加奈がいなくなったあと真っ先に留加が俺のところにやってきた。
留加が俺のむなぐらを掴んだ。
「お前ばらしたろ?なぁ?どうなるか分かってんだろうな?」
''キャァ!!!''
女子が甲高い悲鳴をあげる。
口がきれている。
ポタポタと赤い液体がたれる。
「どうしたんだ!!」
隣のクラスの教師の杉浦が来た。
市川が俺をかばう。
「えーと、長谷川さんがぁ、こけっちゃって、口がきれちゃったんですぅ。」
留加がくすくす笑う。
「本当か?長谷川?」
杉浦が全部言う前に市川が口早に言う。
「痛そうなんでつれてきま〜す^^」
留加と市川が俺をつれて教室を出る。
一体、俺、どこで道まちがえたのかな?