「ビルマ(ミャンマー)でベトナム戦争の悲惨を繰り返さないために!!」
世界
ビルマの軍事政権の発表にも関わらず、多数の捕らえれた人々の凄惨な写真がネットに掲載されている。 ’Asia-Pacific Peoples' Partnership on Burma’(
http://www.apppb.blogspot.com/)という英字サイトには、電気ショックで拷問された多数の人が病院に運ばれていることが7日付けで報道されている。この事態に対し、中国やロシアが依然として軍事政権への非難をしないし、国連での一致した決議にも反対している。フランスでもガス田開発に関わる大手石油会社について、政府の対応が揺れていると新聞報道されている。日本政府による多額のODA援助を問題視する議論も拡がらない。
このような世界の情勢は、1950年代、ホーチミン率いるベトミンがフランス軍を破り、ジュネーブ協定でフランスの敗退が決定づけられたあと、長いベトナム戦争の苦難がベトナムの人々に襲い掛かったものと似ている。1956年に実施する総選挙までの暫定措置として、ベトナムは南北に分断された。総選挙の実施を嫌ったアメリカと南ベトナム政府に対し、冷戦下にあった旧ソ連と中国はベトミンに対しで妥協を強い、結果として選挙は実施されなかった。旧ソ連と中国の力では自らを解放することができないと理解したホーチミンたちは解放闘争に入っていったのである。世界にベトナム反戦の嵐が巻き起こるのは、はるかに後になってからである。日本で小田実を中心としてベ平連が結成されたのは1965年である。ビルマでは19年前の総選挙で圧倒的な支持を受けたアウン・サン・スーチーさんが率いるNLDは、長い弾圧のもとにある。
いま、ロシアや中国を初め、世界の大国が取っている態度は、第2次大戦から何も変わっていないことを、あらためて教えている。ビルマの解放は、最終的にはビルマの人々の手でなされるだろうけれど、一刻もはやくその時がくるように、私たちはベトナム戦争で学んだことを今、行動に移さなければならないだろう。’Stop the killing !’

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