にわざわざ宣伝広告看板を掲げるのか?

これは本社で働く(おそらくは企画事務系)従業員のモチベーショ
ン・アップのための看板なのではないでしょうか?

連日朝早くから夜遅くまで一生懸命働いている。好きな仕事と
はいえ人間だから正直キツイこともある。そんなときに、ふと
気がついたビルの屋上に我が社の製品が高々と掲げられている。

「よし、もう少し頑張ろう!」

と自分の仕事に誇りを持ち、もしかしたら愛社精神が向上する
のではないでしょうか?

そのための(本社の頭脳力アップのための)看板なら、一般の人
が気づきにくい場所に広告宣伝費用を投入しても、十分ペイす
るだけの能力開発投資になり得ます。

そんな風にビルから眺めていましたけれども、本当のところど
うなのでしょうか?ホンダさん?

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2012/4/3

起業家が一度行くべき?なラーメン店  ビジネス

今日は、あまりキレイな話ではありませんので、もし食事
中の方がいらっしゃいましたら、後回しにして下さい(笑)

さて、皆さま「東京・世田谷」というと、どんなイメージを
お持ちになりますでしょうか?

−オシャレ
−閑静な住宅地
−成城、等々力、二子玉などのブランドイメージ

だいたい一般的に、こんな「高級」なイメージだろうと思い
ます。

そんな世田谷のあるところに一軒のラーメン店があります。
名誉のために名前は明かさないことにします。

その店の前にはいつも行列ができているので、よほど美味し
いのだろうなと思って、いつか食べてみようと思っていまし
た。

ある日、お昼に何を食べようかと思った際に、そのラーメン
店のことを思い出して出掛けてみると、開店直後だったから
でしょうか、行列はなくスムーズに店に入れました。

店内に入って驚くのは、まったく殺風景なインテリアと、お
世辞にも綺麗とは言えない店内。

壁は汚れたままで埃がつき、床はところどころ剥がれてデコ
ボコ、椅子は座面が破れ中のスポンジが飛び出ています。厨
房の奥からは下水の異臭がしました。

一瞬にして、来てはいけないところに来てしまったのではな
いかと思いました。

指示された場所に座り、ラーメンができるのを待っている間
に周囲を見回してみると、来店客は皆黒いブルゾンを着た大
学生くらいから20代半ばの男ばかりで、全員無言で携帯の
画面に見入って待っています。カウンターには、業界用語で
いう「太郎ちゃん」が走っていました。

しばらくしてラーメンが出来上がってきて、さらに驚き。丼
の角が欠けているのです。しかも一ヶ所ではなく何ヶ所も。
数えませんでしたが、6〜8ヶ所くらい欠けていたのでない
でしょうか。

ラーメンそのものは、とんこつ醤油のいわゆる「家系」と呼
ばれるスタイルに近く、さらに油が多めのスープに、田舎う
どんかと思うような太い麺が丼から溢れるようして入ってい
ました。

一口食してみると、芯まで茹っていません。それでも溢れん
ばかりの太い麺ですので、食べているうちに伸びて少しずつ
食べられるようになりました。

食事としては、ちょっと他に例えようがない酷い体験でした。

ここで真面目な話に戻ると、飲食業のにはSQCという基本
原則があります。Service, Quality, Cleannessの略です。

多くの飲食店は、このSQCをどこまで高められるか一生懸
命努力しているわけですが、このラーメン店はSQCのどの
観点からしても、基本などまるで興味がないかのようです。

例えるならば、野戦の戦闘中にエサをかき込むような経験で
す。美味しいものを食べようと、お金を払っている対極の出
来事だったと思います。

しかし、他の来店客はみな黙々とそこでラーメンを食べてい
て、店頭には毎日入店を待つ行列ができます。

これは一体なんでしょうか? 自分だけがおかしいのでしょ
うか? 何度も自問しました。

ひとつハッキリとしていることがあります。田舎うどんのよ
うな太い麺です。これは他のどこに行ってもありません。
その太い麺を脂ぎった豚骨しょう油のスープで食べる。

30代の私にはキツイと感じるラーメンですが、20代の前
半ならパワフルで旨いと感じるだろうことは想像できます。
これが美味しいという人が毎日行列を作るのでしょう。

