ビオトープってなんだろう?
ビオトープ(biotope)は、野生の生き物たちの住みかのこと。
町や野山に生き残っている野生の生き物たちがくらしやすいように手入れした場所も、ビオトープと呼んでいます。
誰のためのものか?
野生の生き物たちのためにつくる場所ですから、自由に出入りできる所じゃないと困ります。
たとえば、屋上やベランダに小さな池や睡蓮鉢の水たまりを作ってみたらどうなるでしょうか?そこにやってくる小鳥やトンボたちは、そこで暮らすのもどこかにでかけていくのも自由にできますから、彼らにとってはりっぱなビオトープですね。

でも、そこに野生のメダカやカエルを連れてきてしまったらどうでしょう?この子たちは、近くの川や田んぼにでかけていくことはできませんし、まわりからも遊びにくることはできません。だから、屋上やベランダの小さな水辺は、羽を持たないこの子たちにとっては、ペット用の水そうに閉じこめられてしまったのとちっとも代わらないんですよ。
つまり、
同じ場所でも、ある生き物にとってはビオトープとして役に立っても、別の生き物には牢屋(ろうや)でしかなかったりするんですね。
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