北大路魯山人 没後50年特別展に信楽の陶芸の森へ行って来ました。
北大路魯山人と言えば「美味しんぼ」の海原雄山を
想像してしまうのはあまりにも滑稽だろうか。
陶芸をはじめ書・絵画・漆芸・金工など、
さまざまな分野で、個性あふれる作品を数多く生み出した
北大路魯山人(1883〜1959年)。
生涯をかけて日本の美と食を追求した魯山人の評価は
没後50年を経て、今なお高まっているということです。
平日にも係わらず、多くの方が来られていました。
場所的に陶器の里での展覧会のため、陶芸の作品が殆どで、
日本画や書の展示は数点だけで、陶芸に興味のある方には
素晴らしい展覧会だったと思います。
私的には日本画を見たかったので、展示数が少なくてチョット残念でした。
でも、そんな魯山人の作品を見ていると、
こちらにもその自由闊達な精神が伝わって
なんとも言えずおおらかな気持ちになるのです。
恥ずかしながら、魯山人が書家、篆刻家として
出発した方だったとは知らなかったです
魯山人は全ての作品作りには師をもたず、
自分の力だけで、素晴らしい作品を数多く世に送り出した人です。
特に美と食に執念を燃やした人で、私生活では愛情を知らず、
我が子にも冷たく、壮絶で寂しい人生だったようです。
自らの才能と美への追及だけを信じて生きた壮大なる奇人・才人
彼の信条は、自然界の美しさを師とする「自然美礼讃」を信条に、
生涯をかけ美を追求しました。
彼のすごいのは、良い料理には良い器が、
器の陶器を作るには絵ができ出来なければならないと、
関連するもののすべてを取り込んで、自分のものにしてしまったというところです。
独学で芸術を学んでいる方は多いのですが、やはり天性の素質が無ければ
多芸にわたって素晴らしい作品は生まれてこなかったでしょう。
そう言った意味でも、魯山人て凄い人だと改めえ感じました。


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