このお店は、おそらく顧客満足やマーケティングなど考えて
いないでしょう。私はこれが正解だとは思いませんが、商売
のやり方としては「有り」なんです。だから毎日行列ができ
て繁盛している。

必ずしも良いとは思いませんが、基本を無視したとしても他
所のどこにもない商品が受け入れられれば、ゴーイングコン
サーンは成立する。あえて評価すれば、この店はブルーオー
シャン戦略を実行して成功しているのです。

マーケティングやブランディングなどと言う前に、競争しな
いできないというユニークさが如何に大切か、教科書に載り
うるジョークのような事例です。

これから起業しようという方、すでに起業していて競争の厳
しさと経営に悩んでいる方、ある意味での勉強として一度訪
れてみてはいかがかと思います。


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◆ビジネスLIVE「売れる営業」をテーマに開催します。


ビジネスリーダー向けの交流会「ビジネスLIVE」を定期
開催します。「上質」と「仕事の本質」を追求することを理
念とし、「協働」を基礎テーマに毎回さまざまな企画を実現
する、参加しやすく気持ちのよい各種イベントを目指してい
ます。

社会人として一定期間仕事をして成長すると、あるとき人を
指導する立場に立ちます。それは、同じ仕事をするチームの
リーダーであったり、企業内での役職が上がる所謂出世であっ
たり、起業・独立等で経営者になったときであったりします。

いわゆる「人の上に立つ」と言われることですが、こういっ
た場面で、スムーズに従来どおりの成長や達成が難しくなる
ことがよくあります。「名選手名監督ならず」といわれる現
象です。これは、なぜでしょうか?

それはこれまで自分ひとりの努力を最大化して目前の作業を
こなすことに一生懸命だった仕事への取組み方から、自分と
は違う言葉を持ち、違う考え方をし、違う行動(生活)する人
に、自分の成果と同等かそれ以上のパフォーマンスを求める
ことから問題が始まります。

多くの場合、「なぜ言ったことをやってくれないのか?」
「なぜ自分から進んでやろうとしないのか?」「なぜ分かっ
てくれないのか・・・」と悩んだり、髪の色が変わってしま
うような苦労を味わったりすることが多いようです。

その原因は、「原理を共有できていないこと」にあります。

1+1の答えは2ですが、これは小学校の算数の授業で習っ
たから誰もが同じ答えを達成できるのです。もし、小学校の
算数で習うことなく成人し仕事を始めるようになると、それ
こそ真面目に1+1は「田」と答える人が出てくるでしょう。
これは足し算という原理を共有できていないことが上手くい
かない原因なのです。

企業理念や当期の目標に向かって努力している事業活動にお
いて、原理が共有できていなければどうなるでしょうか? 
例えば、「今期の当社の業績が悪化したので、来期はもっと
頑張ろう」と経営者や管理職が言うと、それを聞いた部下は
「もっと営業を頑張って売上を上げよう」と考えたり、「もっ
と経費を削減してコストダウンしよう」と考えたりします。
それぞれの考えは正しいですが、同じ仕事をするチーム内で
別々のことを考えたら成果は最大化できません。やはり先の
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「組織でビジネス活動を行う」において、このように原理は
大切なものであり、昨今のメディアでよく目にする「マーケ
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食いするだけでは、自己啓発になるにせよチーム全体や会社
全体の業績向上には必ずしも結びつかないのです。全チーム
や全社挙げてパフォーマンスを向上させるには、「原理と行
動の両方を共有する」ことが必要になってきます。

