就活で50〜60もエントリーシート出す、やつはさすがにいないか。
ただとにかく大企業いっぱい受けて、5、6社から内定もらって、そこから悩む。
みたいなのが就活ではないだろう。
なんだかんだで付け焼刃の対策は私も嫌いである。
今しとかないと後で後悔するからという考え方はなんだか本質とずれてる。
今までしてなかったんだからその自分もしっかり繋げて捉えてやりたい。
たとえばテスト、とか。普段はまあ、テストくらいか。
だから就活用の人間を作るのではなくて、過去の自分と、今の自分と社会を繋げて、
「それには自己分析が…」なんていうけど自分のことは常に分析しとけよ、と思うのと、社会を学ぶんなら、就活サイトよりも新聞じゃないの? と思うもんで、
「自分の延長上に、自分から繋げて考えれる会社に出会うこと」
を目標に、かつ背伸びをしないことを大前提に進めていきました。
「背伸びをしない」なんて信念のもと、面接ではしっかり、
あんまり考えてませんが…
とか
漠然となんですけど…
を多用しまくった。だってまだビジネスマンじゃないもの!!
「いやあ、しっかり語れるに越したことない」なんて全くそんなことはなくて
そこらへんは会社によるんですね。
私の第一希望は教育に自信があるみたいで、かつ人間もともと完璧じゃないので、ってハッキリ言ってくれていたので、馬鹿みたいに素直にしゃべってやった。
なんで面接で彼女のことを真剣に説明しているんだろう?
とか思わなかった。目の前にいる人間(社長さん)をわりと一瞬で
ああ、この人は好きだ。
と思えたので、まったく苦にならなかった。
ただその会社に本気で入りたかったので対策はめちゃめちゃ練った。
「教育に自信がある」
「嘘のないビジネススタイル」
「人間は可能性だというとらえ方」
「言葉を大事にする社風」
「コンサル業でありながら、自らが率先して動く働き方」
「社員が共通して使う言葉、その会社独自の言語空間」
「裏表なく明るい社員」
「社員の学生と話すときの話の聴き方」
「カリスマ経営者、人気商品ではなく概念の統一に組織の一体感」
等々。分析はここからさらに深めていき、では実際この会社が必要としている人材を、もちろん会社の「求める人材像」みたいなのも照らし合わせながら、自分なりの答えを導いていく。もちろん新卒相手を前提とした場合だ。
「物事の本質を見極めようと思考するが批判するよりも行動派で、ちゃんとすることが好きで、周りからの注意にへこまず素直に受け入れ、成長してくことを自ら考えていける人間」
ってことになった。
ここには、頭のよさ、知識の有無、口のうまさ、なんかは含まれていない。それは本当のビジネスをしたいというのがこの会社のモットーであって、「巧い」人間は特に求めていない。次はこの人材像と自分の擦り合わせをしていった。
本質を見極めようとする→○ 物事をつなげて考えるのが好き
批判より行動→△ する、しないよりもどうするかを考える派
ちゃんとすることが好き→△ ちゃんとするのも実は好き。ダメな面もいっぱい。
批判を素直に聞き入れる→× 自分を守るガードを張ってしまう。
変にへこまない→◎ へこむのが嫌い。現実的前向き思考派。
自律心→◎ 中学のころから既に自分で考えて自分の力で自分を高めたい派。
となった。これは一番危ない、「素直」というところがネックになった。
たぶんこの会社は、ここを一番大事にしてる。
ということで自分の中に素直を見出す旅を始めた。
ん?
なんて素直なやつなんだ!
ってすぐ思った。この会社の言うことをしっかり聞いて、自身の問題としてしっかり考えられている。というか、これは素直か。
ってことになった。
つまり結論はこうだ。
素直とは前を向いて真剣に考えることである。
これなら、なんとか自分の中に見出せそうだ。
あとは、飾らないこと。
これはなんか長い時間をかけて、少しづつだが出来るようになってきた。何回も失敗してるが。少なくとも飾っている時に意識するようになったし、人の話を真剣に聞けるようになってきた。
就活に入ってから一番得たものは「謙虚」ということかもしれない。
だけどもついつい理論武装でガードしてしまう。
だもんで、最後の面接は、むしろ何も用意して行かなかった。
その時の会話を楽しみ、てらうことなく喋ること。
正直に。素直に。
社長相手に。
というか社長相手に偉そうにしゃべれない。
6回、その会社は面接があって(面接しかない)
役職が昇るにつれて素直に話のできる自分に出会えた。
社長はやっぱり凄い人で、私がこの会社に魅力を感じていた、その魅力を体現してくれている人だった。というかこの会社はこんな人ばっかりでもある。ただ社長はそこに経験という自信も加味されているので、かっこよかった。
結局私は全くふらふらしている人間に映ったみたいで、
終わったあとの社長は苦笑いだったそうだ。
苦笑いで、「よい!」
と言ってくれたらしい。
就活を終えた云々ではなく、来年からこの組織の一員になれることが嬉しい。

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