家事検定がニュースになっていた。
正確には、他の“新”検定と一緒にニュースになっていた。
家事検定だけじゃなかったのですね。
子育てパパ力検定、東海道検定 、かながわ検定横浜ライセンス、新潟清酒達人検定、球磨焼酎案内人検定、稚内観光マイスター検定………。
中でも「子育てパパ力検定」というのが面白そうだったので調べてみる事に。
■子育てパパ力(ぢから)検定
オフィシャルサイトを見ると、主催が
NPO法人ファザーリング・ジャパンで、後援には経済産業省、東京都、兵庫県とある。
これだけ見ていると大変素晴らしい検定に思えるので、この時点までの情報では「旦那と一緒に勉強しようかな」と思っていました。
しかしその考えは、
練習問題の前に失せる。
設問2の時点で「ん?」と思ったが、設問6でさらに不快になり、設問8の
『サザエさん』の波平とマスオの勤める会社名の組み合わせで正しいものはどれでしょうか?でキレた。
ふざけるな。
その知識が育児に直接影響するのか。するのか?しないだろう。
設問8は「サザエさん検定」、設問6は「昔話検定」なるもので出題して頂きたい。
設問2については「
おやつを食べるようになる子もいます」って何だ。
離乳期とおやつの関係はそういうものじゃない。
設問1をはじめ、解説が明らかに必要な問題に解説がないのもおかしい。
載せないならのせないで「続きはテキストで!」とか購買意欲をそそらせる必要があるだろう。
尤も私はこの練習問題で購買意欲どころか受験意欲も削がれたが。
とにかくあまりにも問題が稚拙。
本試験も見てみたが、練習問題と変わらぬ稚拙さ。
監修誰だ。
現役の家庭科教員や保育士のチェックは入れたのか。
特定のアニメや絵本の知識を問うな。漢字の部首とかここで問うな。
その手の問題の中で良問と辛うじて言えるのは設問50だけだ。
とどめが企画協力・運営が
日本出版販売株式会社である事実。
昨今のペーパーレス文化で本の売り上げが落ちる中、検定試験の問題集だけは確実に売れているこのご時勢において、新しい検定が生まれる事は出版業界の救い手になると以前ニュースで見たけれど、少なくともパパ検に関しては「
ああ、テキスト売りたいだけね」と思われても仕方ないだろう。
良問題もあるしそれらは評価するが、どう考えてもお遊び要素の問題や文章が稚拙な問題の羅列がある限り、少なくとも私はそう思う。
まずパパ検主催はオフィシャルサイトでアンケートを募るべきだ。
家事検定がそうしているように、アンケートを募れ。
受験者だけでなく、広く世間に募るのだ。
さらに育児の現場にいる人たちの声を聞け。
その上で二度目を作るなら、もっと名前に恥じない検定にしてくれ。
「子育てパパ力」に本当に必要な知識を問う検定に。
「検定」と付けば何でも受けたがると思わないで頂きたい。

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