この原理と行動の共有こそが、ビジネスLIVEの活動です。
この想いを実現するため、参加者同士がお互いに磨きあって
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とはいっても、誰でも参加できる敷居の低い会でもあります。
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さて、今回開催のビジネスLIVEでは、「売れる営業」を
テーマに営業のプロを招いて、事業活動における「営業を深
く考える」”勉強会スタイルのビジネスLIVE”を開催し
ます。

■ビジネスLIVE テーマ:「売れる営業」

日 時 2012年4月10日(火)19:00〜21:00
(受付時間 平日18:45〜)

場 所  CafeMiyama 渋谷東口駅前店
(JR・東急・井の頭線・地下鉄渋谷駅東口から南方面徒歩1分
東京都渋谷区渋谷3−19−1 オミビル地下1階)

地 図 http://g.co/maps/6hzf5
※渋谷駅東口を南方向へ。歩道橋で国道246号線(玉川通り)を
越えて、明治通りをはさんだ渋谷警察署向かいにある山下書店
の地下1階です。

定 員 15名

参加費 3,000円
(税込み・当日受付時にお支払下さい。お釣りのないようお願
いします。)

お申込み ビジネスLIVEのサイトからお願いします。
http://www.new-company.jp/business-live/

なお、ビジネスLIVEの定期開催にあたり、4月〜翌年3
月を年1期とする年度制と会員制を導入しますので、受付時
に年会費1,000円を申し受けます。

「上質」をキーワードにしていますので、定員は最大15名
とさせていただきました。少人数制により安価な参加費で内
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2012/3/26

「売れる営業」をテーマにビジネスLIVEを開催します!  ビジネス

昨年10月に告知させていただきまして、開催しましたビジ
ネスリーダー交流会「ビジネスLIVE」を、来月から内容を
一部バージョンアップして定期開催します。

前回のビジネスLIVEでは30名強の皆さまにご参加いた
だきまして、増田紀彦さんに不況時の業績回復・事業再生の
考え方と具体的な事例を挙げてのお話いただき、参加者一同
熱心に熱く盛り上がった3時間でした。

その際、参加者の皆さまにアンケートへのご協力をお願いし
てご意見を伺いましたところ、

・「もっと講演をしてほしい」というお声と、
・「もっと懇親会の時間をとってほしい」というお声とが、

見事なまでに丁度半々になってしまいまして、また同時に、

「講演会と懇親会のセットで3時間だと、少々中途半端では
ないか」と、厳しいながらも大変参考になる貴重なご意見を
いただいたために、今後どのような点に力を入れて開催して
いけばよいのか悩んでしまいました。

MBAやマーケティングの分野では、こういった場合に会の
特徴を抽出して絞り込みますが、講演会を優先しようとする
と懇親会を望む半数の方を無碍にすることになってしまいま
すし、懇親会を優先すれば逆のことが起こってしまうという
状況でした。

参加して下さった方に個人的にご意見を伺うと、何回か開催
して方向性を決めたら? とアドバイスをいただいたりもし
きしたが、むしろ無理やり特徴を絞り込むようなことをせず
に、気持ちよく参加してくださる方の動機を大切にして開催
していくことにしようと、企画をリニューアル・ヴァージョ
ンアップして開催していくことになりました。

今後のビジネスLIVEは「一緒に○○をしたい!」という
人や、「やったことがないことを誰かとやってみたい!」と
いう方向けに、勉強会や交流会、各種イベントやパーティな
ど、能力開発や人脈形成に主眼を置いた「協働」をテーマと
して開催していきます。

協働で大切なのは「人の信頼」を基礎とすることですので、
今後は協働と共に「上質」を理念に掲げて、気持ちよい交流
の場を提供していきたいと考えています。

そこで、来月開催のビジネスLIVEは、「売れる営業」を
テーマに営業のプロを招いて、事業活動における「営業を深
く考える」”勉強会スタイルのビジネスLIVE”を開催し
ます。

