現場で働く人間の意識を高めるには知識、技術の教育も当然だが、そこで働くことに誇りを持てることが大切だろう。誇りとは結局、給与水準のこと。1970年代アメリカの精肉業界は労働組合が強く、労働者の待遇も良かったためか、作業中の事故の確率は低かった。しかし、大手ファーストフードチェーンの台頭で肉の値は下落、給料の高い精肉の熟練技術者はいなくなり、肉を加工する現場で働くのは安く使える移民や貧困層が中心となった。結果、作業中の事故も増え、精肉加工場は最も危険な職場といわれるようになった。これがグローバル化とやらの流れらしい。

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