よくわかっていないものを
壊さずそのまま回復させるには?
野生の生き物たちには同じ種類であっても地方ごとの違いがあるのですが、まだまだ研究が進んでいないことがほとんどなので、うっかり他地域からの野生生物を持ち込んでしまうと、いろいろと困ったことが起こるのがわかりましたね。
しかし、色んな生き物たちの暮らしぶりや進化の歴史、地方ごとでの家系の違いや遺伝的特徴などを明らかにして行くには、とほうもない時間が必要です。
だからと言って、研究が進むまで何もせず、身の回りの自然が壊されていくのを見過ごすわけには行きません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
答えは意外に簡単です。
ルール その1
むやみに他地域から野生生物を連れてこない。
野生の生き物たちが暮らしやすい場所を作るとき、その地域に生き残っている生き物たちが自由に行き来できる住みか(かくれ家やエサ場)を整えてあげればいいわけです。
とは言え実際には、チョウの幼虫(イモムシ)のように食べる草の種類が決まっていたりで、色んな昆虫が暮らせる多様な環境を取り戻すには、たくさんの種類の野生植物の暮らしを回復させなければなりません。それには、生態系のバランスを壊さないように、何年もかけて回復の手助けをする必要があります。
そう、自然を壊すのは一瞬で出来ますが、再生には途方もない時間が必要だったりするのです。しかも、いったん滅ぼしてしまったら、その地域独特の特徴を保っている野生生物の代わりはいないのです。
それでは、
野生生物がほとんど生き残っていない都会では、どうやったら自然を回復させることが出来るのでしょうか?
背後に人の手で守られてきた薪炭林(二次的自然)がひかえている里山の暮らしでは、何を注意して暮らせばいいのでしょうか?
豊かな大自然のまっただなか、奥山エリアで自然を守るにはどうするのがいいのでしょう?
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