■第2回ビジネスLIVE テーマ:「売れる営業」

日 時 2012年4月10日(火)19:00〜21:00
(受付時間 平日18:45〜)

場 所  CafeMiyama 渋谷東口駅前店
(JR・東急・井の頭線・地下鉄渋谷駅東口から南方面徒歩1分
東京都渋谷区渋谷3−19−1 オミビル地下1階)

※渋谷駅東口を南方向へ。歩道橋で国道246号線(玉川通り)を
越えて、明治通りをはさんだ渋谷警察署向かいにある山下書店
の地下1階です。

定 員 15名

参加費 3,000円
(税込み・当日受付時にお支払下さい。お釣りのないようお願
いします。)

お申込み ビジネスLIVEのサイトからお願いします。
http://www.new-company.jp/business-live/

なお、ビジネスLIVEの定期開催にあたりまして、今回から
4月〜翌年3月を年1期とする年度制と会員制を導入しますの
で、受付時に年会費1,000円を申し受けます。予めご了承下さい
ませ。

「上質」をキーワードにしていますので、定員は最大15名と
させていただきました。少人数制により安価な参加費で内容の
濃い時間を過ごしていただきたいと考えております。

ご興味ある方は、ぜひご参加ください。
心よりお待ちしております。
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-----------------------------------------------------------
◆3月開催『競争優位の戦略会』のお知らせ

「競争優位の戦略会」の3月会のお知らせです。

競争優位の戦略会とは「本当の競争優位とは競争から無縁な
存在になること」をテーマに、マイケル・E・ポーター(ハー
バード大学経営大学院教授)の著書「競争の戦略」「競争優位
の戦略」を読み、企業の市場ポジションの確立と構造的競争
優位の構築を勉強する、経営者と経営幹部のための読書会で
す。

価格競争に巻き込まれない市場地位を確立すること。

こうした市場地位を確立するためには、自社が唯一ユニーク
な存在でなければなりません。

その市場オンリー・ワンを確立する勉強をしています。

3月は30日金曜日に開催します。

●お申込みは「競争優位の戦略会」ページからどうぞ。
http://www.solicitoroffice.com/competitive_advantage_club/

よろしくお願いいたします。


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2012/3/22

春眠不覚暁 一寸光陰不可軽  ビジネス

暑さ寒さも彼岸まで。

今年の1〜2月はずいぶんと寒い冬となりまして、おかげさまで
花粉症の症状が軽くて助かっています。寒さに凍える冬も、もう
そろそろ終わりでしょうか。

三寒四温の陽気となってきましたが、今年は春一番が吹かなかっ
たそうです。春一番が吹くと、いよいよ春だなあと感じて気分が
明るくなるものです。

例年ですと、とはいっても花粉症で悩ましい季節ですが、今年は
春一番なく気分が変わった気がしませんが、花粉症に悩まされる
こともなく、ちょっと変わった春を楽しませてもらっています。

梅が咲き、今は河津桜が満開の時期。もうすぐ染井吉野も花開く
でしょう。

今年に入ってからハードワークが続いていますけれども、もうひ
と踏んばり頑張って、朝の転寝を楽しみたいと思いつつ、今週も
もう木曜日ではないか!と焦っております(笑)。

一寸光陰不可軽

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2012/3/21

お詫び  ビジネス

楽天ブログを基点に、テーマやカテゴリ毎に展開して15以上の
ブログを運営しておりますが、先日来写真がうまく表示されない
というトラブルがあることが判明しました。

実際にこの文章を入力している私のPCでは、キャッシュの関係
かすべて問題なく表示されていたので気づかなかったのです。教
えてくださったMさん、ありがとうございました。

ということで、原因究明に着手したのですが、まだ問題の根本は
特定できておりません。といいますか、ケース・バイ・ケースの
ように見えてしまって困っております。

しばらくの間ご迷惑様ではございますが、少々原因究明のお時間を
頂戴したいと存じます。

以上、ご連絡まで。

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