スケジュールを守ることを安全よりも優先した代償が、とてつもなく高くついたのは周知の通りだ。
この本の刊行は2001年なので、03年のコロンビア号空中分解事故についての記述はない。現在、後継についても取り沙汰されているスペースシャトルだが、実は欠陥品だったとする論調もあるという。本の中の豊富な事例を紹介していけば付け加えることはないくらいだが、さすがにキリがない。
読み進めていくと、最悪の事故の現場に自分が居合わせているかのように感じ、とても暗い気持ちになる。しかし不思議なのは、事故にいたる過程に滑稽さを感じることだ。

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