「おまもりひまり ニャンともカンとも劇伴アルバム」
全41曲、収録時間1時間17分。(OP/ED曲のTVサイズ2曲を含む)
作曲は橋本由香利さん。
この方は、どちらかというとボーカル曲の作曲・編曲を中心に活躍されていますので、
劇伴を担当されているタイトルはそれほど多くはないようです。
私がこの方の劇伴曲に触れるのは、「かなめも」以来今回で2作目となります。
ちょっとだけ前の作品ですが、「おとめ妖怪ざくろ」のED3曲を担当された方なので、
このタイミングで少し紹介しようと思います。
橋本さんは、シンセサイザーやキーボードを得意とする方で、
今回の劇伴曲も完全なデジタル音が中心です。
こういうデジタルばりばりの音は、それほど好きなほうではないのですが、
曲自体は本作品に良く合っていたのではないでしょうか。
美少女ばかりとはいえいちおう妖怪が出てくる作品ですので、
それっぽい怪しげな雰囲気を持った曲もデジタル音ながらしっかりと表現されていますし、
ドタバタコミカルなシーンのための音楽は、アップテンポで気持ちよく、
お色気シーンに流れる曲は、古典的で懐かしい、いかにもな曲になっていました。
このアニメ、評判としてはあまり良くないのですが、この手のお色気アニメとしては、
自分の中では数ある同じような他の作品よりも好印象を持っています。
不評な点は、内容が平凡で古臭く、場つなぎ的にエッチなシーンを連発しているだけ、
そんな意見が多いようなのですが、私にはそんな印象まったくないんですよね。
終盤のシリアス展開が蛇足だという意見は、賛同せずとも否定はしませんが、
この作品の序盤から中盤の話の中にあるお色気シーンというのは、
昔ながらの典型的なわかりやすい手法で描かれている、いわゆる常套手段であって、
ただだらだらとパンチラのサービスカットを流しているのとはまるで別物だと思います。
だって、本作では自分からスカートめくりますし、服脱ぎますし、抱きついてきますもん。
あの子もこの子も脱ぐもんだから、幼馴染の凛子(りんこ)なんて、
「じゃ、じゃぁ私も脱いじゃうんだからっ!」
ってな調子で脱ぎ始めちゃいます。
ちょうど、どこかのお笑いトリオの持ちネタじゃないですかこんなの。(笑)
他の作品のように、意味もなくお色気シーンがあるのではなくて、
しっかりと意識的にそういうシーンを見せているので、エンターテイメントとしてみて、
ちゃんとしている魅力的な作品だと思ったんですけど、単に歳なのかなぁ…。
否定的な意見では「平凡で中身がなく古臭い」となってしまっていますが、
肯定的な意見としては「昔懐かしいお色気満載のドタバタラブコメ」であり、
その作品をしっかりと彩り演出するのに一役買っているのが橋本さんの音楽です。
音楽のほうは比較的良い評価を得ているようですし、世間の評判だけで見ていない方は、
ぜひお試しください!
ライナーは10ページ。
1色刷りではありますが、劇中のサービスカットも少しだけ載せられています。
ジャケットはちょっといやらしい感じなので、お子様は購入しづらそう?
お値段は税込2,500円と良心的で、自分としては大満足なサントラです。

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