町田市立国際版画美術館で公開講座を行います
2009年度 公開制作
版画のつくり方/一版多色刷り銅版画
実演・解説 木寺 啓幸氏(版画家)
今回は様々な版画の技法から、S・W・ヘイター(イギリス、1901−88)が考案した銅版画一版多色刷りをご紹介いたします。版画では一色のインクで刷り上げる単色刷りも見られますが、大変複雑な色刷りの多色版画もあります。私たちがよく目にする浮世絵での色刷りは、それぞれの色の版を作っておき、版に彫りつけた見当で色がずれないように位置をあわせながら刷り重ねていきます。これに対してヘイターの多色刷りは、一枚の版の上に複数の色インクをのせてゆき、いっぺんに刷っていくものです。ヘイターはこの技法による抽象的なイメージの銅版画で、東京国際版画ビエンナーレ・第2回展(1960年)の国際大賞を受賞しました。また、版画工房も主宰していたヘイターのもとでは各地より画家・版画家が集まり、その技法を学びました。公開制作では、和光大学・芸術学科非常勤講師でもある木寺啓幸さんが、ヘイター刷りの技法による多色銅版画作品の刷り工程を公開してくださいます。解説は、進行に合わせて適宜行う予定です。版画を知らない方もお気軽にご来館ください。
略歴 1949年 長崎県生まれ
1973年 和光大学芸術学科卒。日本版画協会展に出品(〜80年)。以降個展・グループ展多数
1981年〜 木寺版画工房設立、刷り師としても活動する
現 在 和光大学芸術学科・非常勤講師、日本美術家連盟会員
期 日 2009年 9月19日(土)
時 間 午後 1時30分から 4時30分 (開室 午後1時)
会 場 町田市立国際版画美術館・1階 版画工房
内 容 一版多色刷り銅版画の制作手順とその表現について
定 員 50名・無料 (先着順、制作中の入退室自由)
問合わせ 町田市立国際版画美術館 普及係/042−726−2889
所在地 〒194−0013 東京都町田市原町田4−28−1
交 通 小田急線・町田(新宿より急行で約35分)または、JR横浜線・町田(八王子、東神奈川より、
それぞれ約30分)下車 各、町田駅より徒歩 約15分
※駅よりバスをご利用の場合は、 町田バスセンター 8番乗り場(神奈川中央交通)
町92系統/高ヶ坂団地行き 『高ヶ坂センター前』下車 バス停より徒歩5分
○次回の公開制作 2010年3月20日(土) 版画の作り方/木版画 ・小林義昭(竹芳洞)

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