宇宙飛行士山崎直子さんの本を読みました。
「何とかなるさ!」
宇宙飛行士候補に選ばれたのが1999年。約二年間の訓練を経て宇宙飛行士
と認定されたのが2001年。
打ち上げは2010年3月になり、登場するスペースシャトルはディスカバリー号。
この11年の間、訓練訓練の日々。
宇宙飛行士候補となって一年半後に、結婚しその二年後に長女を出産。
ときには、夫と娘が「父子家庭」として暮らし
直子さんと娘が「母子家庭」として過ごすという変則的な生活の中。
子育てを一人でするというのは、どちらにしても大仕事で本当に大変だったそうです。
日中は訓練や業務に追われ、その後は家族のことに追われるという11年間。
何が何でも宇宙飛行士になろうと思っていたのではなく
好きなことを続けていたら、自然と宇宙飛行士という道が見えてきたといいます。
彼女が家庭を持って自分の夢をあきらめないで続けてこられたのは
夫はもちろん、同僚や友人、日本にいる家族。
たくさんの人たちに支えられていたことに対する感謝の気持ちを持ち続けること。
NASAの女性宇宙飛行士には子供のいる人も十数人いるが、夫と離れて暮らすし、子供を育てながら訓練を続けているケースは少なく、励ましあったある女性宇宙飛行士が
「これはインポッシブル(不可能なこと)じゃないよ、チャレンジング(挑戦に値すること)だよ。この言葉は、直子さんにとってとても心強い励ましだった。
子どもは、精いっぱい今をたくましく生きている。そしてコロコロとよく笑う。この子がいなかったら私はこんなに頑張れなかった。
子育てに関して彼女が大事にしていること。
子どもの話は、必ず手を止めて聞くようにしよう。
彼女を支えてくれた言葉がほかにもいくつかあります。
家族の問題に加え毎日の訓練や試験勉強、娘のことなど気がかりなことが山積みになって
パンク寸前だった時
神よ
変えることのできるものについて
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ
変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ
そして
変えることのできるものと、変えることのできないものとを
識別する知恵を与えたまえ
「ラインホールド・ニーバー」大木英夫訳
塞翁が馬何が幸福で何が不幸であるかは本当にわからない。
幸福の中に不幸の芽があるかもしれないし、不幸の中に幸福の芽があるかもしれない。
禍福はあざなえる縄の如しというところでしょうか。
夫婦喧嘩をしたとき思い出すのが、「星の王子様」サン・テグジュペリ著河野万里子訳
「ことばじゃなくて、してくれたことで、あの花を見るべきだった」母子家庭状態でアメリカにいた時、一週間も続く訓練のときには、必ず日本から来てくれたし、学校の送迎など親の手が必要な時任せられる夫がいたからこそできた。喧嘩をしてひどいことを言ったとしても、実際には駆け付けてくれた。そして今はそばにいてくれる。
たぶん人の気持ちは、言葉より行動に現れるもの。
言葉でなく、行動を見よう。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばん大切なことは、目に見えない」星の王子様の一節。地球にやってきた王子さまに、一匹のキツネが言った言葉。
夢や希望について考えるとき思い出す詩
高村光太郎の「道程」
僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
自分の選んだ道をとにかく一生懸命歩いてその都度ベストを尽くす。
どんな道に進んでも自分の道を精いっぱい歩いて行く。
娘の優希ちゃんに
「ママは大きくなったら何になりたい?」
と聞かれて改めて考えてみた。
エンジニアとしてぜひ日本産の有人ロケットづくりに携わりたい
手作りの洋服のお店を開く
いつか南極に行ってみたい
月で寺子屋も開いてみたい
大きくなったら何になりたい?というのは
子どもに聞く質問だと思っていましたが
子どもの発想って面白いですね。
大人になってもなりたいものになれるのですね。
楽しい夢を持ち続けたいものです。
子どもたちと子供たちの未来を守るために
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LORAN FUJINOMIYA

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