2006/5/15
戦前方式の真空管ラジオ、完成したであります。
が、鳴りませぬ・・。
ピーピーは言うのでありまするが、まともな音声になりませぬ。かすかに声らしきものが聞こえたりするのでありますが、すぐに聞こえなくなりまする。説明書を読んでも解決しませぬので学研のHPを開きますると、様々なトラブルについて細かく丁寧に解説してあります。が、うまくいきませぬ。投げかけたのでありますが、ふと目に留まったのが、「こんな音が聞こえます」という音声ファイル(下のほうにありまする)であります。「調整中の音」まで用意してありまする。丁寧でありますね。感心致しました。
かすかにしか聞こえぬものなのだろうと思いつつ、聞いてみたのであります。ガーーン・・。思ってもみなかった朗々とした音声。。え〜、こんな音がでるの〜?? とショックを受けたであります。
再びトライすること30分、 ピ〜〜・・、 らくごってーものは ・・
やった〜〜〜〜、鳴りますた!!
調整の仕方でありました。同期したところで、一旦ボリュームを上げまするとピーーと鳴りますので、これはイカンと音量を絞ったのが悪かったのであります。そのまましばらく待っておりますると、ピーが消えて音が聞こえてきまする。さらに、少し上げてまたピーと鳴るのをやり過ごして待つ、ということを繰り返しながら音量を上げていくのであります。現代機器に慣れきったわたすには、ハウリングを起こしたものを収まるまで待つなどという悠長な発想はありませぬでありました。
昔の人は、微妙な工夫をコツコツ積み重ねて立派な文化を享受していたのでありますね。感動したのであります。そういえば、車も昔はしょっちゅう壊れて、ポイントだキャブだといじったでありますが、最近はすっかりそんなこともなくなったであります。便利なようで寂しいかも・・。
先人の叡知を教えてくれた戦前ラジオ!


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投稿者:igakukan
生徒さんにお聞かせしているのでありますが、あれこれいじって、ピー、ギャーという雑音の中から、人の声が浮かび上がってきた時、どの方も、「うわぁ〜」とか「えーーっ」とか嘆息を漏らされまする〜
投稿者:ますなお
完成おめでとうございます。\(^▽^)/♪
組み立ての流れの詳細については
よくわからないのですが、
このようなラジオがあったことを
igakukanさんのHPで知ることができました。
またおもしろいもの、期待しておりま〜す。^v^