「いのちの食べかた OUR DAILY BREAD」
ひまつぶし
映画の日だった昨日,こんな映画を見てきました↓
いのちの食べかた(原題はOur Daily Bread)です(
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/を参照).
現代の効率化された食料生産現場を淡々と紹介するドキュメンタリー映画です.
字幕やセリフは全くなく,農場や屠場などで働く人達の姿と食事風景を見せ続けるものでした.撮影はヨーロッパ(オーストリアとドイツ)で行われたようです.
一般の方にはウシやブタ,ブロイラーの屠場が印象に残るかもしれません.しかし,私の印象に残ったのは,徹底的に効率化された現在のヨーロッパ農業の様子でした.ここまで合理化されたシステムを持つ地域が,国際競争の相手なのかと思うと恐ろしい気がしました.チョット関係ないかもしれませんが,トウモロコシ(?)畑で大型トラクターが折りたたまれた巨大なアームをゆっくり広げるシーンなどは,まるでエヴァンゲリオンの使徒の様で,ヨーロッパ農産物が日本に乗り込んでくる象徴的なシーンなのでは…と思える程でした(勝手な妄想ですね).
見る前には,「残酷なシーンもあるのかな」と思っていましたが,農畜産物の生産現場をバランス良く客観的にまとめており,単純に「残酷だ〜」などと受け取られるような描き方をしていないのが良かったです.
内容だけではなく,色彩も美しい映画でした.「黄色いヒマワリ畑の上空を黄色いセスナが飛び,薬を噴霧したと思えば,褐色に枯れたヒマワリの収穫シーンに切り替わる所」や「ブロイラーの屠場のシーン」は印象的でした.
その他,個人的にはトマトのハウスで収穫するおばちゃんのシャツに「Tasty tomato」と書いてあったのがおかしかった…
…で,映画館で関連の本も売っていたので買ってきた↓

「いのちの食べかた」と…

「世界屠畜紀行」です.
「世界屠畜紀行」は以前,立ち読みしたことがあったのですが,良い機会なので買いました.「いのちの食べかた」は,一見可愛らしい本なのですが,内容はディープです.
映画の後は…

映画では取り上げられなかった食材のクジラを食べて帰りました.
満足,満足
ちなみにこの映画,長崎では長崎セントラルで5月中旬までやってます


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