
赤坂の「観世水」に伺いました。本陣房系のお店です。
ここのお蕎麦は、やや太目の「せいろ」と極太の「田舎」、それに季節の「変わり蕎麦」が常にいただけます。変わり蕎麦が2種類出ていることもあります。

店頭には、いつもその時々に使っている玄蕎麦と石臼挽きの粉が出ています。これは楽しい仕掛けです。蕎麦好きだけでなく、道行く人も時々「おっ」という感じで目を止めて行きます。北海道雨竜産の秋新そばの貼り紙が出ています。雨竜町は、札幌と旭川の中間位に位置します。


せいろと田舎の2色盛り(940円)をいただきました。それぞれ別せいろで出されます。量的にもたっぷりでお徳ですが、飲んだあとには半盛りずつ位で丁度良いところ。
せいろは新蕎麦。田舎の方はまだです。せいろと違い、福井産で新蕎麦は11月中頃の予定だそうです。私は細切りの江戸蕎麦が好きなのですが、ここの蕎麦の食べ応えには凄いものがあります。特にこの太い田舎蕎麦を見ると、いつも岡本太郎を連想してしまいます。
「芸術は爆発だ!」
縄文土器にも似た躍動感を感じます。食感は顎が疲れる程の腰の強さです。見た目にも粒子が見えるくらいの粗挽きです。土の香りをイメージしてしまいます。
本陣房系のお店のもう一つの特徴は、刺身まで出す料理の充実振り。夜は完全に呑み屋路線となります。但し居酒屋のチェーン店が締めに出すような蕎麦と違い、本格的な蕎麦が主体であるところが特徴です。
蕎麦屋の枠はやや踏み越えている感もありますが、この個性には一定の評価を差し上げたいと思います。
接客に関しては、正にプロの仕事です。客席への気配りは最上級の賛辞を贈りたいお店の一つです。
「観世水」
港区赤坂3-12-22 竹下ビルB1 tel.03-3589-4556
平日 11: 00〜15:00,17:30〜23:30
土曜 11:30〜21:30
日祝定休
http://www.kanzesui.com/map.html

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