美濃町線といえば馬面600形や北海道から来た870形を思い浮かべる方が多いかと思いますが、個人的には590形の593号車に思い入れがあります。
元々590形は570形の増備車として岐阜市内線に登場。その後美濃町線へ移り主に新関〜美濃間で活躍しました。
1999年の新関〜美濃間廃止後は徹明町〜日野橋(もしくは野一色)往復に転用されたのですが、その時591、592が冷房化改造を受けたのに対し593だけは改造を受けませんでした。その為、全線廃線の約半年前に旧塗装に復元されフィナーレを迎え、その後は旧美濃駅に保存されたのは皆さんもご存知のことと思います。
ところで593(だけでなくほかの590形もそうでした)が本線に復帰した時期がありました。 800形が登場した2000年頃、600形の廃車と870形の複電圧対応改造工事を進める間、一時的に複電圧車が不足し、通常新岐阜発の列車が新関方面へ直通し徹明町発の列車は日野橋で新岐阜発の列車に接続し折り返すところ、徹明町発の列車が新関方面まで直通し新岐阜発の列車が日野橋で折り返しとなる列車が現れました。593もこの運用に充当され関まで乗り入れることとなり注目されました。

定期運用で日野橋以遠で撮った唯一の593。鉄橋へ向けて歩いていたら急に来てこんな写真に…
2000年4月16日 白金〜上芥見にて